自宅兼事務所歴5年のわたしが、いま実際につかっている「仕事モードをオンにする朝のスイッチ」についてお話をしてみます。
仕事スイッチ、ON!
自宅兼事務所で仕事・生活をはじめてから5年以上になります。
自宅兼事務所、と言うと。オンとオフの切り替えがうまくできない。とくに朝、仕事をはじめるときに「スイッチ」が入らなくて困る… みたいなハナシを見聞きするところです。
そこで。自宅兼事務所歴5年のわたしが、いま実際につかっている「仕事モードをオンにする朝のスイッチ」についてお話をしてみます。具体的には、こちらの5つです↓
- シャワーを浴びる
- 仕事着に着替える
- 神棚にお参りする
- トイレ掃除をする
- コーヒーを淹れる
それではこのあと、順番に見ていきましょう。ご参考になるものがあれば幸いです。
自宅兼事務所で仕事モードをオンにする朝のスイッチ5選
【スイッチ1】シャワーを浴びる
わたしは毎朝、シャワーを浴びる習慣があります。これはずーっと昔からです。これをいまは、仕事モードをオンにするスイッチのひとつだと考えています。
よく知られるところではありますが。朝にシャワー浴びると、副交感神経(リラックスモード)から交感神経(緊張モード)に切り替わり、目覚めがよくなる。というわけですね。そういう意味では、少し熱めのシャワーがいいらしい。
なお、わたしはシャワー前に運動をすることもあります。いまは、週4日のペースです。うち3日はHIIT(全力ダッシュ20秒と休憩10秒)を 10分くらい。1日は 20km前後のランニング(きょうは 18km)。そのあとでシャワーを浴びます。朝はわりと弱いわたしですが、これでさすがに目は覚めます。
夏場は、温水シャワーのあとに冷水シャワーも。30秒くらいの水を浴びると、温水だけを浴びたグループよりも、病欠日数が 29%少なくなった。さらには、定期的な運動と組合わせて行ったグループは 54%も少なかった、みたいな研究結果があるらしく。健康にも良さそうなので。
だいたいは、シャワーを浴びながら「きょうのブログはどう書こうかなぁ」と考えています(毎朝のブログ執筆が習慣なので)。アタマのなかで「書き出し」をイメージしておくと、実際に書きはじめるときにもスムーズです。
【スイッチ2】仕事着に着替える
わたしは毎朝、仕事をはじめる前に「仕事着」に着替えています。自宅兼事務所なのですから、着替えなければいけないわけではないのですが。それでも着替えるようにしています。
良くも悪くも、「服装が気持ちをつくる」という部分はあるからです。なので、あえてユルユルっと過ごしたい場合を除いて、パリッとした気持ちに切り替えたいのなら「着替え」はしたほうがいいでしょう。
とはいえ。スーツまで着る必要もないし、襟付きのシャツさえ着る必要はないかもしれません。
要は、じぶんが「いま仕事モードなんだ」と認識できる服に着替えればいいだけです。じぶんが「これは仕事着」だと決めている服に着替えればいいだけです。
ちなみに。いまの季節(6月下旬)だと、わたしはTシャツとアンクルパンツです。以前はもうちょっとパリッとしていたんですけどね。心地よさを重視した結果、こうなりました。
それって、もう家着じゃん。仕事着じゃないじゃん。と、思われるかもですが。さきほども言ったとおり、だいじなのは「じぶんの認識」です。じぶんが、仕事着だと認識していれば、気持ちは切り替わるものです。
というわけで。夕方、仕事が終わると、「家着(寝間着)」に着替えます。Tシャツ(仕事用とは違うもの)とステテコに。オフにも着替えて、気持ちを切り替えるのがだいじ。と、考えています。
【スイッチ3】神棚にお参りする
仕事部屋には、神棚をつくってあります。神棚と言っても、壁にちょっとした棚を取り付けて。最低限の神棚、といったところです。それでも、神棚は神棚。そこに、神様(木札)をお迎えしています。かれこれ3年ほど↓
この神棚に向かって、毎朝仕事をはじめる前にはお参りをしています。わたしは無宗教であり、特段、神様の存在を強く信じているというわけでもありませんが。それでも、神棚を前にすると、背筋は伸びるものです。
そういう意味では、「スイッチをオンにする」という効果はあるものと考えています。また、仕事中にも神様に見守られているような状況ですから。ダラダラしにくい、サボりにくい、という副次効果が… あるかもしれません。
それはそれとして。まずは、お供えのお水を取り替えて、所定の日にはお酒もお供えして。神棚を前に、こんなことを言いながらお参りをしています↓
きょうもいつもどおりの朝を迎えることができました。いつも見守ってくださりありがとうございます。
きょうもじぶんにできること、すべきことに努めます。きょうも1日、よろしくお願いします。
これで、「よし、きょうもはじめるぞ!」という感じになります。
【スイッチ4】トイレ掃除をする
毎朝、トイレ掃除もしています。自宅兼事務所ですから、おうちのトイレでもあります。朝のトイレ掃除は、開業した当初から続けていることのひとつです。
以前に勤めていた会社で、始業前に社員全員で社内掃除をしていました。そのイメージもあってはじめたことでもあります。掃除をすることで、仕事モードがオンになるわけですね。
なかでも、とりわけ「トイレ」の掃除を欠かさないようにしています。トイレが汚い会社の業績は悪い、というのはよく言われる話でもありますし。
トイレが汚いのをなんとかできないほど余裕がない。みんながつかう場所をきれいにつかおうという心持ちがない。そういう社長なり、社員なりの会社の業績が悪いのは、うなづけるところでしょう。
それはともかく。朝トイレ掃除をしないことにはすっきりしない。仕事をはじめる気にならない。というカラダになってしまいました。おかげで、トイレ掃除が終わると、仕事モードがオンになります。
【スイッチ5】コーヒーを淹れる
目覚めのコーヒーって、いいですよね。コーヒーは大好きです。でもわたしは、朝起きてから1時間半〜2時間くらいはコーヒーを飲まないようにしています。
ヒトは朝起きるころに、脳を覚醒させる働きがあるホルモン「コルチゾール」の分泌が高まる。ところが、コーヒーに含まれるカフェインが、コルチゾールの分泌を阻害します。
すると、脳を覚醒させるためにもっとカフェインを… となり。カフェインを摂ることでカフェインに耐性がつき、カフェインに依存しやすくなる。よくありませんよね。睡眠障害の原因にもなるそうです。
また、起き抜けにコーヒーを飲むことで、カフェインとコルチゾールのW作用により、覚醒するばかりでなく緊張や焦燥感を生み出してしまうとの話もあります。これもよくない。
というわけで。わたしは、朝のルーティーンや身支度が終わってから、本格的に仕事をはじめるぞ! というタイミングでコーヒーを淹れるようにしています。
これだと、コーヒーを淹れるという「行為」と「カフェイン」とが、仕事モードをオンにするスイッチとしてうまく機能するはず、という考えです。
まとめ
自宅兼事務所歴5年のわたしが、いま実際につかっている「仕事モードをオンにする朝のスイッチ」についてお話をしてきました。ご参考になるものがあれば幸いです。
- シャワーを浴びる
- 仕事着に着替える
- 神棚にお参りする
- トイレ掃除をする
- コーヒーを淹れる