飲む人が増えているという、ノンアルコールビール。
生産性にこだわるわたしが、そんなノンアルコールビールに切り替えたメリットについてお話をしていきます。
ノンアルでもうまいんだな、これが。
ノンアルコール飲料を飲む人が増えている、というデータがあります。わたしもまた、そのひとりです。お酒の代わりに飲んでいるのが、ノンアルコールビール。うまいんだな、これが。
じゃ、なくて。もともとは飲んでいたお酒を、ノンアルコールビールに切り替えたのには「ワケ」があります。それは、ノンアルコールビールには「生産性」の面でメリットがある、と気づいたからです。
というわけで。ふだんから生産性にこだわるわたしが、ノンアルコールビールに切り替えたメリットについてお話をしていきます。ぜんぶで7つ、こちらです↓
- 幸福感UP、やる気UP
- 脳にやさしい
- 良質な睡眠につながる
- 飲んだあとにも生産性が下がらない
- 味が良く、飲んだ気分になれる
- 暴飲暴食になりにくい
- 低カロリーで健康志向
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
生産性にこだわる僕がノンアルコールビールに切り替えたメリット7選
【メリット1】幸福感UP、やる気UP
ノンアルコールビールを飲むと、幸福感がUPします。やる気がUPします。などと言うと、なんだか怪しげなフンイキ満載です。ただ飲みたいだけじゃないか、と思われそうです。
それも否定はしませんが、でもちゃんと「根拠」はあるんで。
ノンアルコールビールのもとになる「麦芽」には、「ホルデニン」という成分が含まれています。そのホルデニンは、ヒトの幸福感ややる気に関わる「ドーパミン」の代わりとして作用するようだ、という研究結果があるそうです。
麦芽はビールにも含まれるものであって、ビールを飲むと、なんだか「良い気分」になれるのは、ホルデニンのおかげかもしれません。良い気分になれれば、その後の生産性も上がります。
同じ効果をえられるのは、ノンアルコールビールのメリットだと言えるでしょう。
【メリット2】脳にやさしい
ビール特有の苦味や香りのもとになるのが、「ホップ」です。ホップは、ノンアルコールビールにもつかわれています。で、そのホップに関する研究はいろいろありまして。
ひとことで言うと、脳にやさしいんじゃないか、みたいなことが言われています。もう少し具体的に言うと、認知機能を高めてくれたり、ストレスの改善に影響したり。これらは生産性にも影響するものです。
認知症予防にもなるんじゃないか、というから驚きです。飲むとストレス発散になる!というのは、アルコールのせいだけではなく、ビールであればホップのおかげかもしれません。
ノンアルコールでも同じように脳にやさしいのであれば、やはりメリットだと言えるでしょう。
【メリット3】良質な睡眠につながる
先ほどふれた「麦芽」には、GABAという成分が含まれています。いちどは耳にしたことがあるかもしれないGABA。アミノ酸の一種であり、ストレスをやわらげ、リラックスさせる効果があるそうで。
結果、カラダは「副交感神経系優位な状態」にみちびかれ、良質な睡眠にも役立つことが研究でわかっています。
また、「ホップ」がストレス改善に役立つことは、先ほどお話ししたとおりです。ホップには鎮静作用があるため、これまたリラックス効果を得られて、良質な睡眠につながります。
じゃあ、もうビールでいいじゃん。ノンアルじゃなくていいじゃん。と、思われるかもしれませんが。
ビールはダメです。利尿作用がありますので夜中トイレに起きたり、アルコールの影響で眠りが浅くなったり。ビールは、睡眠に悪い影響を与えます。結果、翌日の生産性は低下します。
この点、良質な睡眠につながり、翌日の生産性向上が期待できるのはノンアルコールビールのメリットでしょう。
【メリット4】飲んだあとにも生産性が下がらない
わたしは、お酒を飲むとすれば夕食時。お酒を飲むと決まって、その後の生産性は下がります。夜はだいたい読書をするのですが、なかなかアタマに入ってこなくなったり。読書以前に、ダラダラしてしまったり。
たまにはそれもいいのかもしれませんが、生産性にこだわるわたしとしては不満が残ります。あぁ、また酒に飲まれてしまったぁ… と、後悔さえします。二日酔いになろうものなら、最悪です。
ちなみに。アルコールには強力な利尿作用があり、認知機能に必要な栄養素(マグネシウムやらカリウムやら)も水分といっしょに体内から失われます。なので、お酒を飲んで生産性を維持するのはムリなんですね。
お酒を飲んだ直後はもちろん、二日酔いの状態にあっても、集中力や記憶力、判断力といった部分に問題が残ります。
アルコールから回復するのには、相当な時間がかかることを考えると。お酒をノンアルコールビールに切り替えるメリットはあるでしょう。
【メリット5】味が良く、飲んだ気分になれる
なんでしょうね、お酒は飲みたくなります。お酒の味が好きなのか、それとも飲んだ気分が好きなのか。この点で、ノンアルコールビールは味が良く、飲んだ気分にも近づけるものと感じています。
その昔、しかたなく飲んだノンアルコールビールなどは、「なにこれ、マズ…」みたいなものでした。ところが、最近のノンアルコールビールときたら、わたしの舌では判別できないほどビールなものもあります。
もうこれでいいじゃん。いろんなメリットを考えたら、むしろ、これがいいじゃん。そう思います。
それだけ味が良いからか、どうなのか。酔った心地になる、というのはあながち「気のせい」でもないようです。ノンアルコールによる「空酔い」というハナシがあるそうで。
ノンアルコールの「味わい」だとか「香り」だとかを、脳が誤認識して酔ったような状態になる。いわゆる「プラシーボ効果」ですね。こういったことが、起こりうるんじゃないかと。
これだけノンアルコールビールの味が良くなると、脳の誤認識もありえるハナシです。もっとも、空酔いして生産性が下がるようでは困るんですけど。そこは、自身の精神力で乗り越えましょう。
【メリット6】暴飲暴食になりにくい
わたしはお酒を飲むと、すごく食欲が増します。いつも以上に、いろいろ食べてしまいます。飲んで食べて、食べて飲んで。完全なる暴飲暴食です。カラダにいいはずがなく、生産性には悪影響。
でもなんで、そんなことが起きるのか? いろいろ言われているようですが、ひとつは「アペリティフ効果」。アペリティフとは「食前酒」のこと。もともと食前酒には、食欲増進効果のねらいがあります。
それぞれのお酒に含まれる成分によって、食欲がアップする。たとえば、ビールにを飲むとガストリンなるホルモンの分泌が増えて、結果、胃酸の分泌が促されるために食欲がアップするのだそうで。
また、アルコールによって満腹中枢がやられるから、みたいなハナシもあります。いくらでも食べられてしまう。あとになって、食べ過ぎたと気付く… 感覚的・経験的に理解できるところです。わたしには。
ノンアルコールビールだと、そういったことはないようで。暴飲暴食になりにくいのは、メリットのひとつでしょう。
【メリット7】低カロリーで健康志向
ノンアルコールビールのカロリーは、おおむね 350mlで 50kcal前後。ノンアルコールかつ、ノンカロリーというものもあります。
これがふつうのビールであれば、150kcalくらいになりますから。ノンアルコールの3倍です、3倍。いちおう、2回言いました。だいじなところなので。
ふつうのビールのカロリーが高いのは、アルコール自体にカロリーが含まれているからですね。もっとも、アルコールに含まれるカロリーは「エンプティカロリー」と言われ、すぐに消費されるカロリーだとされています。
とはいえ、カロリーのとりすぎは体重に与える影響よりも「脳」に与える影響が問題だ、というハナシもあります。カロリーのとりすぎは避けるに越したことはありません。
また、ビールには「糖質」なんかも含まれていますからね。健康を考えると、カロリーよりも糖質のほうが気になるところです。この点、ノンアルコールビールには「糖質ゼロ」の商品もあります。
低カロリーで健康志向。カラダあっての生産性ですから、ノンアルコールビールのメリットだと言えるでしょう。
ちなみに。ノンアルコールビールのなかには、けっこうな「添加物(人工甘味料とか、カラメル色素とか)」が使われているものが少なくありません。「味が良い」という話をしましたが、よりビールに近づけるためには添加物も必要なのでしょう。
いやいや、それって健康じゃないんじゃね? という見方もありますよね。なので、添加物ゼロのノンアルコールビールを選ぶ、というのもいいのではないでしょうか。
わたしが飲んだことがあるもので言えば、こちらなんかがおすすめです(いずれも無添加)↓
まとめ
飲む人が増えているという、ノンアルコールビール。生産性にこだわるわたしが、そんなノンアルコールビールに切り替えたメリットについてお話をしてきました。
たまにはお酒もいいけど、いちぶでも、ノンアルコールビールに置き換えてみるのはいかがでしょうか。
- 幸福感UP、やる気UP
- 脳にやさしい
- 良質な睡眠につながる
- 飲んだあとにも生産性が下がらない
- 味が良く、飲んだ気分になれる
- 暴飲暴食になりにくい
- 低カロリーで健康志向