「HHKB Professional HYBRID Type-S」のために悩みながら買った、オプション品たち全9点、総額21,050円について。買ってどうだったのか? も含めてお話をします。
モノは良いけど、高すぎる。
執筆だけでも1日に1万字以上の入力をすることが少なくありません。という言い訳(じぶんに対する)とともに買ったキーボード「HHKB Professional HYBRID Type-S」のお値段 35,200円。
高い、高すぎるよ。キーボードだけで 35,200円はほんとうに高い。ですが、モノ自体には「満足」をしています。後悔は無し。そこについては、以前にも書きました↓
HHKBはすっかりお気に入りのキーボードになった結果、どうしても「オプション品」が欲しくなり。悩みながら買ったオプション品は、全9点、総額 21,050円。高い、高すぎるよ。というデジャヴ。
キーボード本体とあわせて 56,250円は、わたしにとっては「とても高い」買い物です。だから、悩みながら買いました。結果、どうだったのか? ということを含めて、それぞれのオプション品についてお話をしてみます。
わたしと同じように、オプション品を買うのに迷っている人の参考になるようでしたら幸いです。それでは、いってみましょう。
HHKBのために悩みながら買ったオプション品たち9点21,050円
FILCO Genuine ウッドリストレスト Mサイズ【3,980円】
まずは、木製リストレスト。木の板に、約 4,000円です。木の板に。だいじなんで2回言いました。ハタから見たら、高すぎるシロモノでしょう。
でも、HHKBユーザーの多くが、好んでつかってるみたいなので買ってみました。なんなら、キーボードよりも先に買いました。結果… 買ってよし。
あるとないとでは全然違います。HHKBは背の高いキーボードなので、リストレスト無しではつかいづらいと感じることでしょう。また、木の硬さが想定を超えてよかったです。
いままではずっと、低反発のリストレストをつかっていたので、木には不安があったのですが。硬さで手首が痛くなるようなこともなく、硬さゆえに安定感があります。
ちなみに。メジャーな木製のリストレストとしては、バード電子製のモノもありますが。わたしが買った FILCO製は「傾斜(手前に向かって下がる)」がついているので選びました。
傾斜がなくフラットなバード電子製よりもつかいやすいのではないか、と。実際につかい比べていないのでわかりませんが、FILCO製を満足してつかっています。
HHKB吸振マットHG(バード電子製)【2,970円】
続いて、吸振マット。なんじゃそれ? と、思われるかもしれませんが。HHKB本体の底面に貼る、厚さ2mmほどのマットです。これにより、キーボードが発するタイプ音を軽減できる。らしい。
とはいえ、わたしが買った「HHKB Professional HYBRID Type-S」自体が、「静音タイプ(Type-S)」です。そのうえマットいるか? と言われれば、なんとも言えません。
実際、マットを貼る前と後とでは、「劇的に変わった!」とは言いづらい状況です。でも、変わったのはたしか。より静かになる、という点では間違いないでしょう。
わたしは、外(カフェとかコワーキングスペースとか)に持ち出して、HHKBを利用することも想定していたので、「とりあえずできることはやっておこう」との思いもあって買ったしだいです。
なお、このマットを貼ると「グリップ力」がアップします。机の素材(わたしのはガラス)にもよるのでしょうが、めっちゃグリップされるので、タイプしていてズレるようなことは万が一にもありません。
にしても、マットひとつで 2,970円はやっぱり高いなぁ、と思う。ただ、いま見たら売り切れみたいで(楽天、Amazon)。他社の汎用品っぽいのが 2,000円で売ってました。それで良いんだと思う。
PFU カラーキートップセット【1,980円】
まんまキートップです。既存のキートップを交換して楽しむ、という「自己満足」以外のなにものでもないオプション品です。交換したからと言って、実質的な機能アップはなにもありません。
はっきり言って、なくていい。なくていいけど欲しくなる。そういう品です。
だから、買いました。キーが4つと、キーを本体から外すのにつかう工具がセットで 1,980円。だ・か・ら、高いんだって。工具はともかく、キー4つですよ。
実際には、無刻印か刻印のいずれか2つしかつかわないものですし。文句があるなら買わなくてよろしい。
でも、たぶん買うんだなぁ、これが。実際、良いですよ。わたしの「墨色」のキーボードに、このカラーキートップ「赤」と「青」は映えます。テンション上がる。だから、たぶう買うと思うよ。高くても。
HHKBキーボードルーフ(Professional用/スモーク)【4,400円】
HHKBの上にかぶせる、「プラスチックのフタ」的なものです。機能的には、「不使用時のキーボードのほこりと誤操作を防ぐ」とされています。
正直、いちばん悩んだオプション品がこれです。買うかどうかでかなり悩みました。だって、おかしくないですか。プラスチックのフタに 4,400円ですよ。HHKBって、ちょっとヤバいでしょ。
そんなのおかしい、高すぎる。買わない、オレは買わないからな。と思っていたこともあったのですが、ちゃんと買いました。ヤバいのはHHKBではなくて、じぶんのほうでした。
前述したとおり、持ち出すことを考えると「フタ」はあったほうがいいですね。あるのと無いのとでは、安心感が違う。高いキーボードだからこそ、守ってあげたい。そういう心理を突いた 4,400円です。
もっとも、持ち出さずとも、フタも無しに置いておくと、確実に「ホコリ・ゴミ」がキーボード内部に溜まっていくでしょう。掃除するのもタイヘン(キートップをぜんぶ外す…)ですから、あると便利です。
エレコム エアダスター(ダストブロワー)3本セット【991円】
ホコリ・ゴミの話が出たところで。前述のキーボードルーフ(フタ)を買う前に、このエアダスターを買ってつかっていました。性格が「マメ」なんですかね。これで、定期的に「吹き掃除」をしています。
フタを持っていても、フタをせずにつかっているあいだには、それなりに「ホコリ・ゴミ」はたまるようですから。エアダスターはあるといいのかなぁ、とわたしは思います。マメは人は買いましょう。
Covers Happy Hacking Keyboard 専用トランスポーター TR-HHK【2,380円】
HHKBを持ち運ぶ用の「ハードタイプケース」になります。以前は、バード電子製のもので値段は倍以上していたようです。だから、高すぎるんだって。
それに比べると、手を出しやすい金額になったのではないでしょうか。なぜ、そんなにエラそうに語るのかは、じぶんでもよくわかりませんけど。
で、ハードタイプなので、「かっちり」しています。天面・底面が硬くなっているので、キーボードが「守られている感」がありますね。持ち運ぶのにも安心できるでしょう。ちょっと、かさばりはしますけど。
なお、前述のキーボードルーフ(フタ)を付けた状態で、きちんと収納できます。なお、安心。この場合、ケース内でフタが外れるっぽいので、100均で売っている「ランチベルト(弁当箱を止めるゴム)」なるものをつかうといいです。
ところで。このケースを買う前に、100均とかで「代用」できるものはないかと(←せこい)、「大きめのポーチ」を買ってみました。たぶん入ると思ったら、たぶんだったので実際には入らず。しかもまったく。
まさに、安物買いの銭失い。そういったものを探し歩いている「時間」もまた、もったいないです。じゅうぶんに気をつけましょう。
そろばんケース【406円】
急にどうした? と、思われたでしょうか。そろばんケース、ってなんだ? と。あの「そろばん」を入れるためのケースです。HHKBとなんの関係があるのか。
はい、前述したリストレストを持ち運ぶとき用に買いました。FILCOのリストレスト・Mサイズの場合、これがまさに「シンデレラフィット」なんですよね。
あぁ、このリストレストを入れるためにつくられたケースなんだぁ… と感動すらします。もちろん、そろばんを入れるためのケースなんですけど。
色展開は5種類(わたしが買ったのはブラック)、ベロア調の生地で見た目も悪くありません。しかも、406円。HHKBのオプション品のなかでは「リーズナブル」。完全に金銭感覚がおかしくなっています。
そろそろ、ちゃんと元に戻そうかと思う。
パナソニック エネループ 単3形充電池 4本パック+急速充電器【3,943円】
わたしがつかっている「HHKB Professional HYBRID Type-S」の動力源は、単3電池2本です。つかいかたや設定にもよるのですが、2週間から3週間くらいで電池交換を要します。
そのたびに電池を買い換えるのも「エコ」じゃない。というわけで、充電池がおすすめです。4本買っておけば、ローテーションで予備を準備しおくこともできますし。
そもそも、HHKBが電池なのが「エコ」じゃない! と、思われるかもしれません。わたしも、そう思いました。バッテリー内蔵でUSB充電のほうが、便利でいいじゃないかと。
でもね、バッテリーはいずれヘタります。ヘタったら、HHKBをつかうこともできなくなってしまう。おいおい、35,200円もしたのに、そりゃあないぜセニョリータ! となるでしょう。
セニョリータはともかく、「そりゃないぜ」とは思うはず。その点、電池であれば、ヘタり問題は解決。長いお付き合いができるというものです。
まとめ
HHKBのために悩みながら買ったオプション品たち9点 21,050円について、お話をしてきました。キーボード本体とあわせると、実に 56,250円。
あらためて「高い」ので、妻にこのブログを読まれるのが怖いです(每日ブログを投稿する前にチェックをしてもらっているので)。いや、でも買って悔いなし。
当面は、執筆作業が「多め」になりそうなので、オプション品たちとともに、HHKBを存分に堪能することにします。本記事が、HHKBのオプション品購入に悩む人のご参考(というか、後押し)になれば幸いです。