YouTubeをはじめて1年3ヶ月、ただいま絶賛伸び悩み中のわたしではありますが。意外と「心」のほうはしっかりしていて、動画投稿のモチベーションは下がっていません。
YouTubeチャンネルが伸び悩むときの「心」のつくり方について、お話をしていきます。
ザワつく心に負けるな。
2020年4月からYouTubeの投稿をはじめて、1年3ヶ月ほどになります。そのYouTubeについて、チャンネル登録者数や視聴回数が伸び悩むこと、ってありますよね。
なんなら、わたし、そもそものはじめから伸び悩んでいるくらいですけれど。それでも、「伸びているかも!」と心躍らせた時期もありましたので。比べていまは、絶賛、伸び悩み中です。
とはいえ、意外と「心」のほうはしっかりしていて、動画投稿のモチベーションが下がってしまう… みたいなことはありません。いつもどおりの週1投稿、平常運転を続けています。
このあたり、伸び悩みをきっかけに「YouTubeをやめる」ということはあるようで。それはもったいないなぁ、と思います。もちろん、続けることが目的ではないけれど、「伸び悩む」のを理由にやめるのはもったいない。やめるのであれば、もっと内発的な理由がいいだろう、と思うのですがどうでしょう。
そんなこと言ったって、伸び悩むと「心」がザワつくんだ… との気持ちはわかります。わたしも、このブログをはじめた当初は、さんざんザワついていましたから。そこをどうにかこうにか乗り越えてのいまです。
というわけで。YouTubeチャンネルが伸び悩むときの「心」のつくり方について、お話をしてみます。具体的にこちらです↓
- 視聴者からの賛辞を読み返す
- いちばん初めに投稿した動画をちょっとだけ見る
- しょせんはアルゴリズムだ、と割り切る
- 成功に近づいている、と考える
- 他のYouTuberを気にしすぎない
- はじめの目的に立ち返る
それではこのあと、順番に見ていきましょう。わたしと同じようにYouTubeチャンネルが伸び悩む人にとって、少しでもチカラになるようなことがあれば幸いです。
YouTubeチャンネルが伸び悩むときの「心」のつくり方
視聴者からの賛辞を読み返す
伸び悩むときというのは、いつにも増して「自信」を失うものでしょう。
ぼくが・わたしがつくった動画は、だれかの役に立っているんだろうか?だれの役にも立っていないんじゃなかろうか? みたいな自問自答をしがちです。
そんなときわたしは、過去に視聴者からいただいた「賛辞」に目を向けるようにしています。具体的には、「とても勉強になりました!」「わかりやすかったです!」といった「コメント」を見る。
過去の栄光にすがるようでみっともないですか? 過去の栄光、おおいにけっこう。自信を失い、心が弱っているのですから、つかえるものはなんでもつかいましょう。
コメントのほかにも、いただいた「高評価」の数に目を向けるのもいいですね。ちなみに、わたしは「低評価」の数も、きわめて好意的にとらえています。
わざわざ低評価をつけていただけるほど、「関心」を持ってもらえたのですから。それはもう「高評価」と同じくらいの価値があるものだ、という考えです。もしかして、ちょっと気持ち悪いですか?
とはいえ、情報発信をする者にとって、いちばんツラいのは「無反応」です。それに比べれば、低評価や少々のマイナスコメントなんてナンボのもんだ、と言えます。
いちばん初めに投稿した動画をちょっとだけ見る
わたしはいままで、1年3ヶ月のあいだに、73本の動画を投稿してきました。投稿の頻度はともかく、動画数としては「そこそこの数」になりました。
というわけで、あるていどの数を投稿しているのであれば。いちばん初めに投稿した動画を見てみましょう。あまり見たくないという思いがあるかもしれませんが、あえて見ます。
すると、「じぶんの成長」に気づくことができるはずです。あいかわらず、凄腕YouTuberには遠く及ばないかもしれませんが、過去のじぶんに比べれば、いまは数段の成長を実感できるに違いない。
どうしてこんなに声が暗いんだ? どうしてこんなに抑揚がないんだ? どうしてこんな冴えないサムネなんだ? どうしてこんなに編集が粗いんだ? 過去のじぶんに対しては、ダメ出しのオンパレードになるでしょう(いまのじぶんを棚に上げつつも)。
それこそが、成長の証。チャンネルが伸び悩むあいだにも、成長はしてきたのですから。さらなる成長を求めて、粛々と投稿を続ければいい。わたしは、そう考えるようにしています。
ちなみに、いちばん初めに投稿した動画を、あまり見すぎないようにしましょう。ちょっとだけ見るのがポイントです。あまり見すぎると、デキの悪さでヘコみます。それはわたしだけかも、ですが。
しょせんはアルゴリズムだ、と割り切る
こんなにがんばってつくったのに、ぜんぜん視聴回数が増えない… ということはあるものです。わたしなんて、しょっちゅうですけどね。まぁ、それはそれとして。
視聴回数が増えないのは、必ずしも動画が悪いわけではありません。言い換えると、良い動画だから視聴回数が伸びるわけではない、ということです。
結局のところ、視聴回数はYouTubeのアルゴリズムの影響を大きく受けます。アルゴリズムなんて言うとわかりにくいですから、要は、YouTubeの「思惑」ですね。
YouTubeには、たくさんの人に「見続けて欲しい」という思惑があります。テレビよりも、Netflixよりも、Twitterよりも、YouTubeを見続けて欲しい。YouTubeに時間を割いてほしい。
そこで、YouTubeは「良い動画」よりも「視聴回数が伸びる動画」を視聴者におすすめするわけです。
いやいや、「良い動画=視聴回数が伸びる動画」ではないのか? と思われるかもしれませんが。たしかに、イコールの場合もありますが、必ずしもイコールではない、ということです。
たとえば、そのときどきの「時事ネタ」だったり、「キーワード」だったり、投稿する「タイミング」だったり。動画自体の良し悪しとは無関係に伸びることがあるのがYouTubeです。
そう考えると、「しょせんはアルゴリズムだ、YouTubeの思惑にすぎない」と割り切ることも必要でしょう。じぶんには、どうしたってコントロールできないところですから。
ただし、すべてをYouTubeのせいにはできません。動画自体の出来不出来は、すべてじぶんの問題だからです。つまり、「やるだけやった」という前提があってはじめて、割り切ることが許されます。
なので、「やるだけやった」という自覚もなしに、アルゴリズムのせいにするのは「ただの他責」にほかなりません。「他責」と「割り切る」は別モノなので注意が必要です。
成功に近づいている、と考える
YouTubeで動画の投稿を続けていると、「これはスベったなぁ」ということがあるでしょう。フツーに落ち込みますね。かく言うわたしは、スベっているほうがずっと多いのですけれど。それはともかく。
スベったことを「失敗」ととらえるのであれば、そこから失敗の「原因」を学び、次に活かせばいい話です。YouTubeはアナリティクスでいろいろなデータを確認できるので、原因を推測できます。
これは、話の構成が悪かったなぁ、とか。ツカミの部分が長すぎたなぁ、とか。そもそもテーマが、視聴者の層に合わなかったなぁ、とか。
そういった原因をもとにつくられる次の動画は、たとえわずかずつだとしても、確実に、成功に近づいていると言えるでしょう。失敗は成功のもと、失敗は成功への学び。
トーマス・エジソンさん、いわく「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ」。もはや失敗ですらない、ということです。
伸び悩んでいるいまは、成功への道のまっただなか。と、考えてみるのはどうでしょう。
他のYouTuberを気にしすぎない
じぶんのYouTubeチャンネルが伸び悩むと、他のYouTuberが気になってしまうものです。じぶんと同じテーマで投稿をしているYouTuberとか、同じくらいの時期にはじめたYouTuberとか。
比べてみて、じぶんのほうが伸び悩んでいると、なお心がザワついてしまう… 正直、わたしはそういうときがあります。言うまでもなく、他人を気にしないことですね。他人は他人、じぶんはじぶんです。
とはいえ、ヒトは遺伝子レベルで他人を気にする生き物なので。正確に言うと、必要以上に他人を気にしすぎない、ということになるでしょう。
じぶんが伸び悩んでいるときに、他のYouTuberの伸びと「比較する」なんていうのは「必要以上」ですから、やめたほうがいいですね。「比較」を目的に見ることがないよう、注意する必要があります。
つまり、YouTubeを見るのであれば、「なんのために・なにをみるのか」を自覚してから、ということです。なんとなくYouTubeを開くと、たいていロクなことがありません。
それこそ、YouTubeのアルゴリズム(思惑)にのせられて、見るはずのなかった動画を見続けたあげく、さいごは、伸び悩むじぶんのチャンネルとの比較に思い悩む… なんてことになりかねません。
はじめの目的に立ち返る
YouTubeチャンネルが伸び悩んだときにこそ、「はじめの目的」に立ち返りたいものです。じぶんはなんのために、YouTubeで動画を投稿しているのか?
おそらく、究極的にはひとつに集約されるものと思います。それは、「伝えたいことがあるから」です。どんな内容であれ、だれかに伝えたいことがあるから、YouTuberは動画を投稿するのでしょう。
だとしたら、伝えたいことがある限りは、動画を投稿し続けることができるはず。たとえ、チャンネルが伸び悩んだとしても、伝えたいことをより伝えられるように、むしろ、もっと試行錯誤して投稿しようと考えらるはず、ですよね。
伝えたいことが、いつ、伝わるようになるかはわかりません。前述したとおり、YouTubeのアルゴリズムの問題もあれば、世の中の時流やタイミングだってあるでしょう。
じぶんの死後、ようやく、多くの人に伝わった。という例は、枚挙にいとまがありません。まぁ、じぶんの伝えたいことが、そこまで先進的なものではないとしても。
伝えたいことがあるのなら、伝わるまで伝えてみる。じぶんが「伝えきった」と、あきらめがつくまでは伝え続ける。はじめの目的に立ち返ると、そんなふうにも思えるのではないでしょうか。
まとめ
YouTubeチャンネルが伸び悩むときの「心」のつくり方について、お話をしてきました。せっかくはじめた情報発信です。「伸び悩む」のを理由にやめるのではもったいない。
伸び悩むときにも、カンタンにやめたりしない「心」をつくるのに、本記事が参考になるようであれば幸いです。
- 視聴者からの賛辞を読み返す
- いちばん初めに投稿した動画をちょっとだけ見る
- しょせんはアルゴリズムだ、と割り切る
- 成功に近づいている、と考える
- 他のYouTuberを気にしすぎない
- はじめの目的に立ち返る