ググらない日などないのがあたりまえの毎日。ですが、情報の海は日に日に大きくなるばかり。
そこで、情報の海で溺れないための「ググる」のテクニックについて、お話をしていきます。
日に日に大きくなる海にご用心。
いまや、ネット検索はあたりまえであり、ググらない日などないのがあたりまえになりました。むしろ、これほど便利な検索ができるのですから、「もっとググったほうがいい」とさえ言えます。
疑問があったらググる、仮説をもってどんどんググる。これだいじ。
ですが。ひとたび、ググり方を間違えると、広大な「情報の海」で溺れかねません。その海は、日に日に大きくなっているのですから(10年前の20〜30倍くらいだとか…)、不用心は禁物です。
というわけで。ふだん、わたしが使っている「ググるのテクニック」について、お話をしてみようかと思います。具体的にはこちらです↓
- 検索バーの使いかたをマスターする
- 期間指定・言語指定で絞り込む
- あたらしいタブで開く
- 1つ2つ見て終わらない
- 何ページも見続けない
- だれが書いているかを見る
- ページ内検索を使う
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
情報の海で溺れないための「ググる」のテクニック7選
【テクニック1】検索バーの使いかたをマスターする
検索バーに、ただただキーワードを並べているだけ。というのでは、なかなかほしい情報にはたどりつけないことがあります。よけいなノイズが多すぎるからです。
そこで、だいじになるのが検索バーの使いかた。いまさらなにを? と、思われるかもしれませんが。
たとえば、検索バーのなかで「or」を使ったり、「” ”」や「*」を使ったり、「filetype:」を使ったり、ということを知っているかどうか。できているかどうか。
これら、検索バーの使いかたをマスターすることで、検索の精度を上げることができます。くわしくは、こちらのブログ記事にまとめてありますので、よろしければどうぞ↓
【テクニック2】期間指定・言語指定で絞り込む
検索バーで検索した結果を、さらに、「期間」や「言語」で絞り込む。これも覚えておきたいテクニックのひとつです。Chromeの画面上部にある、「ツール」という部分を使います↓
「ツール」をクリックすると、期間や言語での絞り込みが可能です。期間であれば、「ここ1ヶ月の情報」というように、あたらしい情報を絞り込むのに役立ちます↓
また、言語を日本語に絞り込むことで、「検索ワードは英語だけど、日本語のページを探したい」というときに便利です↓
こういった絞り込みをせずに、検索結果のなかから探して回るのでは非効率です。
【テクニック3】あたらしいタブで開く
検索結果のなかから、見たいサイトをクリックする。そのあと、「戻る」ボタンで検索結果のページに戻る。別のサイトをクリックする。また、検索結果に戻って、別のサイトをクリックする…
なんてことをやっていると、日が暮れますよ。
検索結果のなかから、見たいサイトをクリックするときには、Macなら「command」を押しながら、Windowsなら「Ctrl」を押しながらクリックしましょう。あたらしいタブで開くことができます。
こうしておけば、「あれ、さっき見たサイトはどれだっけ?」みたいな非効率はなくなるでしょう。ちなみに、タブを閉じるときには、Macなら「command + W」、Windowsなら「Ctrl + W」です。
あまりマウスに頼っていると、あしたになります。
【テクニック4】1つ2つ見て終わらない
あることをググって検索した結果、1つのサイトを見て終わりにする。これは危険です。そのサイトの情報が「正しい」という保証がありません。ネットの海の恐ろしいところのひとつは「ウソもある」ことです。
そんなウソに足をつかまれて溺れることがないように、検索結果は複数のサイトに目をとおすようにしましょう。1つではダメ、2つでもまだ少ない。3つくらいでひと安心です。わたしはそうしています。
【テクニック5】何ページも見続けない
いましがた、ググった結果を1つ2つ見ているだけではダメだ、というお話をしました。逆に、ググった結果を何ページも見続けているのもよくありません。
情報の海は広いのですから、キリがないのです。じぶんのなかで、ケリをつけなければいけません。
わたしは、基本的に「1ページめ(上から10番めくらい)」まで、と決めています。多くても、2ページめまで。それ以降は、「縁がなかった」と思ってあきらめます。
実際、そのくらい見れば、大きな漏れや誤りなく、ググるの目的を果たすことができるはずです。それ以上は、惰性であり、余分です。深い海の底にまで、潜り込みすぎないようにしましょう。
【テクニック6】だれが書いているかを見る
開いたサイト、開いたページの情報は、いったいだれが書いているのか? を確認することも大切です。ネットのなかには、ウソや間違いもありますから。
それらを見極める手段として、「だれが書いているか」が役立ちます。
その道の専門家が書いているのであれば、比較的、信頼性は高いと見てよいでしょう。また、実名を明かしている人が書いているのであれば、匿名や仮名の人よりは信頼できそうだ、という見方もあります。
さらには、書いてあることが「その人の意見・主張なのか」あるいは「事実・経験なのか」、それとも、「その人がだれかから聞いてきた話なのか」によっても信頼度は変わってくるでしょう。
ページに書かれている「文字」だけを見て、判断をしないことが大切です。
【テクニック7】ページ内検索を使う
検索結果のなかから、見たいサイトやページを開いたら。ページ内検索も使ってみましょう。検索バーで検索ワードを検索したのと同じように、ページ内でも検索ワードで検索するということです。
Macなら「command + F」で、Windowsなら「Ctrl + F」で、検索窓が開きます。そこに、検索ワードを入力すると、ページ内にある検索ワードの箇所へ移動することが可能です。
これをせずに、ひたすらスクロールしながら、ひたすら一生懸命に読みながら、検索ワードを探している… なんてことがないようにしましょう。
まとめ
ググらない日などないのがあたりまえの毎日。ですが、情報の海は日に日に大きくなるばかりです。
そんな情報の海で溺れることがないように、「ググる」のテクニックを押さえておきましょう。
- 検索バーの使いかたをマスターする
- 期間指定・言語指定で絞り込む
- あたらしいタブで開く
- 1つ2つ見て終わらない
- 何ページも見続けない
- だれが書いているかを見る
- ページ内検索を使う