どちらかといえば、情報が多すぎる世の中なので。
わたしがいま実践している「じぶんに必要な情報をいつ・どこからとるか?」について、お話をしていきます。
情報が多すぎて困ることのほうが多い。
どちらかといえば、情報が少なすぎて困るよりも、情報が多すぎて困ることのほうが多い世の中です。だからこそ、じぶんに「必要な情報」を、いつ・どこからとるか? が重要なのではないかと考えています。
これを、なんの準備もなく情報を受け入れていると。あまりの情報量にアタマがパンクしてしまったり、気がつけば情報を追ってばかりの時間を過ごしていたり。有意義な時間の過ごしかたとは言えないでしょう。
というわけで、わたしがいま実践している「じぶんに必要な情報をいつ・どこからとるか?」がこちらになります↓
- 自動収集 → Googleアラート
- ノイズ除去 → RSSリーダー
- リアルタイム性 → Twitter
- 体系化・信頼性 → 書籍
- 同時性 → 動画・音声コンテンツ
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
じぶんに必要な情報をいつ・どこからとるか?
自動収集 → Googleアラート
じぶんが継続的に追いかけたい「話題」について、毎日毎日、じぶんで調べてまわるのもタイヘンです。ネット検索に膨大な時間を使ってしまうことになるでしょう。
そこで、「自動収集」を目的に利用しているのが、Googleアラートになります。
Googleアラートとは、キーワードを登録しておくと、そのキーワードが含まれる情報をWeb上から拾い出して自動的・定期的に通知してくれる、というGoogleが提供しているサービスのひとつです。
わたしは、銀行融資関連の仕事をしているので、「銀行」「融資」「金融機関」などのキーワードを登録しています。プライベートで言うと、「コーヒー」とか「ディズニーリゾート」とか。
いずれにせよ、じぶんで「検索」をしなくていいのがメリットです。ネット検索はある意味、キリがありませんから。Googleアラートに代行してもらうのがよいでしょう。
とはいえ、すべての情報を拾いきれていないのではないか? と、思われるかもしれません。そのとおりです。Googleアラートがすべての情報を拾ってくれるわけではありません。が、それはじぶんで検索をした場合もいっしょです。
情報を切り捨てる勇気も必要だろう、と考えています。
ノイズ除去 → RSSリーダー
わたしは、ニュースアプリというものを使っておらず、テレビのニュースもなるべく見ないようにしています。また、新聞も読んでいません。ひとことで言えば、「ノイズ」が多いからです。
じぶんの人生に関係のない情報が多すぎる。などと言うと、「なんて自己中な人間なんだ」と思われそうですが。関係のないことにのんびり時間を使えるほど、人間の命は長くありません。
有名な「7つの習慣」で言うところの、「影響の輪」の外側にあるものに関しては、注意深く、できるだけ距離をとることを考えています。
そこで使っているのが、RSSリーダーです。じぶんにとって影響がある情報を発信しているWEBサイト・ブログサイトを登録しておき、RSSリーダーで更新通知を受取ります。そのうえで、毎日いちどだけ(時間は12分と決めています)、更新通知をチェックするという使いかたです。
いまは「Reeder5」というRSSリーダーアプリを使っています。更新一覧をスクロールするだけでも「既読」にできたり(タイトルしか見ない記事も多い)、アプリ内で「あとで読む」にできたり、見た目も好みです。
リアルタイム性 → Twitter
わたしは、Twitterを「無造作」に開くことを禁じています。やはり、ノイズが多いからです。ノイズと言っても、前述したニュースのノイズとはまた違い、ヒトの「喜怒哀楽」が混じったノイズというのが、Twitterの特徴でしょう。
そういったノイズは、場合によっては、じぶんの心(あるいはアタマ)をザワつかせるものであり。そもそものはじめから見ないに限る、というのがわたしの結論です。
それでもあえて、Twitterを使う場面があります。それは、「リアルタイム性」を目的とした情報収集です。
Twitterには、「いま・この瞬間」の情報がたくさん流れています。たとえば、なにかのWEBサービスに不具合がでたときに、それがじぶんだけに起きている問題なのか・みなに共通して起きている問題なのか、をすぐに知ることが可能です。
特定の場所や交通機関の混雑具合なども、Twitterを使えば、いまの状況がわかります。こういった「リアルタイム性」で、Twitterを超えるツールはないのではないでしょうか。
体系化・信頼性 → 書籍
2日で1冊以上のペースで本を読み続けています。そう考えると、情報収集のうち、かなりの部分を「書籍」に頼っていると言えるでしょう。
そんな書籍に求めているのは、「体系化・信頼性」です。言うまでもなく、書籍には「体系化」された情報がおさめられています。ネット情報のように、「断片的」な情報とは違って、1から10まで順を追って情報をえられるのがメリットのひとつです。
それから、「信頼性」。書籍にはそれぞれ、出版社の目がとおされていますから、その分、信頼性は高いものと考えられます。いっぽうで、ネット情報の信頼性はそこまでではありません。
ですから、書籍で「体系化・信頼性」を高めたうえで、ネット情報を補足的に活用するのがよいのではないか。と、考えています。
なお、本はさいしょからさいごまで、じっくりと読んでいるわけではありません。必要なところを拾い読みするのが基本であり、「これは違う」と感じた本は、途中で読むのをやめることもあります。
情報収集を目的に読書をするのであれば、それでじゅうぶんです。
同時性 → 動画・音声コンテンツ
なにか別のことをしながら情報をとりたいとき、つまり、「同時性」を目的にするときには、動画・音声コンテンツを利用しています。
なにか別のこと、とは。わたしの場合には、運動時や移動時(徒歩、電車・バス、クルマの運転)です。こういったときには、動画・音声コンテンツを使えば、時間の有効利用になりますので。
ランニングをしたり、筋トレするときなどは、たいていイヤホンをして動画・音声コンテンツを聴いています。運動もツラい部分はありますから、気を紛らわせる狙いもあって。
移動時も、ただただ移動するのは「なんかもったいない」気もするので、動画・音声コンテンツを積極的に使っています。
電車・バスなら本でもいいわけですが。どうも乗り物酔いしやすく(じぶんで運転するのは平気)、動画・音声コンテンツを耳で聴くほうがあっています。
まとめ
どちらかといえば、情報が多すぎる世の中なので。じぶんに必要な情報をいつ・どこからとるか? について、決めておくとよいのではないでしょうか。
- 自動収集 → Googleアラート
- ノイズ除去 → RSSリーダー
- リアルタイム性 → Twitter
- 体系化・信頼性 → 書籍
- 同時性 → 動画・音声コンテンツ