コーヒーグッズと言ってもいろいろありますが。今回は、おうちでハンドドリップはじめるなら、あるといいコーヒーグッズをご紹介していきます。
あるといいな、があるコーヒーライフ。
どうも、コーヒー好き税理士のモロトメジョーです。
今回は、おうちでハンドドリップはじめるなら、あるといいコーヒーグッズをご紹介していきます。コーヒーグッズと言ってもいろいろあるので、わたし自身が使っていてよかったモノを。
ちなみに、ハンドドリップとは。コーヒーメーカーを使わず、手作業でコーヒーを淹れる方法ですね。手間はかかりますが、その分、味わいは格別なものがあります。コーヒーは飲むだけではなく、淹れる時間もまた楽しいものです。まぁ、それはそれとして。
少しずつそろえられるように、優先度順にしてみました。こちらです↓
- 【優先度★★★】ドリッパー・サーバー
- 【優先度★★★】コーヒーミル
- 【優先度★★★】ドリップスケール
- 【優先度★★】コーヒーポット
- 【優先度★★】マキネッタ
- 【優先度★★】ミルクフォーマー
- 【優先度★】手動焙煎機
それではこのあと、それぞれのコーヒーグッズがあるといい理由も添えて、お話をしていきます。
ハンドドリップはじめるなら、あるといいコーヒーグッズ7選とその理由
【優先度★★★】ドリッパー・サーバー
ハンドドリップするのであれば、ドリッパーとサーバーがないとはじまりません。
ドリッパーとは、コーヒー粉をセットする器具です。ドリッパーにお湯を注ぐと、底の穴からコーヒーが抽出されます。サーバーは、抽出されたコーヒーを受け入れる器具になります。
ドリッパーもサーバーも、いろいろなものがあるので、迷い出すとキリがありません。とくに、ドリッパーは、モノによって、コーヒーのできあがりに差が出ます。
とはいえ、そのあたりは、のちのちこだわることにして、まずは「はじめる」ことが大切です。と考えたときに、基準になるのは「リーズナブルかつ良品質」でしょう。
そこで、おすすめは「ハリオ / V60コーヒーサーバー 02セット VCSD-02C」」になります↓
おすすめのポイントは、とにかくリーズナブルなお値段でワンセットそろうこと。見た目も、わりとオシャレです(色はブラウンかレッドを選べます)。サーバーは電子レンジ対応。ドリッパーは、世界中で愛用されている「V60」。
そのうえ、フィルター(10枚)と計量スプーンまで付いて約1,000円。文句なしのおすすめセットです。迷わずポチりましょう。
【優先度★★★】コーヒーミル
続いてのあるといいなは、コーヒーミルです。コーヒー豆を粉砕して、粉状にする器具になります。いやいや、コーヒーは挽いてあるものを買ってくるからだいじょうぶ。と、言うのなら。
ダマサれたと思って、ミルを買ってください。なぜなら、コーヒー粉は開封した瞬間から、あっという間(1週間〜10日くらい)に品質が劣化してしまうからです。
せっかくハンドドリップするのなら、コーヒーは新鮮であってほしい。だとしたら、豆のまま保存をして、飲む直前にミルで挽くのがおすすめです。とはいえ、ミルもいろいろありますので悩みます。
というわけで、「ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB」はどうでしょう↓
お値段は約2,000円、ダマサれたとあきらめられる値段です(ダマしてませんけど)。でも、手動かよ… と、思われるかもしれませんが。いいんです、手動で。ゴリゴリ挽くのも楽しいんです。
ちなみに。同じくらいの値段で電動ミルもありますが。プロペラ式(プロペラ的な刃を回転させるやつ)だと、コーヒーの雑味のもとになる「微粉」を発生させやすく、あまりおすすめできません。
で、「ハリオ / コーヒーミル MSS-1TB」のおすすめポイントは、やはり、「リーズナブルで良品質」であること。
セラミック刃なので、サビを気にせず、摩擦熱が少ないのでコーヒーの酸化を抑えられる。挽き目(細挽き〜粗挽きまで)を調整できます。また、ハンドルを取り外して、コンパクトに収納できるのはグッドです。見た目も、わりとオシャレなのではないでしょうか。
【優先度★★★】ドリップスケール
はじめて耳にする人がいるかもしれない、ドリップスケール。「時間」と「重さ」が測れる器具です。キッチンタイマーと、キッチンスケールが合体したものだと思ってください。
それが、「ハリオ / V60ドリップスケール VST-2000B」です↓
それ、要る? と、思われるかもしれませんが。わたしは、心の底から購入をおすすめします。少なくとも、キッチンタイマーとキッチンスケールはあったほうがいい。
なぜなら、蒸らしの時間をはかったり、湯量をはかったりできないと、美味しいコーヒーを淹れるのが難しくなるからです。逆に、ドリップスケールがあれば、美味しいコーヒーの「再現性」が高まります。
と、言うと。湯量は、サーバーに目盛りが付いてるでしょ、と思われるかもしれませんが。あれは、気休めです。あんな目盛りで、正確な湯量をはかれるわけがありません。
なので、きちんとグラム単位ではかれるように、スケールがあったほうがいいですね。ミルで挽くコーヒー豆の量をはかるときにも役立ちます。豆は、焙煎度によって重さが変わるので、計量スプーン(体積)ではかるよりも、スケール(重量)ではかるのが正解です。
というわけで、ハンドドリップするなら、ぜひ、ドリップスケールも。
【優先度★★】コーヒーポット
ここからは、少し「優先度」が落ちます。でも、あったらいいな、というモノを。まずは、コーヒーポットです。
ハンドドリップするときに、いわゆるふつうの「やかん」だと苦労します。注ぎ口が太いと、ドボドボお湯が出ますから、ドリッパーにうまく注ぐことができません。
なので、コーヒーポットという、注ぎ口が細いポットを買いましょう。すると、お湯を細く注いだり、ポタポタと点滴のように落としたり、ということもできます。ハンドドリップは繊細なのです。
そんなコーヒーポットのなかでも、わたしが実際に使っていておすすめなのが、「珈琲考具・ツードリップポットPro」になります↓
このポット、注ぎ口の内径がわずか 4.5mmと極細です。まさに、糸のように湯を注ぐことができます。そして、どれだけポットを傾けても、常に真下に湯が落ちる(ふつうは、注ぎ口から弧を描くもの)。ゆえに、お湯を注ぐ場所をコントロールしやすいです。
ハンドドリップでは、お湯を注ぐ量、お湯を注ぐ位置がだいじなので、このコーヒーポットがあると、より美味しいコーヒーが淹れられるものと思います。くわしくはこちらの記事もどうぞ↓
【優先度★★】マキネッタ
マキネッタとは、直火式エスプレッソメーカーです。エスプレッソが生活に欠かせないイタリアでは、「一家に一台があたりまえ」なのがマキネッタ。
おすすめはこちら、「ビアレッティ ブリッカ」です↓
これのよいところは、いわゆるエスプレッソマシンよりも安いこと(大きさによって、5,000円〜7,000円くらい)。収納するにも場所をとらないし、淹れるのもお手入れもカンタンなこと。
まぁ、ほんとうのエスプレッソに比べると、実際には「なんちゃってエスプレッソ」ではあるのですが。おうちでは、じゅうぶんに満足ができるものだと思います。
いやいや、エスプレッソなんて苦くて飲めないのよ… と言うのなら。それは、ちょっと違います。マキネッタで、エスプレッソだけを飲もうというわけではありません。
マキネッタをおすすめするのは、アレンジが広がるからです。カフェラテ、カプチーノ、マキアート、カフェモカ、などなど。おうちにいながらにして、カフェのようなメニューを楽しめます。
というわけで、あるといいなのマキネッタ。くわしくはこちらの記事もどうぞ↓
【優先度★★】ミルクフォーマー
いましがた、「エスプレッソがつくれると、アレンジが広がりますよ」と言いました。そんなときに、もうひとつ、あるといいなが「ミルクフォーマー」です。
ミルクフォーマーとは、ふわふわに泡立てられたミルクをつくれる器具になります。スタバ好きのわたしがおすすめをするのはこちら↓
ではありますが、正直、100均で売っているものでもだいじょうぶです。そのあたりは、その昔、対決記事も書きました↓
なんにせよ、マキネッタとミルクフォーマーがあると、アレンジが広がりますので。ぜひ、いろいろなコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
具体的に、どんなアレンジがあるの? そもそも、カフェオレとカフェラテ、なにが違うの? みたいなハナシはこちらの記事に書きました↓
【優先度★】手動焙煎機
さいご、優先度は下がりますが、実はぜひともおすすめしたいのが「焙煎機」です。コーヒーの生豆を炒る器具になります。
いやいや、うちはそこまでガチじゃない… と、思われるかもしれませんが。わたしも、そこまでガチではありませんが、自家焙煎をしています。
なぜなら、生豆は劣化しにくく長期保存できる(2年くらい)、そのうえリーズナブル(モノによりますが、焙煎された豆の半値くらいでは買えます)。
もちろん、焙煎度(浅煎りか深煎りか)を調整もできますから、じぶん好みのコーヒーをつくることができるのも魅力です。とはいえ、素人が焙煎だなんて… と思われるのなら。
おすすめしたいのが、「発明工房 コーヒー豆焙煎器・煎り上手」です↓
これに生豆を入れて、コンロの上で左右にフリフリしていれば、ちゃんとできます。手動ではなく、自動(機械式)がベストではありますが、さすがに値段が高い。だったら、まずはこちらでじゅうぶんです。10分くらいあれば、50gの豆を炒ることができます。
くわしくは、こちらの記事もどうぞ↓
まとめ
コーヒーグッズと言ってもいろいろありますが。今回は、おうちでハンドドリップはじめるなら、あるといいコーヒーグッズをご紹介してきました。
ご参考になるモノがあるようでしたら幸いです。それでは、きょうもよき1杯を。