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横浜・みなとみらいにLUUP(電動キックボードシェア)が来たから利用レポート

電動キックボードシェアLUUPが横浜に来たから利用レポート

電動キックボードシェア・LUUPが、2021年10月21日から、横浜・みなとみらい地区でも利用できるようになりましたっ! ということで、利用レポートです。

目次

横浜に電動キックボードシェアがやって来た

あらたな移動手段として注目されている「電動キックボード」。そのシェアサービス「LUUP」が、2021年10月21日から、横浜・みなとみらい地区でも利用できるようになりましたっ!

ということで、さっそく利用してきましたのでレポートです。なお、本記事の投稿日(2021年10月24日)現在では、東京や大阪でもLUUPを利用することができます。

そんな電動キックボードではありますが。利用するのがはじめてだと、ドキドキしますよね。わたしもはじめてだったので、ドキドキな「不安」がありました。

なので、本記事をお読みいただくことで、事前に不安を解消していただければ幸いです。ドキドキをワクワクに! ということで、いってみましょう。

このあとの話の内容
  • LUUPの良いところ
  • LUUPのイマイチなところ
  • LUUPの利用方法・手順・仕様など

まずは、LUUPの良いところから

まずは、電動キックボード(LUUP)の「良いところ」を挙げていきます。

自転車とは違った爽快感

キックボードなら、自転車でもよくね? と、思われるかもしれませんが。キックボードだと、自転車とはまた違った爽快感があります。

自転車はペダルをこがないといけませんから、なんだかんだとカラダを動かさねばなりません。これは、電動自転車であっても同じこと。やっぱり、ペダルはこがないといけない。

ところが、キックボードなら。乗りはじめに地面を蹴ったあとは、ボードに両足を乗せて、ハンドル操作をするだけです。ゆえに、自転車に比べるとカラダはリラックス。いっそうの爽快感を楽しめます。

自転車のほうが、座れるからラクじゃね? と、思われるかもしれませんが。わたしは、自転車に20分くらい乗っていると、おしりが痛くなってきます。生まれつき、おしりの肉が少ないのかもしれない。

それはともかく。「自転車のサドルの座り心地が苦手…」という人にとっては、キックボードは、天使がくれた乗り物だと言ってよいでしょう。

服装を気にしなくていい

女性の場合、スカートをはいていると乗りにくいのが自転車です。男性だって、サルエルパンツ(股下が垂れ下がったパンツ)をはいていれば自転車には乗れません。

そんなとき、自転車に替わる移動手段として使えるのがキックボードです。キックボードなら、立ってボードに乗るだけですから、服装を選びません。

スーツで自転車だと、シワになったり伸びたりも気になるしなぁ… ということもないので、オン・オフを気にせず利用することもできるでしょう。

また、LUUP(実証事業区域内)に関しては国の特例措置によって、「ヘルメット」を着用しなくてもOKです(通常は、公道を走る場合、ヘルメットを着用しなければいけません)。

これなら、髪型が崩れることもなく、オシャレさんにはうれしいポイントでしょう。

小回り効いてちょい乗りには最適

LUUPで使われている電動キックボードの全長は 130cmとのこと。これに対して、電動自転車だと 180cmくらい。これだけ見てもわかりますが、電動キックボードは小回りが効きます。

駐輪スペースも狭くてすみますから、狭い場所にも「ポート(貸したり返したりする場所)」の設置を進めていくことができるでしょう。

そうなると、移動手段としても利用しやすくなって、ちょい乗りするには最適な乗り物になりますね。

ちなみに。キックスケーター(電動じゃないやつ)をイメージしていると、電動キックボードは「デカっ!」となります。わたしもはじめて見たときには、ちょっと驚きました。

とはいえ、電動自転車に比べれば小さなものであり、重量面でも扱いやすさがあります。電動自転車って、けっこう重くて扱いにくいときがありますからね。

続いて、LUUPのイマイチなところも

運転免許がなければ乗れない

LUUPを利用するには、普通自動車免許が必要です(原付免許ではダメ)。免許がない人にとっては、悲しいハナシでしょう。免許不要の国もあるようですから、将来的にはわかりませんが。

というわけで、事前にLUUPのスマホアプリで、免許証を登録する必要があります。そのうえで、実際に電動キックボードに乗るときには、免許証を携帯しなければいけません。

車道を走らなければいけない

いまのところ、電動キックボードは「小型特殊自動車」に分類されるとのこと。なので、車道を走りなさいよ! ということになっています。これはこれで、恐怖とリスクがある点は覚悟が必要です。

なお、車道では、基本的に「いちばん左端」を走ります。車道に「自転車専用レーン」がある場合には、そこを走るのはOKです。こういうやつですね↓

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いっぽうで、「歩道」のいちぶが区分されている自転車専用帯はNGです。そもそも、歩道で電動キックボードに乗ってはいけません。

電動自転車に比べると遅い

LUUPの電動キックボードは、最高速度が「時速 15km」に制限されています。それ以上のスピードを出すことができません。これは、電動自転車なんかと比べると遅いですね…

なので、自転車専用レーンを走っていると、自転車に追い抜かれることになります。自転車から見たら、電動キックボードは「ジャマ」でしかないものかもしれません。

移動速度としても遅いわけですから、同じシェアサービスでも、近距離(数キロ以内)は電動キックボード、中距離(数キロ超)は電動自転車と使い分けるのが良さそうです。

右折がメンドー

電動キックボードに乗ってみて、いちばんの問題は「右折」だと感じました。小型特殊自動車の扱いなので、ふつうのクルマと同じように右折しなけれいけません。

複数車線で、右折専用レーンがあるような道路で右折する場合、道路のいちばん左端から、右折専用レーンまで移動しなければいけない、ということです。ふつうのクルマに混じって、時速 15kmで。

いやいや、ムリでしょう。そこで、推奨されているのは、「いったん降りて、歩行者として、電動キックボードを押し歩いて横断歩道を渡る」という方法です。メンドーすぎる。

なお、原付に認められている「二段階右折」は、電動キックボードには認められていません。原付扱いではなく、小型特殊自動車扱いだからですね。

LUUPの利用方法・手順・仕様など(利用開始〜返却)

ここからは、実際にLUUPを利用する場合の、利用方法や手順、電動キックボードの仕様などを確認していきましょう。

アプリのインストール〜初期登録

まずは、LUUPのスマホアプリをインストール。そのあと、アプリの指示にしたがって、初期登録を済ませましょう。電動キックボードを目前にして、登録しているのではタイヘンですから。

ポイントは、運転免許証が必要なこと(アプリ内で撮影・送信)。また、利用料金の支払は「クレジットカード決済」なので、クレジットカードも準備しておきましょう。

そして、アプリ内でテストを受験、合格しなければいけないのもポイントです。前述した「車道の走り方」なんかが含まれるテストで、初回から全問正解は難しいのではないでしょうか。わたしはムリでした。

が、なんどでも挑戦可能ですから、解答・解説をきちんと確認すれば必ず合格できます。

LUUPのポートを確認する

アプリから、LUUPのポート(電動キックボードを借りたり返したりする場所)を確認しましょう。桜木町駅近辺だと、こんな感じです↓

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各ポートの利用状況や、各キックボードのバッテリー状況などを確認できます↓

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この時点で、利用予約をすることはできず、現地に向かうしかありません(2021年10月24日現在)。

現地に向かう〜キックボードを借りる

ポートを確認したら、現地に向かいましょう↓

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現地に着いたら、各キックボードのバッテリーを確認しつつ、利用するキックボードを探します。そのうえで、画面の「ロック解除」を押します↓

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すると、QRコードの読み取り画面が表示されるので、利用するキックボードのハンドル部分にあるQRコードを読み取りましょう↓

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続いて、「目的地ポート」の選択を指示されますので、返却可能なポートをアプリのMAP上から探して選択します(目的地はあとで変更も可能です)↓

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目的地ポートや、利用料金の目安が表示されるので確認しましょう↓

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そのあと、いくつかの確認項目が表示されますが、すべて確認がおわったら、「ライド開始」を押しましょう。解錠されます↓

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電動キックボードの仕様を確認

さっそく出発! といきたいところですが。はじめての場合には、キックボードの仕様や操作方法を確認しておきましょう。

まず、全体感はこんな感じです↓

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ハンドルの右側には、「電動アシストレバー(アクセル)」があります。乗り始めは、片足地面を蹴って勢いをつけて、そのあと、赤矢印のところを右手親指で押し込んでいるあいだは勝手に進みます↓

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ハンドルの左側には、ウインカー(赤矢印)と、クラクション(黄矢印)が付いています↓

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ウインカーはスイッチ式で、スイッチを入れているあいだはウインカーが点灯します(ハンドルの端っこと、車体後部)。スイッチは自分で戻さないと点灯し続けますので気をつけましょう。

クラクションは、試しに鳴らしてみたら、クルマ並みの音量でした。自転車のベルとは違いますから、うかつに使わないようにしましょう。鳴らされたらビックリしますんで。

なお、ブレーキは左右にあります。自転車と同じようなブレーキです。右手側が前輪、左手側が後輪のブレーキになります。

続いて、ハンドルの中央部。スマホを設置する場所があります。LUUPのアプリを表示させておくとよいでしょう(付近に、手押しが必要なゾーンがあれば確認できますので)↓

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さらに、液晶パネル。走行速度やバッテリー状態がわかります。ライト(車体前部)の表示がありますが、「常時点灯」なので、オフにはできません↓

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それから、ハンドルの右側に付いている「サイドミラー」の見え具合を調整しましょう。車道では、道路の左側を走ることになりますから、右側がミラーで見えるのは便利です↓

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続いて、車体後部です。自動車扱いなので、ナンバープレートが付いていますね。ブレーキランプとウインカーがあります。きちんと点灯するか、確認をしておきましょう↓

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さいごに、「スタンド」の確認です。走るときには、スタンドを跳ね上げておき、駐輪するときにはスタンドを降ろします↓

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いざ出発〜一時停止

キックボードの確認がおわったら、いざ出発です。ルールにしたがって、乗車を楽しみましょう!

で、途中で駐輪したいよ。というときには、どうしたらいいのか。好き勝手に駐輪してはいけません。駐車違反になってしまいます。駐輪スペース(駐輪場)として認められている場所に、駐輪しましょう。

そのうえで、施錠をしなければいけません。LUUPのアプリから「一時停止」を押しましょう↓

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そのあと、画面の指示にしたがって施錠します↓

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ふたたび解錠するときにも、LUUPのアプリから↓

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目的地ポートに到着〜返却

乗車を楽しんだのち、目的地ポートに到着したら。所定の駐輪スペースに停めて、LUUPのアプリから、「ライド終了」を押します↓

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すると、返却確認として、車体の撮影を求められます。指示にしたがって撮影・送信しましょう↓

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送信後、しばらくすると決済完了画面と、料金確認画面が表示されます(30分無料クーポンをいただいていたので、お安くすみました^^)↓

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まとめ

電動キックボードシェア・LUUPが、2021年10月21日から、横浜・みなとみらい地区でも利用できるようになりましたっ! ということで、利用レポートのお話をしました。

電動キックボードのシェアは、選択できる移動手段のひとつとして広がるとよいな、と思っています。ご興味あれば、ぜひいちど利用してはいかがでしょうか。

ただし、交通ルールはきちんと守って、また、生身のからだで車道を走るリスクは理解をしておきましょう。

電動キックボードシェアLUUPが横浜に来たから利用レポート

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