保守的な性格には、デメリットがあります。それは解消したい、軽減したい。というわけで、保守的なじぶんを変えたい人がやっている3つのこと、についてのお話です。
保守的オブ保守的なわたし。
ヒトの性格をあらわす言葉のひとつに、「保守的」があります。わたしは、昔からいまにいたるまで、「じぶんは保守的だ」と認識し続けてきました。
さて、あなたは保守的でしょうか? と言われても、抽象的すぎてよくわからないかもしれませんので。保守的なヒトにあらわれる、おもな特徴を挙げてみましょう。こちらです↓
- いままでどおり、がいい
- 他人の目を気にする
- チャレンジを避ける
- 失敗するのが嫌い
- 恋愛に奥手
- 過去を引きずる
- 人との出会いが苦手
- いつも同じモノを選ぶ
- 選ぶのに時間がかかる
- ルールを守ることにこだわる
- あたらしいものには手を出さない
- 決まった場所でないと落ち着かない
などなど。これらに多くあてはまる人ほど、「保守的」だと言ってよいでしょう。ちなみに、わたしは、ぜんぶあてはまりますね。はい。なので、保守的オブ保守的です。
それはそれとして、いま挙げた特徴を見てみると、保守的であることには「デメリット」が多そうだとわかります。もちろん、保守的であることには「メリット(慎重、堅実など)」もありますが。わたしとしては、保守的の「デメリット」を解消、あるいは軽減したい思いです。
そこで、保守的なじぶんを変えるためにやっている3つのことについて、お話をしてみます。具体的には、こちらです↓
- 行動を増やす
- やめる・捨てる
- 気分を上げる
それではこのあと、順番に見ていきましょう。わたしと同じように、「保守的なじぶんを変えたい!」と考える人の参考になれば幸いです。
保守的なじぶんを変えたい人がやっている3つのこと
行動を増やす
保守的な性格の人は、とかく行動量が少ないものです。なお、ここで言う「行動」とは、あたらしいモノやあたらしいコトに関する行動をあらわします。なにしろ、「いままでどおり」が好きなので。なかなか、あたらしい行動ができないわけです。
じゃあ、どうするか? 「毎日、あたらしい行動をする」というルールをつくってしまえばいい。ルールを守る・ルールにこだわるのは、保守的な人の特徴ですから。それを逆手にとってしまいましょう。
ということで、わたしが実践しているのが「一日一試」という取り組みです。毎日必ず1つ以上、なにかあたらしいことにチャレンジ。それを記録に残すというのを、かれこれ4年以上続けています。
ひとくちに「チャレンジ」と言っても、大きなものから小さなものまでいろいろありますが。保守的なじぶんを変える「きっかけ」ということであれば、小さいなものでもよいでしょう。
たとえば、わたしの場合。きのうのチャレンジのひとつは「ユニクロのエアリズム3Dマスク(を買った・使ってみた)」でした。たいしたことなさそうですよね。それでも、はじめて買う・使うものなのでチャレンジはチャレンジです。
どんなに小さなチャレンジであれ、それを続けることでチャレンジに慣れる。チャレンジを習慣にできれば、たとえ性格が保守的なままであったとしても、変化はあらわれるはずです。
たとえば、わたしが YouTubeをはじめたり、Kindle本を書いてみたり、動画販売をはじめてみたり、プログラミングの勉強をしてみたり… にいたったのも、「一日一試」の積み重ねあってこそと考えています。かつてのじぶんであれば、いずれも想像がつかない姿です。
そんなわけで、保守的な人には「毎日必ず1つ以上のチャレンジ」がおすすめです。行動量を増やすのをルールにしてしまいましょう。
また、チャレンジしたことはぜひ、「記録」に残しておくこともおすすめします。あとで見返したときには、大きな「自信」になります。保守的なじぶんだって変われるんだ、という自信です。
やめる・捨てる
いましがた、行動量を増やすという話をしました。この点で、より行動量を増やしやすくするために、最近はじめたことががあります。それは、「やめる・捨てる」です。
あたらしいモノにしても、あたらしいコトにしても、受け入れるのには「スペース」が必要になるでしょう。モノであれば物理的なスペース、コトであれば時間的なスペース、といった具合です。
それらのスペースがいっぱいいっぱいになっているようだと、あたらしい行動の妨げになりかねないのではないか? そんなことを考えて、積極的に「やめる・捨てる」のもルールにしました。毎日必ず1つ以上、やめる・捨てるというルールです。
実際に、なんとなくやり続けていることとか、なんとなく捨てられずにいるものって、いろいろあるのではないでしょうか。わたしはあります、保守的なので。そういう人ほど、なかば強制的にでも「やめる・捨てる」のには効果があるはずです。
1日1つずつだとしても、1年で 365個もやめたり捨てたりできますから、塵も積もればといったところでしょう。加えて、「一日一試」があれば、1年後にはじぶんのなかみがだいぶ入れ替わったのを実感できそうです。
保守的な性格が良くないところとして、「執着」があると考えています。モノにしても、コトにしても、あるいは過去にしても、執着があってなかなか手放せない… それが、あたらしい行動に対する抵抗感につながってしまう… この「負の連鎖」を断ち切る必要があります。
というわけで、一日一試とあわせて「やめる・捨てる」にも取り組んでみるのはいかがでしょうか。やはり、「やめる・捨てる」についても記録を残しておくと、のちのちの自信につながるはずです。
気分を上げる
ここまで、「行動量を増やす」「やめる・捨てる」というお話をしてきました。これらの取り組みを後押しすることとして、「気分を上げる」ということにも、わたしは取り組んでいます。
たとえば、「ロールモデル(あたらしい行動を続ける、お手本的な人)の発信(ブログ、SNS、メルマガ、YouTubeなど)」を日々確認することで、じぶんを鼓舞するとか。
あたらしいことにチャレンジする人のハナシを見聞きして、やはりじぶんを鼓舞するとか。具体的には、カンブリア宮殿や、ガイアの夜明け、セブンルールなんかのテレビ番組をよく見ています。
これらは、じぶんを鼓舞するばかりではなく、あたらしいモノやコトの「材料」にもなるところです。
あとは、RSSリーダーを使って、あたらしいモノやコトに関する情報を、毎日チェックもしています。その情報のなかから、実際にチャレンジしていることも少なくありません。というように、ふだんからネタを集める「しくみ」をつくっておくのもよいでしょう。
加えて、読書があります。どんな本を読んでも、必ず、なにか1つは「学び」があるものです。ここで言う「学び」とは、「あたらしい行動」と読み替えることができます。
そこで、本を読みながら「これやってみよう、やってみたい(気分を上げる)」というものに注目して、それが見つかったらすぐに「タスク化」することで、あたらしい行動につなげるようにしています。
というわけで、保守的なじぶんを変えるにあたって、気分を上げてくれるものを探してみるのはいかがでしょうか。ヒトは感情の生き物ですから、気分もだいじです。理屈ばかりでは、うまくいかないことはあります。
まとめ
保守的な性格には、デメリットがあります。それは解消したい、軽減したい。というわけで、保守的なじぶんを変えたい人がやっている3つのこと、についてお話をしてきました。
性格を変えるのもカンタンではありませんが。変わらずとも、じぶんの性格を認識しつつ、できることから少しずつでも取り組んでいければよいのではないでしょうか。本記事が、わたしと同じように「保守的なじぶんを変えたい!」と考える人の参考になれば幸いです。
- 行動を増やす
- やめる・捨てる
- 気分を上げる