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じぶんにはできない…自己コントロール感の不足に負けない方法

じぶんにはできない…自己コントロール感の不足に負けない方法

毎日のストレス、ツラさの原因は、自己コントロール感の不足かもしれません。じぶんにはできない… という感覚。というわけで、自己コントロール感の不足に負けない方法についてお話をします。

目次

じぶんにはできない… という感覚

毎日にストレスを感じる、ややもすると、ちょっとツラい… その原因のひとつとして、「自己コントロール感」の不足が考えられます。つまり、「じぶんにはできない…」という感覚。

わたし自身、以前ほどではありませんが、正直、いまでも感じることがあります。というわけで、わたしが日々実践している「自己コントロール感の不足」に負けない方法について、お話をしていきます。

具体的にはこちらです↓

自己コントロール感の不足に負けない方法
  • じぶんと約束する
  • じぶんで予定を決める
  • コントロールできないものはあきらめる
  • 他人と同じ土俵から降りる

それではこのあと、順番に確認をしていきましょう。

自己コントロール感の不足に負けない方法

じぶんと約束する

自己コントロール感を高めるためには、「じぶんにはできる」という体験を増やすのが効果的です。アタマのなかで「オレ(ワタシ)はできる、できる、できる…」と繰り返すのも悪くはないのかもしれませんが。説得力に欠けるというものです。

じぶんにはできるという「事実」を積み上げるために、体験を増やしましょう。そこでおすすめなのが、「じぶんと約束する」ことです。約束を守ることができれば、自己コントロール感に繋がります。

もちろん、他人との約束でもよいわけですが、じぶんとの約束に比べると「プレッシャー」が大きいものです。ときとして大きすぎることがありますので、不安に繋がるのでは本末転倒でしょう。

ですから、じぶんとの約束、それも「小さな約束」がよいのかな、と考えています。はじめのうちはとくにです。朝起きたときに、「きょうは〇〇をしよう」となにか1つ決めてみるのはどうでしょうか。

わたしも毎朝、それを決めて、夜には記録に残すようにしています。じぶんとの約束を守れた証として。

この点で、あたらしい習慣をつくるのもよいでしょう。毎日続けることができれば、やはり、自己コントロール感に繋がるところです。これもまた、カンタンなことからはじめるのがおすすめ。

期待感から難易度を上げてしまいがちですが、続かなければ、逆に自己コントロール感を失ってしまうので気をつけなければいけません。

わたしはよく「時間」で難易度調整をしています。5分からはじめて、少しずつ時間を伸ばしていくイメージです。わりとなんでも、時間を短くすると取り組みやすくなるものなので。

じぶんで予定を決める

たとえば、メールや電話の着信をきっかけに、急な対応をしなければならなくなる… すると、「やらされ感」が生じますから、自己コントロール感を失う原因になります。

なので、他人や周囲にじぶんの動きを制限される状況を、いかに避けるかが大切です。そこで、わたしが実践しているのが「じぶんで予定を決める」ということ。

もう少し具体的にいうと、1日の予定を「すべて」決めておく、ということです。メールに関していえば、メールをチェックするタイミングとかける時間を決めています。

メールの通知は切っているので、前述のような急な対応を迫られることはありません。これならば、じぶんのペースで、メールを確認した時点で、対応を決めることができるでしょう。

というように、スケジュールやイベントを「じぶんが決めている(=他人や周囲にジャマされない)」という感覚が重要だと考えています。

とはいえ、1日の予定をすべて決めるのはちょっとムリ… ということであれば。毎日なにか1つでもよいので、予定を決めてみるのがよいでしょう。それを実行できれば、自己コントロール感に繋がるはずです。

大きな予定(時間が長い・難易度が高い)ではなく、小さな予定(時間が短い・難易度が低い)からはじめると取り組みやすくなります。

コントロールできないものはあきらめる

あたりまえですが、世の中にあるものすべてをなんでもかんでもコントロールできるわけがありません。あたりまえなのですが、なぜかそれを忘れて、コントロールできないものについてまで思い悩んでいることはあるでしょう。

たとえば、他人に関すること。過去や未来に関することや、じぶんの感情など。こういったものは、自由にコントロールできるものではありません。にもかかわらず思い悩んでいると、自己コントロール感を失うことになります。

なので、思い悩むにしても、コントロールできるものとできないものとを、きちんと切り分けることが大切です。

さきほどの例でいえば、他人の思考や行動は、じぶんの自由にはなりません。考えるなら、じぶんの思考や行動についてです。

過去は変えられず、未来はなにが起きるかわかりませんから、やはり、じぶんの自由にはなりません。考えるなら、いま(現在)なにをするかです。

じぶんの感情もまた、コントロールできるようでできません。ヒトは感情の生き物ですから、感情は自然と湧いて出てきます。だから、その感情はいったん受け止めて、それをどう扱うかです。

なにかに思い悩んだときには、ノートを開き、真ん中に縦線を1本引いてみましょう。そのうえで、コントロールできるものを左側に、できないものを右側に書き出します。自己コントロール感を取り戻す役に立つはずです。

他人と同じ土俵から降りる

わたしは人一倍、他人とじぶんとを比較してしまうところがあります。じぶんよりスゴい他人はいくらでもいますから、「他人との比較」は自己コントロール感を失う原因になるでしょう。

そこで考えているのが、「他人と同じ土俵から降りる」ことです。他人がいる土俵をじぶんから離れることができれば、比較をしなくとも済みます。

他人と同じ土俵から降りるとはすなわち、「じぶんの本質」を知るということです。じぶんは何者になりたいのか、なにをしたいのか。なんだか哲学的で抽象的なところもありますが、人生においてはだいじなことだと考えています。

すぐに答えが出るものでもないでしょうし、そのときどきで答えが変わるものでもあるでしょう。それでも、じぶんの本質に目を向けることで、他人との比較からは離れやすくなります。

話を具体的なところに戻すと、SNSの使いかたは以前と変わりました。他人の投稿を見ることに、時間や意識をだいぶ使っていましたが、いまはじぶんの投稿に集中が向いています。なので、投稿を重ねることで、自己コントロール感が高まっている状態です。

また、迷ったときは「少数派」を選ぶ、というのも「他人と同じ土俵から降りる」トレーニングになるでしょう。多数派に流れると、どうしても多数派のなかでの比較に目がいきがちです。

ところが、少数派の場合には、そもそも比較対象が少ないので、他人との比較から離れやすいというメリットがあります。また、多数派に流されたのではなく、少数派をみずから選択できた! という自己コントロール感もあるものです。

まとめ

毎日のストレス、ツラさの原因は、自己コントロール感の不足かもしれません。じぶんにはできない… という感覚。というわけで、自己コントロール感の不足に負けない方法についてお話をしました。

気になる方法があれば試してみる、あるいは、じぶんなりの方法を探してみるのはいかがでしょうか。ストレスやツラさを軽減・解消するのに、良いきっかけになるはずです。

自己コントロール感の不足に負けない方法
  • じぶんと約束する
  • じぶんで予定を決める
  • コントロールできないものはあきらめる
  • 他人と同じ土俵から降りる
じぶんにはできない…自己コントロール感の不足に負けない方法

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