ブログやメルマガを続けていると、よくある悩みのひとつが「ネタが無い…」でしょう。そこで、ブログやメルマガのネタが無い…の悩みから解放される意外な方法についてお話をしてみます。
ネタが無くて深刻に悩んだ日々もある。
こうしてブログの更新を毎日続けて、きょう(2022年10月1日)で 2,358日めになります。また、メルマガの配信も毎日続けて、きょうで 2,192日めになります。
もちろん、「続けりゃいい」というハナシではありませんが、「続けよう」と決めている以上は、毎日続けることが大切です。となると、悩ましいのが「ネタが無い…」でしょう。毎日とまではいかなくても、続けるほどのネタが無くなってしまう。
わたし自身、いまでこそネタが無くて深刻に悩むことはなくなりましたが、以前にはありました。また、同じように「ネタが無い…」という他の方の悩みを、見聞きすることもあります。
そんなわけで今回は、ブログやメルマガのネタが無い…の悩みから解放される意外な方法についてのお話です。具体的にはこちらになります↓
- 暫定でもネタを溜め込む
- 人から質問される環境をつくる
- なんども同じことを書く
- 思い切ってテーマを変える
- 買う・使う・行くを増やす
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
ブログやメルマガのネタが無い…の悩みから解放される意外な方法
暫定でもネタを溜め込む
おそらく、ブログやメルマガを続けている人は、なにかしらの「ネタ帳」を持っていることでしょう。わたしも「Notion」にネタ帳のスペースをつくって、そこにネタを書き込むようにしています。
この点で、あるときから気をつけているのが「ネタ帳をカラにしない」ということです。つまり、「常に、なにかしらのネタがストックされている状態」をつくるようにしています。
ニワトリが先かタマゴが先か… みたいなハナシではありますが、「ネタ帳にストックがある」とわかれば、不思議なもので、さらにネタをおもいつきやすくなるものです。
すでにストックがあるんだという安心感が、精神的な余裕に繋がり、ネタのおもいつきを促しているものと解釈しています。
逆に、ネタ帳がカラだと、四六時中「ネタ出しをしなければ…」とのおもいに駆られるのはよくありません。目の前の仕事なり、生活なりに集中もできませんし、焦っているからかネタ出しもなかなかうまくいかない。すると、ますます目の前のことに集中できない。悪循環です。
なので、どこかでいちど、ネタ帳にネタを溜め込むタイミングをつくることをおすすめします。そのあとは、カラにならないようにネタを追加していきます。「そんなの意味ある?」とおもわれるかもしれませんが、ふだんネタに困っている人ほど、まずは試していただきたい方法です。
ちなみに、ネタは「絶対に書く」というものでなくてもよいでしょう。「書こうとおもえば書けるかな」みたいな暫定のネタであったとしても、ストックが無いよりはずっとマシ。そういう意味では、思いつきであっても、ひとまずネタ帳に書き込んでしまうことが大切です。
人から質問される環境をつくる
ネタをじぶんで考えるのもよいですが、他人からもらうのもおすすめです。他人からネタをもらうとはどういうことか? 他人からされた質問を題材に、ブログやメルマガを書くということです。
他人から質問をされたということは、その質問がたしかに存在していることをあらわしています。その他人と同じように、ほかの誰かも同じ質問を抱えているかもしれません。
だとすれば、ほかの誰かに向けて、ブログやメルマガを書くことは有効だと言えます。ネタをじぶんだけで考えていると「ひとりよがり」もありますから、他人からの質問を題材にすることで、ひとりよがりから抜け出せる可能性もあるでしょう。
この点で、わたしは「人から質問される環境をつくる」ようにしています。たとえばですが、セミナーを開催するときに「個別相談(希望される方のみ)」をセットにしてお話を伺うとか、メルマガは読者専用のご質問・ご意見フォームを用意したりとか。
いずれでも「無料」での対応ではありますが、個別相談は時間を限定していますし、メルマガ読者からのご質問には、絶対に回答することまでは保証していません。
言葉を選ばずに言えば、過度に「タダ働き」をしているわけではなく、むしろ、良いネタをいただいていると考えています。なので、じぶんなりに、人から質問される環境をつくってみるのはいかがでしょうか。
もちろん、それをブログやメルマガのネタにするときには「個人情報」には要注意です。
なんども同じことを書く
いままでの話とは少々おもむきが変わりますが、わたし自身は、ブログやメルマガに「なんども同じことを書く」のはかまわないと考えています。つまり、以前のネタとかぶってもかまわないということです。
もちろん、まったく同じことを書いたりはしませんが、少し角度を変えたり、以前の情報にプラスアルファを加えたり、いちぶ最新情報に更新をしたり。それに、同じネタで書こうとしても、以前とまったく同じようには書けないものです。人間は日々経験を増やして、日々成長しているからですね。
また、読者の方が前回のブログやメルマガを読んでいるかはわかりませんし、読んでいたとしても忘れているかもしれません。では、じぶんが、「他人が書いたブログやメルマガ」で1年前のものを覚えているか? と言われれば、そうそう覚えていないのではないでしょうか。
ですから、よほど短期間のあいだに同じネタを使い回さない限りは、あるていど同じネタ・あるていど似通ったネタで書くのはかまわない。というのが、わたしの考えです。
また、だいじなことであればあるほど、なんども同じことを書くのにも意味があるでしょう。人間はだいじなことであっても、そんなにカンタンに理解したり、記憶したりすることはできないものです。
読者の方が、「あぁ、また同じことを言ってるよ」とおもわれるのであれば、それはだいじなことが伝わった証拠でもあります。
思い切ってテーマを変える
ブログやメルマガについては、「幹」となるテーマがあることとおもいます。たとえば、このブログであれば、平日は「銀行融資・銀行対応」がテーマです。でも、ブログをはじめたばかりのときには「経理・税金」がテーマでした。
ところが、1年くらい書き続けてみて、書くのがしんどくなったのですね。それは、あるていどのネタで書いてしまったということもありますし、じぶんの興味・関心としてもあまり強いものではなさそうだ… という意味でのしんどさです。
その後、「銀行融資・銀行対応」をテーマにしてからは、しんどさがなくなりました。まったくなくなったと言えば「言い過ぎ」かもしれませんが、以前のしんどさに比べれば、なんてことはありません。
銀行融資・銀行対応に関してであれば、書こうとおもえば書き続けられるし、書き続けたいとおもえるからです。その理由や経緯については、話すと長くなるので割愛しますが。
要は、いまのじぶんがネタに悩んでいるのであれば、それは「テーマが合っていない」のかもしれないということです。これを機に、思いきってテーマを変えるのも、1つの方法ではないでしょうか。
それでもうまくいかないようなら、また変えればよいのです。それができるのが「じぶんメディア」のよいところでしょう。わたし自身も、また変えることを検討しています。
買う・使う・行くを増やす
ブログやメルマガを書くことを「アウトプット」と捉えるのであれば、アウトプットの元になるインプットが重要だ。というのは、よく言われるところです。
では、その「インプット」とは何なのか? 言い換えるなら「体験」だろう、と考えています。さらに具体的に言うと、「買う・使う・行く」という体験です。
たとえば、仕事で使う道具を買ってみるとか、あたらしいサービスを使ってみるとか、行ったことがない場所に行ってみるとか。
まずは、そういった体験を「直接」的にネタにすることができます。カンタンに言えば、買った感想や使った感想、行った感想を書いてみる、ということです。
が、それだけではありません。体験というのは、単なる知識よりも「拡張性」があるもので、体験からあたらしい発想や思考に繋がったり、1つの体験がまた別の体験を結びつけるきっかけになったりもします。すると、より広く、より多くのネタが生まれます。
ですから、本を読むなどしてインプットするのもよいのですが、それだけではなく、体験としてのインプットも増やすことができるとよいのではないでしょうか。
なので、わたしが読書をするときには、「すぐに行動に移せることはなにか?」に注目をしています。極端を言えば、あとの内容はあまり読む必要はないだろう、ということですね。
加えて、毎日1つ以上、あたらしい体験をすることもルールにしています。それを記録もしているので、ときおり眺めてみて、ネタ出しのきっかけにすることもあります。
まとめ
ブログやメルマガを続けていると、よくある悩みのひとつが「ネタが無い…」でしょう。そこで、ブログやメルマガのネタが無い…の悩みから解放される意外な方法についてお話をしてみました。
ご参考になるところがあるようでしたら幸いです。
- 暫定でもネタを溜め込む
- 人から質問される環境をつくる
- なんども同じことを書く
- 思い切ってテーマを変える
- 買う・使う・行くを増やす