一般的なメルマガスタンドから乗り換えてわかった Substackのメリット・デメリット

メルマガの毎日配信を続けているわたしが、一般的なメルマガスタンドから乗り換えてわかった Substackのメリット・デメリットについてお話をします。

目次

いまは、メリットがデメリットを上回る。

かれこれ、メルマガの毎日配信を 2,262日ほど続けています(2022年12月10日現在)。

ここまで、わりとメジャーなメルマガスタンド(メルマガ配信システム)、つまり、一般的なメルマガスタンドをいくつか使ってきました。無料で利用できるものも、有料のものも。

そのうえで、20日ほど前から「Substack」を使いはじめています。いまのところ、メリットがデメリットを上回っており、使い続けるつもりです。

そんな Substackのメリット・デメリットについて、一般的なメルマガスタンドと比較をしつつ、お話をしていきたいとおもいます。

メルマガの配信をしている・しようとしている人にとって、メルマガスタンドの選択は悩みごとの1つでもあるでしょう。本記事がご参考になるようでしたら幸いです。

それでは、いってみましょう。

Substackのメリット

無料で配信できる

わたしにとって、Substackの魅力はなんといってもこれ。いま現在、Substackはメルマガを無料で配信できます。これって、あたりまえじゃありません。

わたしが以前に使っていたメルマガスタンドは、月額で 2,500円くらいしました。個人的には、なかなかの負担感がある金額です。

無料プランを提供しているメルマガスタンドもありますが、メール内に「広告」を入れられることが前提だったり… こちらが意図しない広告でもあるので、読者にとっては「ノイズ」です。

実際に、読者の方から「広告がジャマ」とのご指摘をいただいたこともありました。そんなこともあって、有料で広告なしのメルマガスタンドを利用していたわけですが。

なお、Substackは「無料購読」と「有料購読」、いずれの形式でも発行できます。このうち、配信側が無料で利用できるのは、「無料購読」のメルマガを発行するケースです。

ただし、有料購読(サブスク)のメルマガを発行する場合には、購読料のなかから、Substackに手数料(10%)を差し引かれることになります。

なにはともあれ、無料購読での発行であれば、利用におカネがかからない。読者の数が多くても関係ありません。一般的な有料メルマガスタンドは、読者数が多くなると料金も高くなることから、無料はありがたいですね。

だいたいのことはできる

無料とか言って、できることが限られるんじゃないの? と、疑われたあなた。適切な疑問です。わたしも疑いました。結果、わかったのは「だいたいのことはできる」です。

たとえば、日時を指定して配信ができる、読者のメールアドレスを管理できる、配信ごとの閲覧履歴を確認できる、アフィリエイトリンクを貼ることができる、など。

こういったことは、メルマガスタンドを無料プランで利用していると、できないことだったりします。なかには、できなくてよいこともあるかもしれませんが、個人的にはできたほうがよいだろうとおもうところです。

そのあたり、Substackは「無料だから」と心配していたのですが、問題なく使えています。

ただし、いわゆる「ステップメール」はできないようです。読者登録があった日から、毎日順番に、決まったメールを配信していく… みたいな「しくみ」ですね。

わたしは、ステップメールを使っていませんし、使うつもりもないので問題ありませんでしたが。ステップメールを使いたい人にとっては、ネックになるでしょう。

読者とのチャットもできる

Substackには、スマホアプリがあります。読者が、そのアプリを利用してくれれば、アプリ内でチャットをできるのは魅力です。読者との交流の場としてとても良いのではないでしょうか。

わたしも、さっそくスレッドを立ち上げてチャットをはじめました! が、いまだに「わたしひとり」でチャットをしています。つまり、読者のご参加がないのですね…

アプリを登録するというハードルもありますし、登録するにも実名は避けたいといった思惑もあるでしょう(わざわざ匿名アカウントをつくるのも…)。さらには、実際に投稿するというハードルもあります(わたし以外の誰も投稿していないし)。

などと、言い訳を並べてみましたが。ひとえに、わたしの魅力不足だと認識して精進します。

それはそれとして、スマホアプリは「iOS」も「Android」も、両方で利用可能です。Androidのほうは最近、チャット機能が使えるようになったようですが、なにぶん iOSデバイスしか持っておらず、確認はできておりませんのであしからず。

Substackのデメリット

前述したメリットに対して、デメリットはただ1つだと考えています。そのデメリットとは、インターフェースが「英語」であること。

Substackは、アメリカ発のシステムであり、いまのところ日本語対応はしていません。なので、配信する側はもちろん、読者側も「英語」に対応する必要があります。

とはいえ、対応事項は限られていますから、「極度のアレルギー」がなければ対応できる範囲だろう、というのがわたしの見立てです。

配信する側は、サインイン(登録)から、各種の設定をするわけですが、英語がわからなければ、ブラウザの翻訳機能を使うなり、翻訳サイトを利用するなりすればなんとかなります。

問題があるとすれば、読者側でしょう。読者登録をするときに、どうしても英語表記に接することになってしまいます。この時点で「なんか怪しい…?」と感じる方はいるものです。

また、登録をしたくても、英語なので不安。よくわからない… ということで、実際にお問い合わせもいただきました。もしかすると、読者登録が減るかもしれないのはデメリットだといえます。

とはいえ、いま現在もこれからも、世の中は「グローバル対応」があたりまえなのであり、「英語だから…」と恐れているのはもったいないハナシです。

かく言うわたしも、英語が得意などということはなく、むしろ苦手な部類だと言えます。が、いまはITを使えば、翻訳にさほど苦労することもないのですから、「毛嫌いはしないように」との思いです。

まとめ

一般的なメルマガスタンドから乗り換えてわかった、Substackのメリット・デメリットについてお話をしてきました。

メルマガの配信をしている・しようとしている人にとって、メルマガスタンドの選択は悩みごとの1つでもあるでしょう。本記事がご参考になるようでしたら幸いです。

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