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まだ3冊めだからこそ言いたい!Kindle出版のポイント

まだ3冊めだからこそ言いたい!Kindle出版のポイント

先日(2023年5月12日)、Kindle本を出版しました! 久々に… というわけで、まだ3冊めだからこそ言いたい、Kindle出版のポイントについてお話をしていきます。

目次

むしろ、まだたったの3冊めだから

いきなりではありますが、先日(2023年5月12日)、Kindle本を出版しました↓

いわゆる Kindle出版は久々であり、これで3冊めになります。

まだたったの3冊じゃねーか、とのツッコミはあるかもしれませんが。むしろ、まだ3冊めだからこそ、言えることもあるのかなー、などとおもったしだいです。

これから Kindle出版を考えている人とか。1冊は出してみたけど、そのあとが続かずにいる人とか。そういう人たちに対して、お伝えできることもあるのではないか? そんな感じです。

具体的には、次のとおりになります↓

まだ3冊めだからこそ言いたい!Kindle出版のポイント
  • 少なくてもいい
  • 妥協しすぎはダメ
  • 安売りしすぎもダメ
  • 表紙もじぶんでつくる
  • あいだはあけずに出版する

それではこのあと、順番に見ていきましょう。

まだ3冊めだからこそ言いたい!Kindle出版のポイント

少なくてもいい

紙の本をイメージすると、1冊の文字量としては「少なくとも 10万字くらい」ということかもしれません。ビジネス書や実用書などは、だいたいそんなものです。

じゃあ、Kindle本も「本」という以上は、そのくらいは書かないといけないのか… そんなことはありません。Kindle本のボリュームは人それぞれ、少なくてもOKです。

わたしも、ふだんから Kindle本はいろいろ読んでいますが、なかには拍子抜けするほど少量のものがあります。なので、はじめから「たくさん書かなきゃ」と気負う必要はありません。

ただし、あまりに少量すぎると、ガッカリする読者が増えるものとおもわれますので、「あるていど」のボリュームは確保するのがよいでしょう。

わたしのイメージでは、読みおえるのに 30分以上を要するかどうか。もちろん、読むスピードは人それぞれです。一般には、1分で 500文字前後が平均的だと言われています。

これをふまえて 30分ということになると、最低でも 15,000文字くらいになるでしょう。もう少し読むスピードが速い人がいることを考えると 20,000文字以上がよいかもしれません。

今回、わたしが出版した3冊めも 20,000文字弱です。1時間弱で読みおえることができる、コンパクトな内容をイメージしてもらえるよう、本のタイトルに「ハンドブック」と付けてみました。

妥協しすぎはダメ

ボリュームとしては少なくてもいい(紙の本に比べて)、と言いましたが。内容について、妥協をするのはよくありません。まぁ、あたりまえのお話ではありますが。

Kindle本の場合、内容が悪いとレビューが悪くなる… ということはあるわけで。すると、その他の本についても、悪いイメージが先行して読んでもらいにくくなることも考えられます。

もちろん、妥協せずに書いたってレビューが悪くなることはあるわけですが。妥協した内容で、レビューが悪くなる… みたいな「あたりまえにもったいない」ことにならないよう気をつけましょう、というハナシです。

Kindle出版のコツ的なもののなかには、「とにかくたくさん出版する」といったものがあります。それはそれで正しい一面もあるのでしょうが、「だから内容は妥協してかまわない」という意味でもないでしょう。

この点、ボリュームを少なくするときにも、全体的に内容を薄める方法よりも、内容は濃いままで範囲を絞る方法のほうが、読者の満足度は高いようにおもいます。であれば、続編も出しやすくなりますし。

なお、妥協しなさすぎるのもイマイチです。完璧主義が過ぎると、いつまでたっても出版できなくなってしまいます。妥協しすぎもダメ、妥協しなさすぎもダメ、と考えておきましょう。

安売りしすぎもダメ

妥協しすぎはダメ、という話をしましたが。安売りしすぎもダメ、というのがわたしの考えです。

またまた Kindle出版的なコツに目を向けると「99円(最低価格)で売れ!」みたいなものがあります。そのほうが、多くの人が手に取りやすいから、というのが理由です。

まぁ、たしかに、そうかもしれません。買い手にしてみれば、安ければ安いほうがいいに決まっています。ですが、「安いほうがいい」のと、「安くないと売れない」のとは別モノです。

安くないと売れないか? といえば、けしてそんなことはない。というのが、わたしの実体験です。わたしが出版している Kindle本のひとつは 1,000円でも売れています。ときどき、価格を下げたりもするのですが、もっと売れるかというとそうでもありません。むしろ、売れない…

とはいえ、これは「わたしの場合」なので、すべての人に共通することではないでしょう。ただ、それでも「安売りの誘惑」に負けてはいけない! と、おもうのですね。

価格を売るための道具には使わないこと。「安売りしなければ売れない」というのであれば、じぶんが書く意味がなくなってしまいます。でも、じぶんが時間をかけて書いた文章は、けしてそんな価値ではないはずだ! と、自信をもって値付けをしていきましょう。

そのためにも、書くときには妥協しないことが大切になるわけですが。

表紙もじぶんでつくる

さらに、Kindle出版的なコツについて、「表紙は外注しよう!」というものがありますが。わたしとしては、「せっかくの Kindle本なのだから、表紙もじぶんで!」と言いたいところです。

たしかに、餅は餅屋とも言いますから。外注をしたほうが、よいものができる可能性はあるでしょう。ですが、それも可能性に過ぎず。外注してつくったといわれる表紙が、必ずしもよいものでもありません。

もちろん、個人の趣味嗜好もあるわけで、わたしが「よくない」とおもうだけのハナシでもあります。だからこそ、じぶんが「こうしたい!」という表紙をじぶんでつくるのがいい、とおもうのですね。

なので、もし外注をするのだとすれば、じぶんで「こうしたい!」が無い場合、というようにわたしは考えています。もっとも、そんな場合があるのかどうかは不明ですが。

それはそれとして。Kindle出版の良さは、企画から執筆、編集、校正、さらにはマーケティングまで、すべてをじぶんひとりで、できるところにある。なので、やっぱり表紙もじぶんでつくろうよ、じぶんで体験してみようよ、とおすすめをします。

あいだはあけずに出版する

さて、このたびの3冊めは、前回2冊めの出版から1年以上あいだがあきました。おかげで、原稿執筆後に、出版を申請するまでの流れや方法を思い出すのに時間がかかってしまいました。

原稿を書くのはいいにしても、そのあとのことがおっくうに感じる… すると、次の出版が遅れる原因にもなるでしょう。Kindle出版に限りませんが、物ごとは忘れる前に継続するのがベストです。

この教訓を胸に、4冊めはもう少し、あいだをあけずに出版したいとおもいます。はい。

まとめ

先日、Kindle本を出版しました。久々に… というわけで、まだ3冊めだからこそ言いたい、Kindle出版のポイントについてお話をしてみました。

これから Kindle出版を考えている人や、1冊は出してみたけど、そのあとが続かずにいる人などに対して、少しでもご参考になるところがあれば幸いです。

    まだ3冊めだからこそ言いたい!Kindle出版のポイント
    • 少なくてもいい
    • 妥協しすぎはダメ
    • 安売りしすぎもダメ
    • 表紙もじぶんでつくる
    • あいだはあけずに出版する
まだ3冊めだからこそ言いたい!Kindle出版のポイント

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