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僕の読書記録の様式と考え方/2023年版

僕の読書記録の様式と考え方/2023年版

読書好きの方であれば、なんらかの読書記録をつけていたり、関心があることでしょう。というわけで、わたしが実際に利用している読書記録の様式と、考え方についてお話をしてみます。

目次

読書記録の様式

読書はお好きですか? はい、大好きです。というわけで、2日に1冊くらいを目安に本を読んでいると、「あの本は読んだのだっけか…?」みたいなことも起きてきます。

え〜、せっかく本を読んでも忘れちゃったら意味なくない? と、おもわれるかもしれませんが。人間、忘れてナンボです。いちいち覚えていたら、いくら脳があっても足りませんし、疲れてしまいます。

脳にはもっと、別のお仕事もしてもらいたい。だとしたら、脳のなかにあるもので、すぐに必要がないものは「吐き出しておく」のがよいだろう。で、その1つが「読書記録」になります。

きょうは、その読書記録について、わたしがどんな「様式」で、どんな「考え方」で利用しているかのお話です。読書記録に迷われている方、思案されている方のご参考になれば、嬉しくおもいます。

読書記録の様式

では、さっそくいってみましょう。まずは、様式から。試行錯誤の末、2023年のいまは、このようなものを利用しています↓

Notionというクラウドデータサービスでつくりました。が、別にエクセルでもなんでもよいでしょう。なんにせよ、データベース化しておくと、いろいろな角度から検索・集計もできて便利です。

いっときは読書記録アプリも使っていましたが、急に仕様変更したり、アプリ自体がなくなったりもしたので、「それなら、じぶんでつくってしまったほうがいいよねー」とあいなりました。

さきほどの画像を見ていただければわかるとおり、読書記録には以下の「項目」を用意しています↓

  • タイトル(本のタイトル)
  • 著者(本の著者)
  • 配架(いつ入手したか)
  • 読了(いつ読みおえたか)
  • 評価(5段階)
  • 状態(本がどうなってるか)
  • 画像(読書メモ)
  • 備考(備忘録的な)

このあと、それぞれの項目の「考え方」について、お話をしていきます。

各項目の考え方

タイトル

まんま、本のタイトルです。とくに、なんのひねりもありません。読書をしたら、最低でもこれくらいは記録しておかないと、あとになって「読んだかどうか…」と迷うことになります。わたしの場合には。

こまかいハナシではありますが、タイトルはAmazonの商品名をコピペするようにしています。サブタイトルまで入れるのかどうか? などで迷わずに済み、「統一感」をもたせるためにです。

著者

気に入った著者の本をまとめ読みするようなこともありますよね。そういったときには、著者名での検索もできるようにしておきたいものです。

またまた細かいハナシではありますが、名字と名前のあいだの空白は無しにしています。空白は半角か全角かなど迷わずに済みますし、表記ゆれ対策としても、なにかしら統一すべきでしょう。

配架

その本をいつ入手したのか、です。わたしの家には「積ん読用本棚」があります。その本棚に並べられた日として、記録をするわけですね。そんな記録いります? と、おもわれるかもですが。

入手した時点で記録しておかないと(つまり、読了した時点での記録だと)、積ん読にしているあいだに「同じ本をまた買ってしまう」という惨事が起きます。というか、過去に数回起きました。

また、入手日がわかっていれば、「先入先出し(古いものから先に読む)」といった判断もできるようになります。まぁ、別に「後入先出し」でもよいわけですが。

読了

読書記録としては、欠かせない項目でしょう。いつ、その本を読みおえたのか。これを見て、「あぁ、最近はあまり読書できていないなぁ」と反省をしたり、「今月はたくさん読めたなぁ」と悦に入ったり。

もちろん、「たくさん読めばいい」というものでもありませんが、「読むことからはじめる」という一面があるのは読書の真実です。なので、わたしは「まずは読め」でいいとおもっている派です。

それよりなにより、ただ本を読むのが好き。たくさんの本を読んでみたい。それだけだったりもします。

評価

読みおえた本の評価です。評価だなんてエラそうに、ということではありますが。あとになって、「どんな本だったっけ?」とか、「なんども読み直したい本かどうか」などの「区別をする」ための項目です。

評価は4段階。具体的には、「100選」「良書」「一読」「中断」「資料」の5つになります。

このうち「100選」は、わたしにとって「一生モノの100冊」と位置づける本であり、最高評価です。別途、100選リストもつくっていて、100冊を超えれば入れ替わりもありえます。

続いて、「良書」はおもしろいと感じた本。時間が無限にあるのなら(ないけど)、もう1回読みたいなぁという評価です。いっぽうで、「一読」は、もう読まなくていいかなぁ、という評価。

「中断」は、なんらかの理由によって、途中で読むのをやめた本です。いまのじぶんには難しすぎるとか、いまのじぶんにはつまらなすぎるとか。そういう本もありますよね。うん、あるある。

さいごの「資料」は、ちょっと評価とは異なりますが。おもに仕事上で、資料として読んだ本であり、必ずしも全文に目をとおすわけではなく、必要なところだけ確認をしたような本です。

このくらいの区別をしておくと、あとになって振り替えるときの参考になります。

状態

その本がいま、どのような状態にあるかです。ぜんぶで4つ、「積ん読」「保有中」「Kindle」「手離れ」に分かれます。

「積ん読」は文字どおり、積ん読(未読)になっている状態です。「保有中」は、読みおわった本で、いまなお本棚に保管されている状態。「Kindle」は、紙の本ではなく、Kindle本として所有している状態。

さいごに「手離れ」は、紙の本かつ、売却するなり廃棄するなりをした状態です。このように区分しておくと、「あれれ〜、あの本がないぞ〜(実は売却済み)」といったことはなくなりますね。

また、保有をしているけれど、「もう処分してもいいかなぁ」という本を検討するときにも役立つ情報になるでしょう。

画像

内容としては、読書内容のメモです。冒頭の画像のなかで「book.pdf」と書いてあるものは、本の内容のうち、画像で残しておきたいものをスマホで撮影したものになります。

「note.pdf」は、本の内容について、iPadで手書きでまとめたノートの画像です。わたしは、読書をしながら、気になるところには「ふせん」を貼るのですが、読了後に、そのふせんをもとにまとめたものになります。

ちなみに、わたしは読書をするときには、「じぶんも実行できること・したいこと」に注意をして読むようにしています。知識をえておしまいではなく、行動に移したいからです。

なので、行動に移したいことが読書から見つかれば、別途、ToDoリストに記録をするようにもしています。

備考

まさに、備考です。本のタイトルだけではわかりかねる、本の内容をサラッ書いておいたり、本のなかで見つけた「名言」を記録したりしています(名言リストにリンクさせている)。

まとめ

読書好きの方であれば、なんらかの読書記録をつけていたり、関心があることでしょう。というわけで、わたしが実際に利用している読書記録の様式と、考え方についてお話をしてみました。

読書記録に迷われている方、思案されている方のご参考になれば幸いです。

僕の読書記録の様式と考え方/2023年版

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