2023年4月から、週刊メルマガの配信をはじめました。文字量にすると、延べ25万字超えで「本2冊分」くらいのボリュームです。半年たったので、そのメリットをまとめてみます。
そのくらいのボリュームにはなる。
2023年4月から、週刊メルマガの配信をはじめました。社長や税理士などの、銀行融資・銀行対応に役立つニュースを1週間分厳選して、わたしの解説をつけてお届けする、というものです↓
で、10月を迎えて、ちょうど半年となりました。文字量にすると、延べ25万字をラクに超えるくらいであり、書籍にしたら2冊分にはなるボリュームです。
ちなみに、購読者さまにコミットしている「毎週日曜日に発行」分は、毎号8,500字〜9,000字になります。そのうえで、コミットはしていないものの、結局、毎週1本以上は2,000字ていどの臨時号も発行しているために、そのくらいのボリュームにはなるのですね。
有料メルマガということもあり、わたしにとっては「あたらしい試み」の1つだったので、半年たったここらで振り返りをしてみようとおもいます。
題して、「週刊メルマガを半年(本2冊分)書き続けたメリット」。って、デメリットはないんかーい!と、おもわれるかもしれませんが。いまのところは、ないです。はい。
というわけで、メリットがこちらになります↓
- インプットが増える
- 犠牲になるものはない
- 徐々に成果は得られる
それではこのあと、順番にお話をしていきます。
週刊メルマガを半年(本2冊分)書き続けたメリット
インプットが増える
冒頭でもふれたとおり、このたびの週刊メルマガは、「ニュースを厳選して、解説をつける」というもの。ニュースはふだんから見ているわけですが、厳選する・解説をつけるとなると、それはそれで勝手が違ってきます。
厳選するには、「選ぶ眼」を養わなければいけません。解説をつけるには、噛み砕いて説明ができるくらいには「理解度」を高めなければいけません。いうなれば、「真のインプット」が必要であり、ニュースを流し読みしているだけでかなうものではないでしょう。
この点、週刊メルマガの発行をコミットしたことで、真のインプットを増やすことができたという実感があります。
そもそも、わたしは「ニュースを無造作に見ない」という主義です。言い換えると、じぶんにとって関係が無い・薄いニュース(ゴシップとか)、悪影響があるニュース(ネガティブとか)からは距離を置くようにしていました。
ニュースを見るにあたって、じぶんなりのフィルターをかけていることでもあり、週刊メルマガの発行を続けるなかで、そのフィルターの精度はさらに高まっています。
この期に及んで、ニュースを無造作に見る、つまり、あれもこれもと情報収集をしていては、いくら時間があっても足りません。というわけで、必然的に「選ぶ眼」が養われたわけですね。
そのうえで、いざメルマガに書こうとしても、「そういえば、よくわからないぞ」ということもありますから、今度は「関連のニュース」を探すことに繋がります。そうして、1つのニュースから派生的に情報収集が発生し、結果として、理解度が高まるわけです。
以上の「真のインプット」は、相当量のボリュームを書き続けたからこそ得られたものと考えています。今後も役に立つスキルですから、大きなメリットだといえるでしょう。
犠牲になるものはない
真のインプットが増えたというのなら、時間だってかかるのだろうし、ほかに犠牲になったことがあるんじゃないの?と、おもわれるかもしれませんが。振り返ってみても、とくにないです。
公私ともに、これまでやってきたことで、週刊メルマガをきっかけにやめてしまったというようなこともありません。週刊メルマガをはじめる前も、そのあともとくに変わりはないのです。
むしろ、ほかにもあらたにはじめていることがあるので、以前よりも時間が足りなくなってしかるべきではあります。では、いったいどういうことなのか?
1つは、「よりムダがなくなった」ものと考えます。人生にムダはない、という考え方もありますが。そうは言っても、正直ムダをして過ごしていることもあるでしょう(ついつい、アニメを見続けるとか?)。
ところが、ヒトは追い詰められるとムダを削らざるをえなくなります。週刊メルマガをはじめるというのは、ある意味、じぶんを追い詰めることでもあったのですね。実際、毎週日曜日の定期号を1つ仕上げるのに3時間かかっています。これはなかなか…
そして、もう1つは「締め切り効果」です。前述の3時間をこじあけるためには、ムダを削るだけでは足りないかもしれない。だとすれば、いつもやっているアレもコレも、もっと時間を縮められたら…ともおもうわけです。
この点、毎日更新のブログは、どんどん執筆時間が短縮される傾向にあります。だからといって、とくに文章量が減っていることもないのですが。本当にフシギなものだとおもいます。その昔、3,000字のブログを書くのに、3時間かかっていたのはなんだったのか…
結論、少々じぶんを追い詰めるくらいでちょうどいい。尻に火がつくくらいがちょうどいい。
徐々に成果は得られる
で、肝心の成果は得られているのかい?とも、おもわれることでしょう。ここでいう成果とは「定量的」な成果であり、さらにいえば、読者数とか収入とかです。
正直にいえば、現状、かけている時間に見合うとじぶんが納得できるだけの収入にはなっていません。それでも、読者数・収入は純増が続いているのは、嘘偽りがない事実です。
とくに、いちど購読をされた方の継続率は高いと感じており(現状91.7%)、一定の満足度をいただけているものと考えます。なので、現状の課題は「まずは、いちど試してもらえるか」です。これがなかなかうまくいきません…(初月無料くらいではダメらしい、とか)
それはそれとして、読者数・収入の増加、高い購読継続率が維持できている点では、徐々に成果は得られているし、今後の成果も期待できるのではないか?というのが、いまの考えです。
ただそれも、前述した「真のインプット」があってこそ。当然といえば当然ですが、書き続けることについて、できる限り真摯に取り組んでいる結果であるともおもっています。
というわけで引き続き、マジメに熱意をもって書き続けていきます。
まとめ
2023年4月から、週刊メルマガの配信をはじめました。文字量にすると、延べ25万字超えで「本2冊分」くらいのボリュームです。半年たったので、そのメリットについてお話をしてみました。
要は、書き続けることの「効能」をあらためて体感している、ということではあります。いまの時代、メルマガは誰にでも発行できるものでもありますし、「ひとまず」はじめてみるのもおすすめです。
- インプットが増える
- 犠牲になるものはない
- 徐々に成果は得られる