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ひとり仕事で8年が経っても変わらなかったこと

ひとり仕事で8年が経っても変わらなかったこと

ひとり仕事をはじめて8年になりました。というわけで、8年も経ったけれど変わらなかったことについて考えてみました。では、8年経って変わったことは何だろう、とも。

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8年経っても変わらなかったこと

いまは、2024年4月。ひとり仕事をはじめたのが2016年4月のことなので、そこから8年が経ちました。「10年ひと昔」などともいいますから、だいぶ時間が経ったといえるでしょう。

で、それだけ時間が経っても、変わらなかったことってあるかなぁ?なんてことを考えてみたわけですが。明確に、きっぱりと言い切れることが1つありました。それは…

「ひとり仕事を続けたい」

そういうことです。わたしの場合は、組織(会社勤め)に疲れて独立したようなところがありまして。だとすれば、当初から「ひとり仕事をしたい」という思いがありました。

とはいえ、ひとり仕事が「本当にじぶんに合っているのか」は、実際にやってみないとわからないこともあるでしょう。事実、ひとり仕事から会社勤めに戻る人を見聞きもしています。

現実は、おもっていたのとは違うなぁ、ということはあるわけです。

この点、わたしの場合には、思いと現実のあいだのギャップはなかった(あるいは小さかった)ようで、いまなお、ひとり仕事をしたい・続けたいという気持ちがあります。

むしろ、気持ちの強さでいったら、独立当初よりも100倍くらい強くなっていそうです。もう会社勤めには戻れないし戻りたくない、ということを1万回くらい考えてしまいます。

まぁ、100倍とか1万回はおおげさにしても。ひとり仕事を続けたい、という思いの強さはたしかです。

なので、もし仮に(ありえないのですが)、あしたから倒れるくらいに仕事の依頼が殺到したとしても、わたしが誰かを雇うということは「100%ない」と断言できます。

いっぽうで、ある意味では地味なひとり仕事であっても、家族を養えるくらいはできることを、この8年で実証もできました。そりゃあ、収入は多いほうがいいとはおもいますけど、誰かを雇ってまではご免こうむる、といった具合です。

このあたりは、「ひとり仕事への適性」のひとつだろうと考えています。つまり、「収入」と「ひとり」を天秤にかけたとしても、ひとりを選べるかどうか。

もちろん、ひとりが良くて、誰かを雇ったり(組織をつくったり)、会社勤め(組織に属する)が悪いという「比較」をしているのではありません。あくまで、じぶんにおける「適性」のハナシです。

じぶんの人生を生きるのであれば(他人の人生ではなく)、より適性の高い環境を選ぶのが幸せというものでしょう。事実、いまのわたしは「だいぶ幸せ」です。

8年経って変わったこと

いまさらではありますが、本記事に「決められた着地点」はありません。わたしにしては珍しいことなのですが、はじめに構成を練らずに書いています。書きはじめてはみたものの、どこにたどり着くかがイマイチわかりません。

まぁ、8年のあいだ毎日、ブログを更新し続けているなかで、こういう日が少しくらいはあってもいいでしょう。「うん、それでもいいよ」とおもっていただけるようでしたら、もう少しお付き合いいただけると、うれしくおもいます。

で、8年経っても変わらなかったことについて、話をしたわけですが。いっぽうで、8年経って変わったことは何だろう?ということも、考えてみたりもします。変わらないこともあれば、変わることもある。

それなりにいくつかありそうですが、一番は「忍耐力」でしょう。あるいは、持久力と言い換えてもよいかもしれません。以前に比べると、物事をカンタンには投げ出さないようになりました。

このブログなどは、その最たる例です。8年前のじぶんからすれば、毎日ブログを更新し続けるなど狂気の沙汰であり、無理ゲーでした。まぁ、いまも狂気の沙汰だとはおもいますけど。

なにはともあれ、途中なんどか「やめようかな」と迷い悩みながらも続けてきた末に、いまでは「あたりまえ」のものとして受け入れています。なんでそれができたのか?

ひとり仕事だから、というのも理由の1つでしょう。ひとり仕事をしている以上、仕事はじぶんでつくらなければいけません。会社勤めのように、会社が仕事を与えてくれるわけではありません。

にもかかわらず、ひとり仕事のじぶんが、カンタンにあきらめているようだと、生活が成り立たない…(仕事がなくなる、収入がなくなる)ということになってしまいます。

じゃあ、もうちょっとがんばってみるか。みたいなところがありますね。その「もうちょっと」というガマンが利くようになったのは、じぶんが感じている変化です。

忍耐力は万能ではない

8年経って忍耐力がつきました!という話をしましたが。それは、物事の一面であり、別の面もありますね。わたしの忍耐力については、あまり感心できない側面もあるということです。

とはいえ、一面だけのハナシでやめておけばキレいなのですが。それではあまりにも「えーかっこしー」というものでしょうから、カッコの悪い話にも触れておくことにします。

で、どういうことかというと…わたしの忍耐力が活きるのは、わたし自身が対象であるときに限られるのですね。言い換えると、他人が対象であるときの忍耐力は、きわめて貧弱です。

ひとり仕事が長く、他人と接する機会・時間が減ったからか、他人に対する「許容度」はだいぶ下がったと感じています。つまり、他人に対しては短気でせっかち、ガマンがならない、みたいな。

これだけ聞くと、完全にヤバい奴に見えるかもしれませんが。さすがに、仕事上のお付き合いのなかで、短気やせっかちを全開にすることは控えています。

なので、あるていどまではガマンもできるのですが、引き換えにストレスが大きくなるのです。以前だったら、そこまでたまらなかったであろう量のストレスがたまってしまうようになりました。

それはよくないので、そもそもお付き合いする相手に気をつける、ということになります。

このあたりからは、歯切れも悪くなりますし、このあたりにとどめておいたほうがいい。というのは、「オープンなストック資産」というブログの特性上、ご容赦ねがうところです。

要は、忍耐力も万能ではなく、メリット・デメリットをあわせ持つことになります。

そろそろ話をまとめると。たまには、じぶんの環境をかえりみたり、じぶんの変化をかえりみたりするのもよいのでは?というのが、汎用性のある落としどころにはなるでしょう。

わたしの場合には、そのきっかけが「8年経った」という節目であったわけで。じぶんにとっての節目をきっかけに、かえりみる(おすすめは、文字にしてみること)のはいかがでしょうか。

ひとり仕事で8年が経っても変わらなかったこと

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