発信が続かない人の特徴について、過去のじぶんに対する反省から、あるいは、周囲で発信が続かなかった人たちを見て感じたことから、まとめてみることにします。
藪から棒に何だ?
わたしには、「発信を続けている」という自負があります。藪から棒に何だ?と、おもわれたかもしれませんが。
このブログに関しては、もう少しで連続3,000日更新になりますし。メルマガの配信数は、2,500号を超え、YouTubeは週一投稿を4年以上のあいだ続けてきました。
だから、発信を続けているという自負がある(←2回め)。などと言うと、「続けることが目的ではないだろう」とか、「大事なのは成果だ」という反論もあるわけですが。
そもそも発信をしたことがない・発信を続けたことがない人や、具体的な成果を挙げられない人からの反論であれば、聞く耳を持つ必要がないだろうと考えています。
おいおい、ケンカを売っているのか?と言われたら、ケンカを売るつもりはありませんが。売られたケンカは買うくらいの「気概」は持っています(実際に、ケンカはしないしスルーですけど)。
まだまだまったく満足ができるものではないとはいえ、じぶんなりにコツコツと成果を積み上げた自負もあるからです。そのうえで、そろそろ今回の本題に入ります。
ずばり、発信が続かない人の特徴とは?
偉そうに…と、おもわれるかもですが。これは、過去のじぶんに対する反省でもあります。わたし自身もまた、発信を続けるのには苦労したひとりです。
それでも続けてきたなかで、じぶん自身に対して感じたこと、また、周囲で発信が続かなかった人たちを見て感じたことには共通点がありそうだぞ…というわけでこちらです↓
- 優先順位を上げられない
- やる気をエネルギーにする
- 必要な努力量の見積もりが甘い
このあと、順番にお話をしていきます。
発信が続かない人の特徴
優先順位を上げられない
たとえば、このブログについて。わたしは、毎日のスケジュールのなかで「ブログを書く時間をあらかじめ確保」しています。残りの時間で、ほかのことをスケジュールするという考え方です。
また、いまは「原則、朝のうちに書く」ということを徹底しています。ブログにかかる時間は、おおむね75分くらい(長いときには2時間くらいかかりますが)。遅くても9時くらいまでには書きおえるイメージです。
いっぽうで、あらかじめ時間を確保せずに「時間があったら書こう」とか、「きょうのうちに書こう」ということだと、発信が途切れる可能性が高くなるものと推測します。
発信に限りませんが、「時間があったら」とはやらない人の言い訳ですし(時間がなかったんだ…!)、夜になって筆を取る(パソコンに向き合う)のでは、疲労でロクにアタマも回らないことだってあるはずです。
そして、気がつけば朝。うわっ、きのう発信してないぞ。みたいな。それでも反省をして、発信を再開できればよいのですが、そこであきらめてしまったり、同じことを繰り返してみたり。
そうはならないように、発信の優先順位を上げることです。わたしの場合には、「原則、朝のうちに書く」という方法ですが、じぶんなりに具体的な方法を決めて実践しましょう。
もちろん、優先順位を上げたからといって、絶対に発信を続けられるとは限りません。
人生にはいろいろありますから。ですが、絶対はないからこそ、まずは優先順位を上げる必要があるというものですし、それでやっと少しは、発信を続けられる確率が高まるものと考えています。
やる気をエネルギーにする
発信をするために、パソコンを開いてみた。うーん…でも、なんだかやる気がでない。とりあえず、あとまわしにして、やる気がでてから取り組むことにしよう。
というように、発信を続けるには、やる気というエネルギーが必要だと考えている人がいます。いっぽうで、いまのわたしは、やる気があろうとなかろうと「やることはやる派」です。
ブログの話でいえば、やる気があろうとなかろうと、朝にブログを書きはじまめす。やる気がないのに書くのはよくないのでは?と、おもわれるかもしれませんが。
やる気というのは、やっていればあとからついてくるものでもあります。またそんな根性論みたいなハナシを持ち出すし…と、ウンザリするようであれば、それは間違いです。
ドイツの医学者であるエミール・クレペリンさんは、「作業の進行につれて作業に没頭できるようになる状態」を研究によってあきらかにし、それを「作業興奮」と名付けています。
なので、やる気があろうとなかろうと、「いいから、まずはやってみなよ」ということであり、やりだしてみると、実際に「なんかノッてきたぞ」ということになるわけです。いわれみれば、そういう経験もあるような…と、思い出す人もいるでしょう。
なので、やる気に逃げないことです。それよりも、「習慣化」に取り組むのがよいでしょう。どんなにやる気がなくても、ほとんどの人は、毎日歯を磨くし、お風呂にも入るはずです。
なぜなら、それが習慣だから。習慣化のコツはいろいろありますし、そういった本などもありますから、いちど勉強してみるのもよいでしょう。
ここで1つだけコツを挙げるとしたら、それは「すでに強固な習慣の直前、あるいは直後に、あらたな習慣(これから習慣にしたいこと=発信)を付け足す」ことです。すると、強固な習慣が引き金となって、あらたな習慣が身につきやすくなります。
必要な努力量の見積もりが甘い
発信を続けているのに、なかなか成果が出ない。発信を続けても意味がないのではないか…うん、それならやめてしまおう。そのように考える人がいます。わたしもまた、そのひとりでした。
でもいまは、それは間違いだったと考えています。そもそも、そんなにカンタンに成果など出ないからです。などと言うと、「続けたら、絶対に成果が出るんですか?」と詰め寄る人もいたりしますが。
少なくとも、続けないよりも続けるほうが、成果につながる可能性は高いでしょう。なので、「続けたからといって成果が出るとは限らない」などというのは、続けられない人の言い訳にすぎません。
ただし、例外はあります。じぶんが天才のケースです。天才であれば、その才能によって、いきなり成果を出すこともできます。では、あなたは天才なのですか?というハナシです。
もちろん、わたしは天才ではありません。だから、継続という努力をしています。いやいや、だから継続しているのに、なかなか成果が出ないんだ!と、いわれるかもしれません。
でも、よくよく聞けば、継続が短すぎるのでは?というケースがほとんどです。たとえば、ブログで数ヶ月やそこらで成果を出すのは困難だといえます。じぶんの書いたブログが、検索エンジンを通じて人目にふれるようになるまでには、相応の時間がかかるのです。
それでも、はじめてすぐに成果を出す人がいるじゃないか!と、おもわれるかもしれませんが。さきほども言ったとおり、「あなたは天才ですか?」というハナシです。
天才でないとの自覚があれば、継続という努力が必要なのではないでしょうか。多くの人(わたしも含めて)は、必要な努力量の見積もりが甘いものです。だから、多くの人が成果を出せずにおわります。
ラクして得られる成果はないし、成果を得るには苦しさがともなう。わたしの経験則です。というわけで、きょうも続ける努力をします。
まとめ
発信が続かない人の特徴について、過去のじぶんに対する反省から、あるいは、周囲で発信が続かなかった人たちを見て感じたことから、まとめてみました。
いまさらですが、発信とは特別なものではありません。おもうに、発信とはほぼすべての人にとって重要なことであり、必要なことでもあるというのが持論です。そのあたりは、いずれあらためて。
- 優先順位を上げられない
- やる気をエネルギーにする
- 必要な努力量の見積もりが甘い