YouTubeのチャンネル登録者数が5,000人となりました。時間はかかれど、ここにいたることができたのは「1週間に1本」の頻度で、投稿をし続けることができたから。そんなお話です。
どうして前置きが長くなるのか
きょうは、2024年6月8日。少し前に、YouTubeのチャンネル登録者数が5,000人となりました。ご視聴いただいているみなさまには、あらためて感謝です。ありがとうございます。
ちなみに、YouTubeをはじめたのは2020年の4月です。なので、「おいおい、4年もかかって5,000人ですか(少なっ…)」と、おもわれるかもしれません。
とはいえ、チャンネル登録者数5,000人超えは、全体で見ると上位5%というハナシもありますので、時間がかかりはしたものの、胸を張ってもよい成果だといえそうです。
もっとも、成果は「チャンネル登録者数」だけにあらわれるものではなく。登録者数が増えるにつれて、視聴回数が増えたり、ひいてはお仕事のご依頼につながったり、というのも成果です。
よって、チャンネル登録者数が増えるのはいいことですし、増えるに越したことはありません。もちろん、そんなことはみんなわかっているから登録者数を伸ばそうと躍起にもなるわけですが。
いまここにいたっておもうことは、「続けていれば増える」ということです。当然、投稿する動画の「質」の問題はあるにせよ、続けなければ先はありません。だから、まずは続けること。
では、わたしがどのように続けてきたかといえば、頻度でいうと「1週間に1本」です。それだけ?と、おもわれるかもですし、わたしもおもいます。ですが、言うは易く行うは難し。
実際に続けるとなると、いろいろな障害はあるものです。YouTubeで生計を立てられる専業YouTuberでもありませんから、ほかのお仕事もあります。それでも投稿を続けられるのか。
しかも、本当に大事なことは「1週間に1本」と決めたら、その頻度を守り抜くことだと考えています。
というわけで、この話にご興味が持てるようであれば(持てなければさようなら)、このあとのお話にもお付き合いをいただければ幸いです。その内容は、1週間に1本の投稿をし続ける方法↓
- 投稿日を決める
- ムリに凝らない
- 獲りにいかない
これらについて、順番にお話をしていきます。
1週間に1本のYouTube投稿を続ける方法
投稿日を決める
1週間に1本の投稿を続けてきた、といいました。これは「1週間に1本」が適正な頻度だ、ということではありません。重要なのは頻度ではなく、頻度を守り抜くことです。
頻度だけのハナシであれば、1週間に1本よりも毎日1本のほうがよいでしょう。ですが、毎日1本も三日坊主におわるのであれば、1週間に1本を続けるほうがマシだという話をしています。
では、頻度を守るためにはどうすればよいか。まずは、投稿日を決めることです。わたしの場合は、毎週日曜日の17時。4年のあいだ続けていて、これに遅れたことはなかったはずです。
この点、投稿日を決めずに、「だいたい1週間に1本の投稿をしよう」などとフワッとした気持ちでいると、気づけば「あぁ、投稿できずに1週間がすぎてしまった…」となりかねません。
なお、投稿日を決めるだけではまだ不足です。投稿日に向けて、動画の作成日をスケジュールすること。これをしてないと、やっぱり投稿できずにおわるケースが増えるものと考えます。
なので、1週間がはじまる時点(月曜日の朝)には、今週のYouTubeをいつ作成するかをスケジュールに落とし込み、その分の時間をあらかじめ天引きしておくのがマイルールです。
つまり、YouTubeを作成する時間を確保したうえで、ほかのスケジュールを組むということになります。わたしの場合には、そこまで優先順位を上げておかないと、サボるだろうからですね。
毎日更新のこのブログについても、1日のスケジュールを立てる際、記事の執筆時間をあらかじめ天引きしています。そのおかげもあってか、3,000日近くの毎日更新を続けられているのです。
実行の確度を上げたいのであれば、時間を天引きしましょう。あたりまえのことでありながら、それをしていない人が少なくありません。
ムリに凝らない
YouTubeを見ていると、凝った動画もたくさんあります。ここでいう「凝った動画」とは、とくに演出面での話です。カメラワークであったり、効果音の挿入であったり、エフェクトであったり。
凝りだせばキリがありません。凝っていないよりは凝っているほうがよいのでしょうが、凝った動画をつくろうとするあまり、投稿頻度を守れなくなりました。投稿自体をやめちゃいました、というのであれば本末転倒です。
なので、「ムリに凝らない」というのは、ひとつの方法であり戦略だろうと考えています。
では、わたしがどうしているかというと。まず、iPhoneを三脚にセットして撮影する、それを動画編集ソフト(Final Cut Pro)でジャンプカット(切り貼り)する、文字起こしソフト(Vrew)を使ってテロップをつける、クロマキー合成する。と、そんな感じです。全然、凝ってない。
10分前後の動画であれば、上記の手順で2時間ちょいといったところでしょう。1週間のなかで、それくらいの時間であれば続けられる、という意味で、わたしにとっての適正頻度です。
というわけで、凝りたい気持ちは抑えて、まずは続けることを優先しましょう。世の中には、「量(=続ける)より質だ」だという意見もありますが。それは「続けている人」こそが言うべきことであって、続けることもできない人が質にこだわるのは尚早だ。というのが、経験にもとづく私見です。
ちなみに、まったく凝らないのであれば、撮った動画を無加工でアップすればいいだろう?と、おもわれるかもしれません。そのとおりです。今回は省きますが、また別の理由もあって、前述したていどの加工はしている、ということを申し添えます。
ですから、頻度にこだわるのなら、極論、無加工でもいいから頻度を守るのがよいでしょう。それでも続けられない人がほとんどだからこそ、続けることの難易度は高いのです。
獲りにいかない
何を獲りにいくのかといえば、視聴回数です。それを獲りにいかない、というのは矛盾ではないのか?視聴回数を増やさなければ、チャンネル登録者数だって増えないはずだ。そのとおりです。
なので、ここでいう「獲りにいかない」とは、ムリには獲りにいかないということをあらわしています。では、ムリに獲りにいくとはどういうことか?
いわゆる「あおり」のようなものです。わたし自身は、多少はあおるにしても(←あおるんかいっ)、露骨にはあおるようなことはしていません。
あおり自体を否定はしませんが、じぶんのキャラクターにはあわないよなぁ、とおもうのです。そこをムリしても、視聴者からは受け入れられないでしょうし、じぶんも疲れてしまうでしょう。
だから、できるだけ「自然体」でいくのがいいよね、という話です。投稿していても視聴回数が伸び悩めば、投稿内容にも迷いが生じるものでしょう(わたしも日々迷っていますが…)。
すると、ムリをして獲りにいってしまうこともありえます。結果として、これまでのイメージを壊してしまい、かえって視聴者離れを起こしてしまうかもしれません。
わたしの経験からいうと、続けてさえいれば登録者数は伸びますし、ときには(たまには)ググッと急激に伸びることだってあります。だから、ムリにいかずともだいじょうぶです。
ただ、完全に自然体というわけにもいかないかなぁ、とはおもいます。わたしの場合、ふだんのテンションが「世間の平均」よりも低めなので、そのままだと暗めのフンイキになってしまう…
というわけで、YouTubeでは声のトーンを上げるようにはしています。それでも暗いと感じる人はいるかもですが、はじめた当初に比べればマシにはなったでしょう。という、さいごは余談。
まとめ
YouTubeのチャンネル登録者数が5,000人となりました。時間はかかれど、ここにいたることができたのは「1週間に1本」の頻度で、投稿をし続けることができたからです。
というわけで、その方法についてお話をしてみました。YouTubeをはじめようとしている方、続けようとしている方のご参考になれば、うれしくおもいます。
- 投稿日を決める
- ムリに凝らない
- 獲りにいかない