音声配信をはじめて、1か月半。デメリットもあるようで、意外とデメリットがなかったよねー、というハナシをしてみようかとおもいます。
いまさら、音声配信おすすめ
1か月半くらい前(2024年7月1日から)、stand.fmというプラットフォームで、音声配信をはじめました。いまのところ、毎日配信が続いていますし、よほどのことがなければ続けられそうな気がしています。
ちなみに、テーマとしては「習慣化」としていますが、ある意味ではテキトーにこじつけて、いろいろなことをお話ししているところです↓
これまで、ブログ、メルマガ、SNS、YouTubeなどで「発信」をしてきましたが、加えて「音声」のコンテンツを、ということではじめてみたしだいです。
なので、いままで以上に「負荷」はかかっています。それはそれで、デメリットのひとつです。また、音声コンテンツ特有のデメリットについて、一般的に語られていることもあるわけで。
そのあたりのデメリットはどうなのか。ここまで実践してみたうえで、「意外とデメリットがなかったよね」みたいなハナシをしてみます。つまり、音声配信はおすすめです。
いまさら?と、おもわれるかもしれませんが。いまさら気づいたので、お話をしておきます。
音声配信には意外とデメリットがない
発信の負荷が上がる
前述したとおり、いままでの発信はそのままに、音声配信をはじめました。なので、「量」でいえば、あきらかに負荷が上がっています。ですが、「時間」でみるとそうでもありません。
なぜなら、原則、散歩をしながら収録をしているからです(必要なのは、ピンマイクとスマホのみ)。
僕には、朝、散歩をするという習慣があります。少々の雨ならば、傘をさして散歩に行くくらいには強い習慣です。つまり、散歩に行かないという日のほうが圧倒的に少ない。
だったら、その散歩のあいまに、散歩をしながら収録すれば、あらたに時間をとられる必要もなくてよいのでは?とおもってはじめてみたら、想像どおりでした。
時間の負荷がないという点では、音声配信をはじめることによる「量」の負荷はなく、デメリットにならなかったのですね。さらには、副次効果もあります。
音声配信は毎日配信と決めているので、だとすれば、毎朝ちゃんと起きて、ちゃんと散歩に行かねばなりません。そのプレッシャーのおかげで、早起き(ひいては早寝)と朝散歩の習慣が、これまで以上に強固になった。これは、メリット(副次効果)といってよいでしょう。
いまさら語るまでもありませんが、毎日の散歩は、健康維持・向上の手段として推奨されています。なので、「散歩+音声配信」は、万人におすすめできるスタイルだ!というのが私見です。
資産性で文字に劣る
音声配信は、文字による発信に比べると資産性で劣る、というデメリットが語られています。ここでいう資産性とは、ひとまず「検索性」と言い換えてもよいでしょう。
たとえば、ブログ記事。その内容は、Google検索の対象になりますから、書いてから数年たったいまでも、検索することができる。数年たっても、誰かに読まれる可能性があるわけです。
ところが、音声配信はどうなのか。いまのところ、Google検索などで、音声配信の内容が検索できるかといえば、基本的にはできません。だとしたら、せっかく発信をしても、資産としてはストックされず、もったいなくね?というのが、「資産性で劣る」の意味です。
この点、僕は「LISTEN」というサービスを利用しています。LISTENに、stand.fmを連携することで、LISTENが音声配信の内容を自動(AI)で、勝手に文字起こしをしてくれるのですね↓
そのときどきで、文字起こしにかかる時間はマチマチですが、配信から1時間後くらいにはおわっています。多少のアラはあるものの(誤認識はある)、これをイチから人力で文字起こししようとおもったらタイヘンですから、これはありがたい。
LISTENに文字として公開されることで、音声配信の内容はGoogle検索でもヒットするようになります。これならば、音声配信といえども、資産性をカバーすることができるでしょう。やっぱり、意外とデメリットがない。
ラクできるのは音声配信のメリット
デメリットの話をしたところで、メリットについてもふれみます。いろいろあるのでしょうが、あえて1つだけ。ラクできるのは、音声配信のメリットです。
ここでいう「ラク」とは、文字入力による発信や、動画作成による発信に比べて、ということをあらわしています。
最近では、1回の配信で20分くらい話をすることがありますが、これを文字起こしすると、5,000文字くらいの発信量です。音声配信の場合、プラス1分くらいで、配信タイトルやタグなどを設定するだけで、投稿がおわってしまいます。
いっぽうで、5,000文字のブログ記事やメルマガを書こうとおもったら…さすがに「20分+1分」というわけにはいきません。僕の場合には、早くても90分くらいはかかるでしょう。
また、同じくらいの文字量で動画作成となれば、撮影や編集の手間などで、さらに時間がかかってしまいます(僕がふだん投稿しているような動画をつくるのであれば)。
そう考えると、音声配信は「ラク」なのですよね。発信を「続ける」ということを考えるとき、ラクできるのは有利だといえます。逆に「タイヘン」だと、それがやめるきっかけにもなりますので。
それから、さきほど、音声配信の内容を自動で文字起こしできるといいました。なので、その内容をもとにして、ブログやメルマガなどとして、再利用もできますよね。イチからブログやメルマガを書くよりは、ラクができるでしょう。
音声配信を聞いてくれる人が、必ずしもブログやメルマガの読者というわけではありません。むしろ、そうではないことのほうが多いものです。だとすれば、音声配信の内容を、他の発信に使い回すことで、より多くの人たちにアプローチできる可能性は高まります。
なので、これから発信をはじめますという人であれば、「まずは音声配信から」というのもアリです。
まとめ
音声配信をはじめて、1か月半。デメリットもあるようで、意外とデメリットがなかったよねー、という話をしてみました。
さらには、ラクできるというメリットもあるので、発信手段のひとつとして音声配信はおすすめできます。ご興味あれば、ぜひいちど。stand.fmなら、誰でもすぐにはじめられます。