TaskChute Cloud2がリリース!引続きタスク管理で使っていくよ、ってハナシ

TaskChute Cloud2がリリース!引続きタスク管理で使っていくよ、ってハナシ

これまで使ってきたTaskChute Cloudの新バージョン、「TaskChute Cloud2」がリリースされました。引続き、タスク管理で使っていくつもりであり、僕が考えるTaskChute Cloudの「本質」についてお話をしてみます。

目次

TCC2がリリースされたので

かれこれ8年ほど、TaskChute Cloud(タスクシュート クラウド)を使い続けています。TaskChute Cloudとは、いわゆるタスク管理ツールです。僕は、日々のスケジュール管理としても使っています。

で、つい先日、TaskChute Cloud2(以下、TCC2)がリリースされたので、速攻で乗り換えました。見た目(インターフェイス)はだいぶ変わりましたが、その「本質」は変わっていません↓

1週間くらい使ってみて、まだちょっと不慣れなところはあるものの、引続きTCC2を使っていくつもりです。では、TCC2が「本質」としてなにがよいのか?僕が考えるタスク管理のポイントもふまえてお話をしてみます。

TaskChute Cloue2の本質(≒良さ)とは?

ルーティーンを天引きする

僕が、タスクやスケジュールを管理するうえで、いちばん気をつけていること。それが「大事な時間の天引き」です。1日は1,440分、増えもしなければ減りもしない。その1,440分をどのように使うかで人生は変わります。

だったら、じぶんにとって「大事な時間」を、まずは優先しようとおもうわけですね。優先するとはつまり、その分の時間を先に確保することであり、それが「天引き」ということになります。

僕の場合、大事な時間として「日々のルーティーン」があって、それをTCC2で天引きしているようすがこちらです↓

image1

画面上部・左端に「0/28」という表記があります。これは、日々のルーティーン(タスク)が28個あって、いまはまだ実行されているタスクがゼロですよ、という状況です。つまり、朝起きた直後の状態になります。

そのうえで、ひとつ右にある「終了予定 18:29」は、文字どおり、終了予定時刻です。つまり、このままだと18:29にすべてのタスクがおわる予定ですよ、ということをあらわしています。

なお、僕の起床時間は5時です。日々のルーティーンには睡眠のタスクも含まれているので、18:29から翌朝5時までのあいだにあたる時間が、まだ残されているということがわかります。

というわけで、日々のルーティーンが天引きされた状態からスタートして、終了予定が翌朝5時を過ぎないように、スケジュールを組む、ということになるわけですね。

先に「大事な時間(日々のルーティーン)」を天引きしているため、ほかのタスク(予定)によって、大事な時間がとれなかった…という状況を減らしやすくなります。

大事な時間がとれないというのは、出たとこ勝負で毎日を過ごしているから。たとえば、「がんばって仕事をおわらせて、早く仕事がおわったら勉強をしよう」みたいな過ごしかたをしているからです。

そうではなく、先に大事な時間を確保したうえで、残りの時間でできることをやる、残りの時間でやるにはどうしたらいいかを考える、という順序がよいのではないか。というのが、僕のタスク管理に対する姿勢です。

この点、TCC2には「ルーティーン」という考え方があるので、僕にもなじみます。

シングルタスクで過ごす

シングルタスクとマルチタスク、という言葉があります。

シングルタスクとは、タスクをひとつずつ実行すること。マルチタスクとは、複数のタスクを同時並行で実行すること、あるいは、複数のタスクを高頻度で行ったり来たりさせることです。

で、マルチタスクでもパフォーマンスを落とさずにデキる人は、全体の2%くらいなんじゃないの?という研究結果があります。言い換えると、ほとんどの人は、シングルタスクでなければパフォーマンスが落ちるということです。

にもかかわらず、ほとんどの人がマルチタスクにおちいっていますよね。目の前の仕事をしながら、社内であれば誰かに声をかけられたり、電話がかかってきたり…ひとりで仕事をしていても、目の前の仕事をしながら、メールをチェックしたり、ほかの仕事を思い出してそっちも手をつけてみたり…

じぶんでは、シングルタスクが大事だとわかりながら、気がつくとマルチタスクになっていることもあるでしょう。そのような行動をあらためるのにも、TCC2は役立っています。

TCC2に登録したタスクを実行するにあたって、「シングルタスクモード」があるのですね↓

image2

TCC2では、登録したタスクの実行記録をつけることができます。シングルタスクモードでは、その実行時に、複数のタスクを同時に実行することができず、1つずつしか実行できないしくみなので、マルチタスクを封じることが可能です。

ちなみに、TCC2では「マルチタスクモード」にも切り替えられますが、僕がそれを使うことはないでしょう。わずか2%の特殊能力が、じぶんに備わっているとはとてもおもえないからです。過去の経験からみても。

実行ログを残せる

さきほど、TCC2では、登録したタスクの実行記録をつけることができる、といいました。つまり、実行ログを残せるわけです。タスク管理を「改善」するうえで、ログは大事。ログから「振り返る」ことが改善のきっかけになります。

逆に、ただただ、日々タスクを実行しているだけでは、改善の機会もえられないでしょう。だから、僕らは同じ過ちを繰り返してしまいます。いうまでもありませんが、振り返ること(反省)は大切なのです。

で、振り返るにも「きっかけ」や「材料」がないとね、というわけでTCC2があります。

1日のおわりには、残された実行ログを見て、予定に対して実績はどうだったのか?ズレはなぜ起きたのか?ズレを小さくするにはどうしたらよいか?といったことを考えてみるのです↓

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上の画像でいうと、「INBOX整理」について、砂時計マークの「00:05:00(5分)」が予定です。それに対して、1つ右のストップウォッチマークの「00:01:41(1分41秒)」が実績にあたります。

さらにその右は、実行をはじめた時刻と、終了した時刻です。これらのログをざーっと眺めてみて、その日の振り返りをすることができます。にしても、「秒単位」ってエグいですよね(分単位への変更も可)。ログマニアの僕としてはシビレます。

このあたりは向き不向きあるでしょうから、人によっては「細かすぎてやってられん…」ということはあるでしょう。

まとめ

これまで使ってきたTaskChute Cloudの新バージョン、「TaskChute Cloud2」がリリースされました。引続き、タスク管理で使っていくつもりであり、僕が考えるTaskChute Cloudの「本質」についてお話をしてみたしだいです。

ツールは手段にすぎず、何でもよいわけですが、タスク管理の「本質」については、自身の考えを整理したうえで、ツールを選択するのがよいだろうとおもいます。ツールありきのタスク管理は、本末転倒です。

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