ニュースレター「発信LAB」の登録受付中!

体験レポート/109シネマズプレミアム新宿・CLASS Sに6,500円の価値はあるのか?

体験レポート/109シネマズプレミアム新宿・CLASS Sに6,500円の価値はあるのか?

109シネマズプレミアム新宿で映画鑑賞をしてきましたので、その体験レポートです。CLASS Sの鑑賞料金6,500円にその価値はあるのか?について、お話をしてみます。

目次

いまさら感はありそうだけれども

先日(2024年9月)、新宿・東急歌舞伎町タワーのなかにある映画館「109シネマズプレミアム新宿」にて、映画を観てきました。その名称のとおり、「プレミアム」が売りの映画館であり、耳にしたことがある人も多いでしょう↓

が、開業から1年半近くがたち、すでに体験をされた方からすれば「いまさら感」があるこの時期に、あえて行くという。ある意味、勇気ある行動といえるのではないか?と、前向きな自問自答はさておくとして。

せっかくなので、体験レポートを書いてみることにしたしだいです。109シネマズプレミアム新宿での鑑賞料金は、基本的に「6,500円か4,500円か」の二択となります。俺か、俺以外か、みたいな。いや、全然違いますね。

「CLASS S」というほうが6,500円で、「CLASS A」というほうが4,500円です。どっちにしても、映画を1本観るだけと考えるのであれば、高い。ふつうの映画館なら、3〜4本観れちゃいますよ?というお値段です。

ならば、問おう。そこに、6,500円の価値はあるのか。4,500円の価値はあるのか、と。

結論、その価値はある。いや、もう、見え見えの結論です。わざわざ行ってみた人からしたら、価値はあるとおもいたいだろう。そういうハナシです。ただ、そういうハナシだとしても、価値はちゃんとあるとおもうよ。

いちどはぜひ、体験していみるとよいとおもうよ。そういう時間の使いかたも知っていると、人生を、世の中を、違った視点で見るのに役立つとおもうんよ。ということで、体験レポートをはじめてまいります。

109シネマズプレミアム新宿の体験レポート

109シネマズプレミアム新宿は、歌舞伎町タワーの9階・10階に位置しています。歌舞伎町タワーといえば、いわゆる「トー横(=新宿東宝ビル周辺)」の間際にあって、2階には新宿ネオンっぽい「カブキHall」があったり↓

なにやら怪しげで騒がしいイメージがなきにしもあらず…ですが、109シネマズプレミアム新宿に関しては、異世界・異空間といえるほどの静けさに包まれています。で、その入口あたりがこちら↓

いわゆる、「ザ・映画館の受付」というのではなく、なにかのサロン的なたたずまいです。人っ気はないし、受付にお姉さんがひとりいるだけ。緊張感がただよう施設内へ、いざ入館です。

専用ラウンジに度肝を抜かれる

受付を済ませると(事前にネットで予約・決済すみ)、まずはラウンジにとおされます。109シネマズプレミアム新宿の鑑賞者専用のラウンジであり、映画を観る以外の人は入れません。というあたりが、新体験でしょう。

おとずれたのは、平日の真っ昼間(12時ごろ)ということもあってか、人が少ない少ない。にもかかわらず、ラウンジはぜいたくな広さであり、お好きな席を選びたい放題です。フンイキはこんな感じとなっております↓

人がいないやないかーい!ということであり。大丈夫?ここ、潰れるんじゃないの?といった心配をしてしまうのは、僕が貧乏性だからに違いありません。満席にして儲けよう、などという趣旨の施設ではないのです。たぶん。

で、この専用ラウンジには、上映開始の1時間前から利用できます。いやいや、そんなに早く行ってもやることなくない?と、おもわれるかもしれませんが。あるんだな、これが。なんと、ポップコーンが食べ放題です↓

たぶん、僕は、109シネマズプレミアム新宿の紹介のしかたを間違えています。ポップコーン食べ放題!なんていう俗っぽいフレコミはされておりません。公式WEBサイトによれば…

こだわりのポップコーンやバラエティ豊かなソフトドリンクでお客様をお迎えします。
ウェルカムコンセッションのご利用はチケットにインクルーシブのため、チケットのQRコードを提示するだけでご利用いただけます。

そうそう、「インクルーシブ」っていえばいいんだよ。食べ放題とか、いわないように。はい、気をつけます。

それはそれとして、このポップコーンが美味しいの。ポップコーンなんて、どれもいっしょでしょう?と、おもわれるのであれば、109シネマズプレミアム新宿のポップコーンを、いちどは食べてみたほうがいいとおもう。

味は、キャラメルと塩の2種類(ハーフ&ハーフもできます)。キャラメルは、たっぷりでほろ苦な大人味。塩は、キャラメルの甘さを引き立てます。甘→しょっぱ→甘→しょっぱ…の無限ループに気をつけましょう。

僕は、ハーフ&ハーフをMサイズ(上の画像)と、Lサイズをおかわりしました。なお、ソフトドリンクもいろいろ飲み放題です。間違えた、インクルーシブです。BARもあって、お酒や軽食もありますが、そちらは有料となります↓

ポップコーンとか飲み物は、上映がはじまれば、そのまま持ち込むことができます。やっぱり、映画はポップコーン食べながら観るに限るよねー。ただ、上映前の飲み物には気をつけましょう。トイレが近くなってしまうので。

で、トイレに行ったら、トイレがめちゃくちゃ広いのね。えっ、トイレってこんなに「ムダな空間」が必要なんだっけ?って、しばらく呆然と眺めてしまいました。とにかく、プレミアムなのです。しらんけど。

プレミアムでいったら、ラウンジに流れているBGMは、坂本龍一さんがこのためだけに作成したものらしいです。マ、マジっすか…で、坂本龍一さんはシアター含めて、109シネマズプレミアム新宿の音響を監修されたとのこと。

それだけでも、大きな価値を感じますよね。すごいぞ、109シネマズプレミアム新宿。

と、ポップコーンを満喫、否、ラウンジを満喫していたら上映時間となりました。上映時間が近づくと、ラウンジ内の照明がフッと暗くなり、上品なアナウンスが流れます。指定のシアターに向かいましょう。

といっても、ラウンジからシアターは「直結」なんですよね。シアターはぜんぶで8つありますが、いずれの入口もラウンジに直結しているので、ノンストレスですぐにたどりつくことができます。

ふつうの映画館だと、けっこう歩かされたり、場所がわかりにくかったりとかしますよね。ここでは、それがない。

見よ、これがCLASS Sの実力だ

では、いよいよ本題。映画鑑賞です。今回、僕が鑑賞したのは「シアター3」で、109シネマズプレミアム新宿のシアターのなかでは、いちばん大きなシアターでした。座席の配置はこんな感じです↓

前方のスクリーンに対して、CLASS Sの座席は中央付近に12席。残りの座席は、CLASS Aとなります。というわけなので、CLASS Sが「よりプレミアム」であることがわかるでしょう。そんなCLASS Sのシートがこちらです↓

なんじゃ、こりゃ。という豪華さですよね。家にほしいわぁ…置く場所がないけど。なにはともあれ、まず幅が広い。両脇には、王様よろしく立派な肘掛けがついております。あとは、両脇の「ついたて」ね。

となりに誰かいても、まったく気にならないレベルです。また、足元前面も広く空いているため、上映がはじまれば、長い脚を好きなだけ伸ばして鑑賞することができます。あぁ、別に長くはないか。ふつうです。

まだまだ、プレミアムは続きます。CLASS Sのシートは、電動リクライニング付き↓

あまりに贅沢なので、そろそろバチが当たるかもなぁ、などとおもいつつも、リクライニングしてみます。そりゃあ、するでしょう。リクライニングと聞けば、リクライニングせずにはいられないのがヒトというものです。

で、少し背もたれを倒してみたら、最の高。シートはふっかふかだし。映画館って、こんなに快適な場所でしたっけ?

なんにせよ、約2時間。ポップコーンを向こう1年分くらい食べながら、なにひとつストレスもなく映画を楽しみました。

ところで、CLASS Aのシートはどうなのかといえば。CLASS Sとの違いはおもに、横幅が少し狭いことや、電動リクライニングがないこと、両脇の「ついたて」がないこと。とはいえ、ふつうの映画館に比べれば豪華です↓

前述したとおり、CLASS SとCLASS Aでは、2,000円の金額差がありますが。その差のひとつは、シートの違いにあります。専用ラウンジの利用については、CLASS SもCLASS Aも変わりありません。

えー、それなら、CLASS Aでもいいや。って、おもいましたか?いいや、まだ早い。CLASS Sの体験はまだおわりません。鑑賞後にもまだ、お楽しみが待っています。

そういえば、上映がおわって周囲を見渡したら、10人くらいしかいなかった。やっぱり、経営が心配になる僕は貧乏性です。

感性のトビラがいま開く。OVERTUREへ、ようこそ

CLASS Sの鑑賞者専用のプレミアムラウンジとして、「OVERTURE」が用意されています。10階から、新宿の街並みを眺めることができる、絶好のロケーションで、飲み物をいただくことができるのですね↓

飲み放題!というわけにはいきませんが、ウエルカムドリンク1杯が、鑑賞料金に含まれています。メニューは、アルコールでもソフトドリンクでも。僕は、白州のソーダ割り(通常料金 2,100円!)をいただきました↓

GODIVAのチョコレートなんかも付いてまして、映画鑑賞後もプレミアム感が続きます。

ひとり、映画をふりかえるもよし。一緒に来たパートナーや友人などと、映画の感想を言い合うもよし。ただただ、新宿の街並みを肴に、グラスを傾けるもよし。

2,000円台のドリンクまで料金に含まれていること、前述したシートの違いを考えると、CLASS SとCLASS Aの差額2,000円は「むしろ安い」というのが、僕の正直な感想です。

なので、そもそも109シネマズプレミアム新宿で映画を観るか(最低でも4,500円)、という選択の余地はあるものの、CLASS SとCLASS Aどちらにするかに選択の余地はない(CLASS Sの一択)、とおもうのですよね。

今回は、夫婦で体験してみて、とてもよかったので、両親用に「ペア ギフトカード(CLASS Sが利用できる)」を買って帰りました。それくらい、よかった。施設内のスーベニアショップ「POST CREDIT」で販売をしています。

まとめ

109シネマズプレミアム新宿で映画鑑賞をしてきましたので、その体験レポートです。CLASS Sの鑑賞料金6,500円にその価値はあるのか?について、お話をしてみました。

結論、価値はある。じゅうぶんにある。あたらしい体験を求めるのであれば、いちどはぜひ!という映画館です。

体験レポート/109シネマズプレミアム新宿・CLASS Sに6,500円の価値はあるのか?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

良い記事があればシェア
  • URLをコピーしました!
目次