卓上USB電源タップにも、いろいろな製品がありますが。CIOのPolaris CUBE DESKは、カワイイのにチカラ強さもあっておすすめですよー、というハナシ。よいところはもちろん、イマイチなところも正直レビューです。
カワイイは正義
卓上用の電源タップにも、いろいろな製品がありますが。ACコンセントのほかに、USB端子も付いていてほしい。そして、出力もできるだけ高いほうがいい。あとは価格面とのバランスで、どの製品を選べばいいのやら…
というときに、おすすめできるのがこちら。CIO製のPolaris CUBE DESKです↓
はい、カワイイー。いつも目にする卓上であるからこそ、見た目は大事にしたいものです。サイズは、76.5mm × 66.8mm × 49mmということで、手のひらにちょこんと乗るサイズ。ついつい乗せてみたくなります↓
表面は、CIOおなじみのシボ加工(ザラザラしてる)がほどこされているので、触り心地もいいのです。では、カワイイだけなのかといえば、もちろんそんなことはありません。電源タップとしてのチカラ強さも備えています。
USB-C ×2、USB-A ×1、ACコンセント ×3、そして高出力
コンパクトな筐体ながらも、ポートはぜんぶで6つです。構成は、USB-C ×2、USB-A ×1、ACコンセント ×3ということで、卓上においては必要十分といったところでしょう。
USB-Cが1つだと不十分だし、USB-Aもなんだかんだいってまだ必要だったりしますし。そのあたり、Polaris CUBE DESKならば不足がありません。
配置としては、正面にUSB-C ×2・USB-A ×1で、天面・両側面にACコンセントが計3つとなっています。
さらに、Polaris CUBE DESKは、ポートが豊富なだけではなく、高出力も売りの1つです。USB-Cは単ポートであれば最大67Wなので、パソコンの充電をするにもじゅうぶんでしょう。
また、USB3ポート利用時でも合計で最大60Wの出力が可能です。これだけあれば、複数デバイスの同時充電にも耐えられますね。くわしくはこんな感じです↓
上図を見ると複雑そうですが、実際には、CIOの独自制御技術「NovaIntelligence(←強そう)」が、端末にあわせて電力を自動で調整してくれるので、ただケーブルを繋げばよく、ストレスなく快適に充電できるので安心です。
加えて、これまたCIOの独自技術「NovaSafety」によって、製品温度を常に監視し、製品高負荷時に自動的に電力調整を行ってくれるらしいので、やっぱり安心。ACコンセントには、ほこり防止シャッターも付いてます。
実用性よりもかわいいが勝つ液晶スクリーン
Polaris CUBE DESKのもう1つの売りが、筐体の正面に付いている液晶スクリーンです。これにより、各USBポートの出力状況を数値で確認することができます。ただね、表示が小さいの…↓
せっかくの便利機能ではりますが、顔を近づけないと見えん!という小ささであり、そこはイマイチといえるのかもしれません。とはいえ、その小ささ具合いが、見ていてかわいいのだったりします。
実用性よりも、かわいいが勝っている。そういったデザイン上の狙いのほうが大きいのでは?と、勝手におもっています。それに、「出力状況なんて、わからなくていいし」という人がほとんどなようなきもするし。
でも、僕のような多少神経質なヒトには、こういった「数値による可視化」は大好物でしょう。ちゃんと急速充電ができているんだろうな?といったことも一目瞭然で確認することができます。
そんな感じで、気がつくと液晶スクリーンに顔を近づけてしまう…というのは玉にキズです。集中力がそがれます(笑)
イマイチなのは電源ケーブルの向き
と、ここまで、Polaris CUBE DESKについてはよいところを語ってきました。いっぽうで、これはイマイチだという点が1つあります。それが、電源ケーブルの向きです(Polaris CUBE DESKを上から見たところ)↓
上図のように、筐体の背面からまっすぐ後方に向かって、ケーブルが伸びることになります。これだと、Polaris CUBE DESKを机の奥に配置して、ケーブルを下に下ろしたい場合には、あるていど筐体を手前に置かねばなりません。
もっと、机の奥のキワキワに置きたいのにー…という、僕のような神経質な人はイマイチなところでしょう。でも、イマイチなのはそれくらいといえばそれくらいです。
まとめ
CIO製のPolaris CUBE DESKについてレビューしました。定価は6,580円です。僕は、Amazonのセールで、4,680円で購入できましたが、6,580円でもおすすめできる製品だとおもっています。
卓上USB電源タップをお探しなら、候補に加えてみるのはいかがでしょうか。