あきらめるのが早すぎる…というのは、じぶんに限らず、他人を見ていても感じることではあります。そんな、あきらめるの早すぎ問題にケリをつける手段について考えてみました。
余計なお世話であるとはおもいつつ
ものごとをあきらめるのが早すぎる、と感じることがあります。じぶん自身のことはもちろんとして、他人を見ていても。余計なお世話であるとはおもいつつも、「あきらめるの早すぎてもったいないなぁ」と感じるのですね。
他人のフリ見てわがフリ直せ、ともいいますから。じぶん自身をかえりみて、あきらめるのが早すぎることがないように、どうすればよいかを試行錯誤している日々です。
そのなかで、いま現在、「コレだ!」と考えていることが3つあります。コレというのは、前述した「あきらめるの早すぎ問題」にケリをつけるための手段です。具体的には…
- 完璧を求めない
- 成果を求めない
- またすぐ始める
これら3つの手段について、このあと順番にお話ししていきます。僕自身は効果を感じているところであり、他人のおいても役立つことはあるかもなので、余計なお世話とはおもいつつ。
あきらめるの早すぎ問題にケリをつける3つの手段
完璧を求めない
すぐにあきらめてしまう原因のひとつに、完璧を求めすぎることがあると考えています。いやいや、僕は・わたしは、それほど完璧など求めていない。と、おもわれるかもしれませんが。
完璧もていど加減であり、多かれ少なかれ完璧を求めているものです。たとえば、あたらしく何かをはじめたときに「うまくできないなぁ…向いてないのかなぁ…やめちゃおうかなぁ」などと考えることはありませんか?
あるのだとしたら、それもまた完璧を求めていることになります。だってそうでしょう?あたらしく何かをはじめたときに、すぐうまくできるようなら誰も苦労はしませんよね?
なのになぜ、「じぶんならばすぐにうまくできる」と考えてしまうのか。完璧主義だからです。すぐにうまくできるなんてことはない、とおもうのなら、すぐにやめたりはしないことです。
僕自身は、4か月ちょっと前からstand.fm(音声配信)の毎日配信をはじめましたが、当初1か月くらいはとくに、「うまくできん…!」と感じていました。でも、「それもあたりまえか」と割り切ってもいました。
結果として、いまでも毎日配信は続いています。そして、いまなお「うまくできん…!」と感じてもいるわけですが、うまくできるように努力をしつつ、やはり完璧を求めないようにしています。
完璧ではないにせよ、完了することに重きを置いているということです。完璧主義より完了主義。これが、あきらめるの早すぎ問題にケリをつける1つめの手段になります。
成果を求めない
あきらめるの早すぎ問題にケリをつける2つめの手段は、成果を求めないことです。さきほどの「完璧を求めない」に似ていますが、「完璧を求めない」のが「うまくできない」ことなのに対して、「成果を求めない」とは「うまくいかない」ことにあたります。
僕は、4か月ちょっと前から音声配信をはじめたといいました。では、4か月ちょっとたったいま、成果はあがっているかといえば…そうでもありません。
ここでいう成果とは、フォロワーがめっちゃ増えた!みたいな成果です。発信をする以上、フォロワーの数は、成果の1つといってよいでしょう。
また、音声配信をはじめたのと時を同じくして、メルマガの毎日配信もはじめました。こちらもまた、読者登録がすごく増えている!というわけではありません。
ここで、フォロワー数や読者登録数といった成果を求めすぎると、「うまくいかないなぁ…やめちょうかなぁ」ということになりがちです。
もっとも、成果をまったく求めないのもおかしなハナシなので、ほどほどに求めることにしています。フォロワー数や読者登録数は、少しずつですが確実に増え続けてはいる。それも成果だ、と、そんな感じです。
成果は必ずしも徐々に出るというものではなく、あるとき急に花開くものでもあるようなので、あきらめ悪く続けることは、成果をモノにするための手段だったりします。
僕自身、ブログの閲覧数が急に伸びたり、YouTubeのチャンネル登録者数が急に伸びたりということもありました。
またすぐ始める
あきらめるの早すぎ問題にケリをつける手段、3つめは「またすぐ始める」ことです。これまで2つの手段をお伝えしてきましたが、とはいえあきらめがちなのがヒトでもあります。
だから、いったんあきらめてしまうのもしかたがないかなぁ、とおもっています。僕のことでいえば、プログラミングの勉強は、これまでに120回くらいはあきらめているはずです。
でも、気がつくとまた始めているのですよね。だから、長い目で見ると、なんだかんだとずっとプログラミングの勉強を続けていたりします。おかげで、少しはできること・わかることも増えましたし。
だとすれば、いったんはあきらめたとしても、またすぐ始めることが、長い目で見たときにはあきらめないことに繋がるとわかります。
ところが、いったんあきらめると、「いちどやめちゃったしなぁ…いまさらやってもなぁ…」みたいなことから、またすぐ始めるのはおっくうだったりもするでしょう。
これもまた、完璧主義のあらわれといえます。別に、いちどやめちゃったことがあってもいいじゃない。なんどやめちゃったっていいじゃない。すべてをやめずに続けられるほど、アナタは完璧な人間なのですか?ってハナシです。
僕は、完璧などではありません。だから、いちどあきらめたときには、またすぐ始めることも考えるようにしています。いちどあきらめたときは、まだ続けられるチャンスでもあるのです。
まとめ
あきらめるのが早すぎる…というのは、じぶんに限らず、他人を見ていても感じることではあります。そんな、あきらめるの早すぎ問題にケリをつける手段について考えてみました。