箱根・大涌谷にはどうやって行くのがいいのかな?
そうですね、行き方はいくつかありますが。「早雲山駅からロープウェイ」がおすすめです。
そんな大涌谷へのおすすめルートについて、そして、プラスアルファでおすすめランチスポットについてお話しします。
箱根・大涌谷へ行くなら「早雲山駅」を拠点にするのがおすすめな3つの理由
箱根の観光名所・大涌谷。火山活動の活性化により、立入規制されたのが2015年のこと。
2017年8月27日現在では、ハイキングコースなどの一部エリアを除き、規制は解除されています。
わが家ではこの夏休み、ザ・箱根旅行の一環として、大涌谷へと行って参りました。
ところで。そこで迷うのが、大涌谷までの「行き方」です。主に、行き方には次の3つがあります ↓
- クルマで大涌谷の駐車場まで行く
- 芦ノ湖方面(桃源台駅 or 姥子駅)からロープウェイで大涌谷まで行く
- 強羅方面(早雲山駅)からロープウェイで大涌谷まで行く
まずは結論として、おすすめの行き方は、③の「強羅方面(早雲山駅)からロープウェイで大涌谷まで行く」です。
その理由は次の3つ ↓
- 早雲山駅の駐車場は無料かつ空いている
- ロープウェイ「早雲山駅~大涌谷駅間」の眺めが絶景
- ミシュラン一つ星獲得の名店・手打ち蕎麦「竹やぶ」でランチ
このあと、それぞれの理由についてお話をしていきます。
《理由1》早雲山駅の駐車場は無料かつ空いている
大涌谷への行き方として、「早雲山駅からロープウェイ」がおすすめルートである理由その1は、「早雲山駅の駐車場」にあります。
クルマで箱根に行くのであれば、大涌谷まで直でクルマで行く方がラクではないのか? そういう考えもあるでしょう。事実、そのとおりです。
反面、デメリットとして、
- 大涌谷の駐車場、そこに至る道路は混雑しやすい
- ロープウェイは楽しいのに乗れない
ゆえに、どこかにクルマを置いて、ロープウェイで行きたいじゃないの、ということになります。というか、わが家ではそうなりました。
では、どこにクルマを停めるかと考えたときに選択肢は3つになります。箱根ロープウェイの各駅(大涌谷を除く)にある駐車場の3つです ↓
- 桃源台駅
- 姥子駅
- 早雲山駅
それぞれの駅の位置関係は下図のとおり ↓
桃源台駅は、箱根の人気エリア「芦ノ湖」湖畔にあるため、道路および駐車場の混雑が怖い・・・ ということで却下。
残るは、姥子駅か早雲山駅。どちらをとるか? この二者択一では、次にお話する《理由2》により、早雲山駅を選択することにします。
結果的に、ということにはなりますが。早雲山駅の駐車場は、大涌谷駅や桃源台駅の駐車場に比べれば空いているはずです。そこに至る道路も同じく、比較的空いているはずです。
また、駐車場の利用は無料。大涌谷まで行って、楽しんで戻ってくるのに1時間半くらいかかりました。この間の駐車場が無料なのは、オトクと言えるでしょう。
朝イチがベスト
2017年8月27日現在、箱根ロープウェイの営業時間は9時スタートとされています(箱根ロープウェイ公式WEBサイト「運行時間・運賃」参照)。
これを見て、できるだけ「朝イチ」で行かれることをおすすめします。混雑で駐車場が満車、ロープウェイの乗車待ちを避けるためです。
わが家が訪れたのは、2017年8月21日(月)。学校は夏休み期間ですが平日。
この日、9時過ぎに早雲山駅に到着したときは、もちろん駐車場は空いていましたが。大涌谷から戻った11時前には、約110台とされる駐車場は満車。
もっとヒドいのは、ロープウェイの乗車待ちの列。早雲山駅から大涌谷駅に向かうロープウェイ乗り場はこんなカンジです ↓
朝イチはスカスカだったのにね。こうなると、ロープウェイのゴンドラ内はギュウギュウです。対するわが家は、貸し切りです ↓
早起きは三文の徳というやつです。それにしても、天気が悪すぎだよね・・・ 雲やら霧やらで遠景がまるで見えません。
《理由2》ロープウェイ「早雲山駅~大涌谷駅間」の眺めが絶景
「早雲山駅からロープウェイ」がおすすめルートである理由その2は、「景色」です。
箱根ロープウェイは、どの駅から乗っても絶景ポイントはありますが。早雲山駅~大涌谷駅間はとくにおすすめ。
その絶景とは、「高さ130mから見下ろす、煙立ち昇る大涌谷」です。
早雲山駅を出てしばらくは、山肌に沿って、木々の上を穏やかに進んでいきます。その後、ある尾根を越えたところで、急に足下の視界が開け、谷が広がる ↓
写真では伝わりにくいかも、ですが。実際にはかなりのスリル感。足がすくみ、下っ腹のあたりがキュッてなります。
近くにモノがなくなりますのでゴンドラのスピードが落ちたように錯覚し、「ここで止まったらどうしよう」みたいなプチパニックも(^^;
高いところが苦手な人には酷な光景とはいえ、それはそれは見事な絶景です。
大涌谷へは便利でメジャーな芦ノ湖方面の桃源台駅から登る人が多いようですが、一度は早雲山駅からの「大涌谷越え」をおすすめします ↓
《理由3》ミシュラン一つ星獲得の名店・手打ち蕎麦「竹やぶ」でランチ
「早雲山駅からロープウェイ」がおすすめルートである理由その3は、「ランチ」です。
大涌谷駅では、名物・黒たまごをはじめ、食事処もありますが。それはそれとして、箱根のこだわりランチを食べようぜ! ということで。
早雲山駅からはクルマであればアクセスしやすい「手打ち蕎麦・竹やぶ」がおすすめです。道路が空いていれば10分くらい。
蕎麦好きであれば、「聞いたことある!」といわれるほどの名店「竹やぶ」。本店は、千葉県の柏。その箱根店が、早雲山駅からはほど近い、元箱根にあります。
ミシュラン一つ星の称号を持つ「竹やぶ」さん。蕎麦の美味しさはもちろんですが、その「店づくり」にも驚きが ↓
フランスのオートリーブという村にあるシェバルの城をモチーフにしたという古瓦を葺き、割れた皿やビー玉を埋め込んだアプローチや店の内装にいたるまで意匠のおもしろさが感じられる。
「竹やぶ」パンフレットより引用
敷地内(庭園?)のいたるところに、陶器やビー玉などを用いた装飾が無数に施され、「ここ、ホントに蕎麦屋あるの?」という一風変わったところがまたステキです。
知らずに迷い込んだ人は、ある種カオスな場の雰囲気に腰が引けることでしょう。それくらい変わってる。
けれども、お蕎麦は本格派です。うんちくを語れるほどのそば通でもなく、モノの違いがわかる男を自負することもないわたしですが。
「あぁ、これはホンモノのやつだよね」と、察することができるほどの風格を醸し出しておりました。蕎麦はかなりの細目で繊細さがにじみ出ます ↓
下世話なことを言いますとね、お蕎麦の量がすごく少ないの。それで、1,300円なり。でもね、あら不思議。きちんと満足させてもらえるものなんですね。
それこそが一流の証、といったところでしょうか(← たぶん違う)。
なにはともあれ。
蕎麦はもちろん。器のひとつひとつや、テーブル・椅子、内装のすべてにこだわりが詰まった「竹やぶ」は、ぜひまた伺いたいと思えるお店でした。おすすめ。
なお、時間帯などによっては「3歳未満のお子様入店お断り」とされている点にもご注意を
まとめ
箱根・大涌谷は早雲山駅からロープウェイがおすすめルート+蕎麦の名店・竹やぶランチ、についてお話をしてきました。
観光名所の大涌谷へ行くなら、ぜひロープウェイで大涌谷上空を行くルートをおすすめします。
そして大涌谷を楽しんだ後は、蕎麦の名店・竹やぶで舌鼓。
箱根旅行のご参考になれば幸いです。
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きょうの執筆後記
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