物事を続けるのが苦手なんだよなぁ…
とお悩みのあなたに。いろいろと習慣化にチャレンジしているわたしから、習慣化を実現する5つのポイントについてお話しします。
習慣化を実現するための5つのポイントとは?
突然ですが。「習慣」とは、
長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
Wikipediaより引用
ポイントは、「長い間そうする」「きまりのようになった」という2つの部分にあります。
さて。あなたは、物事を「意識的」に習慣にすることができますか? なにかの物事を「長い間する」ことによって「きまりのようにする」ことはできますか?
わたしはと言えば、たとえばこんなことを習慣にしました↓
- ブログを毎日更新する(594日め)
- メルマガを毎日発行する(429日め)
- 毎月セミナーを開催する(16ヶ月め)
- 毎月100km以上ランニングする(14ヶ月め)
- 毎日150回腹筋をする(92日め)
などなど。ほかにも習慣化していること、あるいは、している最中のこともあります。
というわけで、まずまず習慣化を試みている自分が、「習慣」について語ってもバチは当たらないであろう。そのように考えて、お話をしてみるしだいです。
お話のテーマは、習慣化を実現するための5つのポイント。次のとおりです↓
- 「やる」と決める
- 「いつ」を決める
- 「どれくらい」を決める
- 「どうなる」を決める
- 「やった・やってない」を録る
上記のそれぞれについて、わたしの体験・経験を踏まえてお話をしていきます。「物事が続かないなぁ」とお嘆きであれば参考に!
《ポイント1》「やる」と決める
なにか物事を続けたい、習慣化させたいのであれば。それを「やる」と決めることです。
そんなの当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが。その当たり前をやらずにいる人が少なくありません。
つまり。漠然と、「やりたいと願っている」だけの状態でいる。これでは、物事が続かないのも当然です。きちんとスタートすらしていないのですから。
だからまず、「やる」と決めましょう。
具体的には、習慣化させることを目に見えるカタチで文字にします。たとえば「毎日ブログを書く」など。それを毎日必ず見えるところに置き、毎日必ず見るようにします。それだけ。
わたしは、Evernoteの中に「習慣化リスト」を作っています。習慣化しているもの・しようとしているものを列挙したリストです。毎朝それを見ることを日課にしています。
これは、物事を「いつかやりたい、いつかやろう」という領域から、「(実際に)やる」という領域に移す儀式のようなものです。
アタマの中だけで「やる」と考えるだけでは、いつでもカンタンに「いつかやろう」に書き換えられてしまいます。そんなことがないように、目に見える文字に起こしておきましょう。
《ポイント2》「いつ」を決める
その習慣を「いつ」やるのかを決めておくことも、重要なポイントです。
たとえば、「毎日メルマガを書く」という習慣について。わたしは毎日朝のうちに、「何時何分から何分かけてメルマガを書くのか」を決めています。
もしこれが、ただただ「きょう、どこかの空いた時間で書こう」ということだけだとすれば。実行できない危険性が極めて高くなります。
そもそも忙しい毎日に、空いた時間など存在しないからです。油断をしていれば、「急ぎ」という名目の物事にどんどんと埋め尽くされていくばかりです。
急な電話、急なメール、急な来客、急な会議などなど。それらをきちんと退けて、やるべきことをやりとげるには、「いつやるか」を決めておくことです。
そこを決めてさえいれば、「急ぎ」であっても「いま重要ではない」ものを後回しにする、という判断ができるようになります。結果、習慣は守られます。
《ポイント3》「どれくらい」を決める
習慣化する物事について、程度や頻度を決めておくこともポイントです。つまり、「どれくらい」やるのか、ということ。
たとえば、「セミナーをやる」という習慣であれば。わたしは、「毎月」「確定申告と銀行融資のテーマを1回づつ計2回」「1回2〜3時間」のセミナーと決めています。
このように程度や頻度を決める理由は2つあります。ひとつは、具体性を持たせるため。もうひとつは、実行可能かを見極めるためです。
なんとなく「セミナーをやる」というだけでは、いつなにをやればいいのかがはっきりせず。気がつけば1ヶ月過ぎちゃいました、ということが起こりえます。
また、がむしゃらにやればいいというものでもなく、あまり無茶なペースで習慣化を試みると挫折の恐れがあるものです。
よって、実行可能で具体的な「どれくらい」をはっきりさせておくことです。これも「やる」と決める、でお話ししたリストといっしょに文字にしておくとよいでしょう。
《ポイント4》「どうなる」を決める
毎日淡々と習慣化をこなす、ということばかりだと。なんだか続けるのがツラい…という気持ちになってしまうことも少なくありません。
そんなときに、役に立つのが「どうなる」です。習慣化の結果、どうなりたいかを決めていると、それが継続へのモチベーションになります。
たとえば、「毎日腹筋を150回やる」。その「どうなる」は、「おなか周りのたるみをゆるさない」とか「かっこいいボデイを手に入れる」とか、「腹筋バキバキ」とか。
え、わたし? おなか周りのたるみはなくなりつつありますが、その先はまだまだ…えへへ。でも、腹筋バキバキとか密かに狙っています、実は。
そういう「どうなる」があると、習慣は「継続」ではなく、成長への「過程」であることに気がつきます。
「どうなる」があると、継続するばかりでなく、習慣化のレベルも上がるのです。もともと腹筋は100回からスタートしましたが、おのずと150回まで行き着いたのは「どうなる」があるからです。
「ただの習慣」と「どうなるがある習慣」とでは、行き着く先がまるで違う。わたしは、そう実感しています。
《ポイント5》「やった・やってない」を録る
習慣化では、その「やった・やってない」を記録する、つまり、実績を記録することもポイントです。
自分がやったこと・できたことを記録することは、自信になるし、励みにもなるものです。逆に、やらなかったこと・できなかったことがあれば、反省の材料になります。
これが記録をしていないと、やらなかったことも「見て見ぬ振り」ということが起きたりします。
たとえば、「月100km以上ランニングする」という習慣について。わたしは日々、走った距離やタイムなどを記録しています。
ですから、走っていないと「あちゃぁ、今月はこのままだとマズイぞ」と毎日考えることになるので、「しゃあない走るか」というきっかけになります。
また、近ごろでは、「100kmは余裕だな」ということがわかってきたので、「月120km」に習慣を書き換えています。
記録があるから、現状がわかるし、比較ができる、分析ができるのは何事にも通じること。習慣についても、欠かさず記録をしてみましょう。
まとめ
習慣化を実現するための5つのポイントについてお話をしてきました。
言われてみれば、どれも目新しいことというわけではありません。わりと当たり前のことばかりです。
そんな「当たり前」のことを当たり前にやるところに、習慣化のポイントがあります。
あたらしいことをはじめたいけど続かないというのなら、あらためて「当たり前」を見直してみましょう。
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きょうの執筆後記
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