ディズニーのニューイヤーズ・イヴって、子連れだとどうなの?
2017ー2018 ディズニーシーのニューイヤーズ・イヴ参加体験を、「子連れ」の視点でお話します。
子連れは「コスパ」を求めない、「体験」を求めよ
ディズニーリゾート(ディズニーランド・ディズニーシー)の年越し・カウントダウンイベントである「ニューイヤーズ・イヴ」。
この「ニューイヤーズ・イヴ」とは、12月31日の20:00から、日付をまたいで1月1日の7:00までの11時間にわたる特別営業です↓
12月31日 | 1月1日 | |||
8:00-18:00 | 20:00-7:00 | 9:00-22:00 | ||
ディズニーランド | 通常営業 | ニューイヤーズ・イヴ | 通常営業 | |
ディズニーシー | 通常営業 | ニューイヤーズ・イヴ | 通常営業 |
このイベントに参加をするには、「過酷な抽選」に勝ち抜いて、「ニューイヤーズ・イヴ パスポート」という特別チケットを入手する必要があるわけですが。
幸運にもわが家では、2016年ー2017年はディズニー・ランド、2017年ー2018年はディズニーシーのニューイヤーズ・イヴに参加をすることができました。
いずれも、小学生2人(高学年+低学年)の子連れで参加。というわけで「子連れ」という視点でのニューイヤーズ・イヴについてお話をしていきます。
過去2年間の戦績
まずは、参加をした過去2回の「戦績」について。アトラクションにいくつ乗れたか、どれくらい飲食ができたか、何時まで居られたかなど↓
2017ー2018 シー | 2016ー2017 ランド | |
現地到着 | 13:45 | 13:20 |
入園待ち列待機から入園まで | 19:33ー20:27 | 19:18ー20:29 |
乗車アトラクション | 2(うちファストパス0) | 6(うちファストパス2) |
ファストパス取得数 | 1 | 2 |
レストラン・ワゴンでの飲食 | 4(うち屋内レストン1) | 4(うち屋内レストン1) |
退園時間 | 25:00 | 26:00 |
備考 | 入園直後から長男(小3)が体調不良 | 23:00ごろ長男(小2)がお疲れモード |
ニューイヤーズ・イヴの悪すぎるコスパ
前述した「戦績」について、コストパフォーマンス、いわゆる「コスパ」を考えるとどうなのか?
ちなみに、「ニューイヤーズ・イヴ パスポート」のチケット料金は、大人も子供も1名 9,700円(3歳未満は無料)です。
って、「高っ!」といつも思ってしまいますね。でもまぁ、大晦日・元旦という特異日にミッキーもミニーもがんばるわけですから。理解はしております、アタマでは。
それはそれとして。わが家の「コスパ」を考えるのであれば、お世辞にも「コスパが良い」とは言えませんねぇ、これは。こういうことです ↓
チケット料金 | 滞在時間 | 時間あたり料金 | |
ふつうの日中ディズニー | 大人 7,400円・子供 4,800円 (わが家合計 24,400円) | 約12時間 | 2,033円 |
ニューイヤーズ・イヴ | 全員 9,700円 (わが家合計 38,800円) | 約5時間 | 7,760円 |
いま自分自身がいちばん驚いています。コスパの参考指標である「時間あたり料金」は、ふつうの日中に対してニューイヤーズ・イヴは4倍弱。
ニューイヤーズ・イヴはコスパが悪い、悪すぎるっ! キ〜〜っ!! となるところです。実際に「キ〜」とは叫びませんね、心の叫びです。
「コスパ」よりも「体験」を
じゃあ、コスパが悪いからもっと朝までがんばれ! まぁ、元気な若者であればそれがいちばんです。
ところが、まだ小さな子ども(ウチで言えば小学校低学年の息子)に、そんなムリを言ってもしかたないし、ムリができるわけもありません。
だいたい、親のほうもそれほどムリをできない歳になってるし(わたし42歳・妻44歳)。子供をつれて帰る体力も残しておかなければいけません。
そう考えると。子連れで「オールナイトっ!」とはいかないわけです。あたりまえですが。
あたりまえなんですけどね、チケットの希少性やお値段を考えると、「コスパ」ということは正直気になるところでしょう。
子連れの場合には、その「正直気になるところ」を切り替える。「コスパ」ではなく「貴重な体験」をできる・できたことに感謝!、というところに切り替えましょう。
繰り返しになりますが、ムリはしない。
そのほうが、家族みんなが幸せになれます(たぶん)。というのが、過去2回の戦績を振り返っての教訓でございます。ありがたや、ありがたや。
2017ー2018 ディズニーシー ニューイヤーズ・イヴ 子連れ体験記
では、ここからは、2017ー2018のディズニーシーでのニューイヤーズ・イヴについて。体験記をお話します。
コスパで見れば、「敗戦記」です。これこれ、コスパは忘れなさい。はい、そうします。「体験記」です。
《13:45》ディズニーシー駐車場到着
横浜の自宅からクルマで1時間弱。道路に渋滞も混雑もなく、スムーズにディズニーシーに到着です。
この時間帯に案内されたのは、「R7」と呼ばれる駐車場。この「R7」はディズニーシー隣接ではなく、やや離れたところにある立体駐車場です。
通常営業の来園者によって、隣接の駐車場はすでに満車。ということです。
「ちょっと離れているのがイヤだなぁ…」と、折を見て隣接駐車場への移動を考えたくもなりますが。聞けば、シーまで徒歩8分ていどとのこと ↓
失敗してさらに遠くの駐車場に回されるのも困るので、今回はここでよしとしました。
ちなみに、トイレは駐車場内に2箇所ありますが混んでます。とくに女子トイレはかなりの混雑(およそ15人待ち)がうかがえましたのでご注意を。
《15:59》懲りないアイツはまた寝ない
駐車場に着いても、20時のイベント開始(開園)までとくにやることはありません。
基本、クルマの中で休む、寝て待つことになります。夜に備えて、少しでも眠っておくのがベストだと言えます。
だが、「アイツ」は寝ません。前年に引き続き、またアイツは寝ない。小学3年生になった息子です。
結局、前年はクルマで一睡もせず、園内で眠くなるという絵に描いたような展開を見させてくれた息子。
で、今年も家族4人の中でただひとり、一睡もせずにイベントを迎えましたとさ。この時点ですでに、結末が透けて見えるようです。
《19:33》入園待ち待機列に到着
20時の開園に向けて、19:33にはディズニーシーのエントランス前、入園待機列に到着。
ツイッターなどを見ている限り、夕方には相当な列ができているようだったので。あまり早くから行って並んでもしかたないかと、のんびり行きました。
このときの待機位置はこのあたりです ↓
この時点での最後尾は、手荷物検査のずーっと手前であり、エントランスのようすをうかがい知ることはできません。
20時に開園したとして、いったい何分で入園できるのやら… と、心配をしたくなる位置。ここで寒空の中、立ちっぱなしでございます。現場からは以上です↓
《20:27》ディズニーシー 入園
おそらく20時定時での開園だったと思われますが(定時より早く開園する案内は聞こえなかった)、そこから待つこと約30分。ようやくの入園です。
待機列に並び始めてから約1時間ですから、この時点で軽く体力は消耗しております。繰り返しますが、寒空のもとで立ちっぱなしですからね。
このあたりが、子供や年配者には酷なイベントになっております。
で。ようやく入園してみてわかることは、「中も混んでるやないか〜い(髭男爵風)」ということです。まぁ、当然ですわね。外が混んでいれば、中だって混みます。
エントランスからメディテレーニアンハーバーに抜ける通路はこんな感じ↓
《20:38》センター・オブ・ジ・アースのファストパスを取得
この混みようでは人気アトラクションに並んで乗るのもタイヘンです。というわけで、まずはファストパスを取りに行きます。
天才科学者ネモ船長の科学研究所があるミステリアスアイランドエリアの「センター・オブ・ジ・アース」へ。火山から落ちるやつ。年末年始に「落ちる」のもどうかと思うが、テンションは上がります。
取れたファストパスの指定時間は「23:25〜0:25」。およそ3時間後ですから混雑ぶりがわかります。
しかも、なかなかビミョーな時間帯です。カウントダウンイベント(0:00前後)にモロかぶり。ファストパスを取る前に確認しろよ、という話です。気をつけます。
ちなみに。この時点でセンター・オブ・ジ・アースのスタンバイ待ちは120分でした。イヤだ、ぜったいにイヤだ。はいそこ、わがまま言わない。
もひとつ、ちなみに。この日のファストパス発券終了時刻はこんな感じでした。取得順序を決める際のご参考に(発券終了が早かった順)↓
ファストパス発券終了時刻 | |
トイ・ストーリー | 20:45ごろ |
センター・オブ・ジ・アース | 24:45ごろ |
タワー・オブ・テラー | 25:15ごろ |
インディ・ジョーンズ | 25:45ごろ |
レイジングスピリッツ | 26:45ごろ |
ニモ | 26:45ごろ |
海底2万マイル | 27:45ごろ |
マジックランプシアター | 27:45ごろ |
やはり年越しという場面でも、「トイ・ストーリー」の一強体制に変わりはないようです。トイマニ強し。
《20:41》ブリーズウェイ・バイツでフライドピザを食べる
とにかく腹が減った、ということですぐに食べられるものを探します。こう混んでいると、いつ食にありつけるかわかりませんし。
ということで。センター・オブ・ジ・アースから続くトンネルを抜けて、ポートディスカバリーエリアに入ってすぐにある「ブリーズウェイ・バイツ」へ。
エレクトリックレールウェイ(電車アトラクション)の駅のすぐ向かい。軽食ワゴンのお店です。
ここでは「フライドピザ」を売っています。お客さん、「ピザ」じゃなくて「ピッツァ」です! って、それはサンドウィッチマンのネタですわ。
ここのはピッツァじゃなくてピザです。円形のピザを半分に折って、フライにした(フライド)ピザ。アツアツでうまいです。チキン&モツァレラか、シーフードチーズカリーが選べる。1個500円。
ブログ用に写真も撮ったのですが、どういうわけか致命的にマズそうに撮れてしまいました。ディズニーサイドから叱られそうなので公開を自粛します。ほんとに美味いです。
《21:21》フランダーのフライングフィッシュコースターに乗る
フライドピザを食したあと。もういちど、ミステリアスアイランドを抜け、人魚アリエルが居るマーメイドラグーンエリアへ。
わが家がシーに来たときの乗車率100%アトラクション、「フランダーのフライングフィッシュコースター」に乗ります。ミニジェットコースターです。
この時点での待ち時間は20分。まぁ、このくらいが、子連れ家族が並ぶかどうかの目安でしょう。日中ならまだしも、真冬の夜分にそう長くは並べません。
というわけで、まずはこの日ひとつめのアトラクション。横回転系にめっぽう弱いわたしが「ウェッ」ときたのもいつもどおり100%です。
《21:38》カスバ・フードコートでチキンカリーを食べる
コースターにライドオンしたあとは、ふたたびフードをイートです。きちんとした日本語で話してください。はい、そうします。
前述のフライドピザではお腹が満たされるはずもなく、きちんと食事をすることにします。
マーメイドラグーンエリアの横にある、ランプの魔人ジーニーのエリア、アラビアンコーストに移動。カレー専門店の「カスバ・フードコート」で食事です。
ここは座席数が多いので、園内が混雑していてもわりと入りやすいレストランとして重宝しますね。とはいえ、ほぼ満席の案内でした。危ない、危ない。
子供たちを席で待たせ、カウンターでカレー(カリー)を受取り、席に戻ると衝撃の光景がそこに!!
息子がテーブルに突っ伏している。やっぱりね、こういう展開か。わかっちゃいたけどね。ま、カリーを食べて元気だしましょか。
《21:45》サルタンズ・オアシスでチャンドゥテールを買う
家族がカレーを食べているあいだに、わたしはちょっとお買い物。すぐ近くの軽食店「サルタンズ・オアシス」へ。
お目当ては、ここで売っている「チャンドゥテール」。チャンドゥとは、アトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」に登場する虎です。
ディズニーにあっては、マイナーなキャラクターと言えるでしょう。でも、その虎の尻尾である「チャンドゥテール」はうまいです。
あぁ、ほんとうにチャンドゥの尻尾を食べちゃダメよ。怒って噛みつかれるから。サルタンズ・オアシスで売っているのは、チャンドゥの尾を模した食べ物です。あたりまえです。
チャンドゥテールは、肉まん的な生地の中に、具としてホワイトシチューが入っています。あったかいんだから〜。だけど、禍々しいほど色気づいている点で食べるのに躊躇します↓
なんでしょうね、この見た目の毒々しさ。美味さとのギャップはどうにかならんのかね。なりませんか、そうですか。いただきます。
《22:25》マジックランプシアターでジーニーを鑑賞
カリーと虎の尾を食べたあとは、同じアラビアンコースト内にある「マジックランプシアター」へ。待ち時間は15分。
魔神ジーニーが活躍する劇場型アトラクション。収容人数が多いので、いつもさほど混みません。おまけに屋内で暖かく、椅子に座ることができます。ありがたや。
そういう視点で言うと、ランドの「フィルハーマジック」も大好きです。寝れる。って、いったいどういう視点で見てるんですかアンタ。
寝るか寝ないかはともかく。マジックランプシアターは、ダメダメマジシャン・シャバーンと観客との掛け合いがおもしろいですね。
シャバーンはマジシャンとしての腕はありませんが、芸人としての腕は確かです。たいそうウケてます。うん、おもしろい。今年はM-1に出てください。
まぁ、ほんとうの見どころはシャバーンじゃなくて、3Dメガネをかけてからのジーニーなんですけどね。ランドのフィルハーマジックの3Dも楽しいです。おすすめ。
《23:02》ロストリバークックハウスでチキンレッグを食べる
マジックランプシアターを出た時点で、息子の体調がさらに悪化。あとでわかったことですが、風邪のひきはじめだったんですね。
食事はきちんと食べたものの、だいぶ調子が悪そうだったのでムリはできません。この時点で、センター・オブ・ジ・アースのファストパス利用はあきらめました。
くぅ〜、センター・オブ・ジ・アースが… って、大人げないぞ。すみません。
とはいえ、娘(小6)も居ます。こちらは元気です。そして、食べたい盛りです。本人に言うと怒られそうです。お年頃です。
そんな娘が楽しみにしていたのは、「スパイシースモークチキンレッグ」。鳥の脚。鳥の脚とか言うんじゃありません、不味そうです。ディズニーシーが誇る人気フードです、美味いです。
で。鳥の脚はジャングル地帯のロストリバーデルタエリアにある「ロストリバークックハウス」で売っています。人気だからいつも混んでいます。ジャングルの中とは思えないほど異常な人が居る。
この日も100人くらいは並んでいたんじゃなかろうか? けれども、チキンと飲み物だけを売っているこのお店は回転が早いです。なんだかんだと10分くらいで買えたんじゃなかろうか。
というわけで、この手のお店は「見た目」でひるんではいけませぬぞ。敵は長蛇の列を見せて、相手をひるませる作戦だ。気をつけろ! って、誰に言ってるんでしょう。
ちなみに、チキンレッグを写した写真も致命的でした。夜間に食べ物の撮影は素人向きじゃありません。ブロガーとしてもうちっと勉強します。
《23:20》ケープコッド経由でS.S.コロンビア号前へ
息子の体調を考えて、カウントダウンまで見て帰ることにします。
チキンを食べたロストリバーデルタから、ダッフィー発祥の地であるケープコッドを経由して、S.S.コロンビア号(豪華客船)前の広場までのんびり移動です。
にしても。シーは歩きます。というか、歩かされます。
ランドは園内の中央を歩くことができますが、シーは中央が歩けないような構造になっている。シーの中央には海やら火山やらがあって歩けない。
だから、シーでは「外周」を移動するようなイメージです。どこへ移動するにも外周りだから距離が出ます。それがウリでもあるわけですが。
少し歩くたびに、豊かな景色・表情をいろいろと見せてくれるシーには、ランドとはちがった魅力があるわけで。移動距離が長いことによるウリでしょう。
ケープコッドの「田舎感」などはその典型でしょう。同じアメリカンウォーターフロントエリアでも、S.S.コロンビア号付近の華やかさとはまったくの別モノです。
《23:57》カウントダウンイベント開始
0時前後のカウントダウンは、S.S.コロンビア号前の広場付近で見ることにしました。
場所で言うと、バイキング形式のレストラン「セイリングデイ・ブッフェ」の前、公園である「ウォーターフロントパーク」の横あたり。ここで座って待ちます。
ちなみに、メディテレーニアンハーバーエリアに寄ると、人が急増します。そりゃもう、すごい人です。いま風に言うと、にっちもさっちも。うん、たぶんそんなカンジ。
そういうのが好きな人はそちらが良いですが、そうでもない人は、空いているところを探しましょう。
という視点で見ると、S.S.コロンビア号前は、そこそこ空いている。園内各所の混雑ぶりからすると、かなり空いているという印象でした。
そうこうしているうちに、0時の3分前くらいになるとカウントダウンイベントがはじまります。蛍の光が流れます。ディズニーなんでしんみりはしません。アゲアゲにアレンジが効いています。そりゃそうだろ。
その後、シーの中央にあるプロメテウス火山に映し出されたプロジェクションマッピングとともに、カウントダウンが始まります。たしか、20秒前から。
ハッピーニューイヤー! という挨拶とともに花火がはじまります。けっこう長い間打ち上げています。前年のランドもそうだった。
花火が上がる位置が想定外で、奇妙なところから上がります。詳しくはわかりませんが、S.S.コロンビア号前から見ると、エントランス寄りの方向です。えっ、そっち? という意外な方角から上がります。
花火をしっかり見ようと思うと、周辺の木や建物の影になる場所は少なくないので、そのへんは注意をしておくとよいでしょう。
S.S.コロンビア号前の広場で言うのであれば、S.S.コロンビア号の船首方向に寄ったほうが花火の全体を見やすくなります。
逆に、タワー・オブ・テラーのあるほうに寄ってしまうと、花火は一部しか見えません。
まぁ、この付近であれば、花火が始まってから移動するくらいの余裕(スペース的にも時間的にも)はありますから慌てずに対応しましょう。
《25:03》ディズニーシーを退園、帰路へ
花火が終了後、お土産を買って退園です。
メディテレーニアンハーバー近辺のショップは、カウントダウンイベント終了でバラけたキャスト(客)によって、そこそこ混雑をしています。
完全に限界を迎えた息子とわたしは一足先に駐車場へ戻り、妻と娘の買い物を待つことに。こういうときにクルマは便利だなぁ、と思います。電車やバスではアウトです。
おかげで「酒」が飲めないのはデメリットですが。って、まったく大人げない人ですねぇ。
息子とふたりで駐車場へ向かう途中、エントランス前では短い列ができていました。25時からシーに入園する人たちです。
ニューイヤーズ・イヴ パスポートは、25時以降はランドからシー、シーからランドへの入園が可能なのです。くぅ〜、うらやましいぜ。だから、大人げないこと言わないの。はい、もう言いません。
元日夜中の道路はスカスカで、約40分少々で自宅に到着。いろいろありましたが、今年も貴重な体験ができました。
まとめに代えて 子連れニューイヤーズ・イヴの難しさと対策
さいごに、子連れニューイヤーズ・イヴの難しさ(コスパ的観点から見て)と、その対策について記しておきます。ご参考まで。
事前の体調管理
当日、現地に行くまで。事前の体調管理は難しいものがあります。
子供たちは「加減」を知りませんからね。毎日を手加減抜きで目一杯楽しみます。そして、楽しみなことがあればワクワクして眠れなくなったりします。
結果、当日はベストコンディションではない。ということはフツーに起こります。
これはどうしようもありません。むしろ、そんな「子供らしさ」を理解して、コスパではなく体験を楽しむ。その心持ちこそが対策です。
ムリをせず、無事に参加できたことを喜ぶ・楽しむ。そのくらいでいきましょう。
現場の過酷さ
とにかく寒いです。前年のランドは天候に恵まれ、季節外れに暖かでした。それだけに今回のシーは寒かった。ほんとうに。
でも、ほんとうに寒いのがあたりまえの季節です、時間です。タカをくくらずじゅうぶんな寒さ対策をして、あとはムリをしないことです。
また、寒いと疲労が早く、睡魔も早くやってきます。それを推して「がんばれ!」というのは子供には酷ですね。
なるべく寒くないように、ムリをしないように工夫をしましょう。ちなみにおすすめの寒さ対策は以下です。ベタなものばかりですがお忘れなく↓
- ヒートテック的なインナー(上だけじゃなく、下も履く)
- 厚手のアウター(舐めてはいけない、自分が所持するもっとも暖かな上着を持参すべし)
- カイロ(とにかくたくさんあると重宝する、足裏に入れておくのもおすすめ)
- 帽子、手袋、マフラー、耳あて(園内でも売っていますが実用性に欠けるものも… 持っていくのが無難です)
- 魔法瓶の水筒(あたたかい飲み物を買ったときに移しておくとナイス)
入園までが長い
わが家のように、早く現地入りして備えるスタイルだと、当然、入園までの待ち時間が長くなります。
結果、息子のように興奮して体力を消耗するのは、子供のよくあるパターンと言えるでしょう。大人はそのあたりのコントロールができても子供はできません。
そう考えると、早く現地入りすること自体が「誤り」だったかも、というのが過去2回の経験からいま感じていることです。
そもそも、駐車場の良い場所(パークから遠くないところ)を押さえることが早く現地入りする理由でしたが。どうも様子を見ていると、もうすこしゆっくり行っても大丈夫そうな雰囲気です。
むしろ、ゆっくり行ったほうが良い場所がとれそうな。
12月31日は通常営業が18時まで。ですから朝のうちにそのお客さんのクルマで駐車場の良い場所は埋まっています。わが家のように14時ごろ行っても、良い場所は空いていないわけです。
その後、通常営業のお客さんが引き上げていくと、駐車場の良い場所が空いていく。このあたりで、到着するのがベストでしょう。
自己責任の賭けではありますが、次回は夕方到着にチャレンジしようと決めました。ただ、あまりに遅いと周辺道路が混雑するとの情報もあるので、難しくはあるのですが。
また、入園前に待機列に並ぶ時間はどうしようもありません。早く並べば開園後に早く入園できますが、それには何時間も前から並ばなければならず。
開園ギリギリに行けば、開園後、入園するまでに30分から1時間ていどはかかるでしょう。思いっきりあとから入園すれば待機不要かもしれませんが… それはそれで子供の睡魔が早そうです。
いずれにせよ。ニューイヤーズ・イヴは、子連れには難易度が高いイベントではあります。コスパではなく、体験を楽しみましょう!
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きょうの執筆後記
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