” なんか集中できないなぁ、気をそがれてばかりいるなぁ・・・ ”
という「集中できない」から逃れるためにやっていることはありませんか?
わたしが実行している、「集中できない」から逃れるためにやっている4つのことについてお話しします。
集中できないのは自分のせいか、他人のせいか?
なんか集中できないなぁ、気をそがれてばかりいるなぁ・・・ と感じることが多くありました。
いまでも、もっと集中できるように、気をそがれないように、と考え続けています。
集中力はものごとの効率や生産性を高める大きな要素だからです。
と、小むずかしい言い回しをしなくても。
集中力は必要ない、なんて考えるヒトはあまりいませんよね。多くのヒトが、集中力を求めているはずです。なのになかなか集中できない。
それは自分のせいでもあり、他人のせいでもあるけれど・・・
というわけで。わたしが、「集中できない」から逃れるためにやっている4つのことについてお話をしてみます。こちらです ↓
- 通知機能をできるかぎりOFFにする
- スケジュールを変えない
- 急な仕事や気づきはやらずにメモするだけ
- やらないことリストをなんども見返す
通知機能をできるかぎりOFFにする
スマホ、パソコン、スマートウォッチの各種通知機能をできるかぎりオフにしています。具体的には、
- メールの着信
- Facebook、Twitter、Instagram、LINE、ChatWorkなどSNSの新着
- 各種アプリからの更新情報
一見すると「便利」なこれらの通知機能をあえてオフにするのはなぜなのか?
それは、「余計なお世話」が多すぎるからです。
いま知らなくて良いことや知りたくないことまで、いますぐに伝えようとしてくれる通知機能。これは「余計」です。
手元のスマホがブルブルと震える。集中していたはずのことを放り出して、通知について対応し始める。なんてことがしばしば・・・ わたしもそうでした。
結果として、そのとき目の前でやっていたことから集中力がそがれることになります。手が止まることになります。いちど途切れた集中力を取り戻すのも意外とむずかしく。
ですから、通知を受けない情報は、自分が決めたタイミングに自分から見に行くことで、集中力を維持できる環境をつくるようにしています。
すると、「ほんとうに緊急」の通知などほとんどないことに気づきます。
ちなみに、「電話」と「スケジュール」だけは通知オンです。
仕事における電話は、緊急時の位置づけ(自分もお客さまも)としているために通知はオンにしています。とはいえ緊急時だけですから、ほとんどかかってきませんが。
スケジュールについては、毎朝、翌朝起きるまでの計画を立てているため、そのスケジュールを重視する目的で「時間切れ」の際の通知はあえてオンにしています。
スケジュールを変えない
ついさきほど、「毎朝、翌朝起きるまでの計画を立てている」と言いました。そのスケジュールを立てたあとは、「実行」に集中力をあてるのみが理想です。
スケジュール外の出来事に対応すれば集中力がそがれるし、スケジュールの修正にもチカラを使うことになります。非効率。
ですから、次のようなことはしないようにしています ↓
- 急に思いついたことや気がついたことをすぐにやる
- メールや電話による依頼・相談などに即対応
思いついたことや気がついたことをすぐにやるのは良いことのようでもありますが、目の前のことを中断させ、スケジュールの修正を余儀なくされるために集中力をそがれます。
メールや電話による依頼・相談もいっしょです。よほど緊急性の高いものは別として、「瞬間的に」対応しなければいけないものはそう多くありません。
ですから、わたしはそのような依頼・相談への対応・回答は、原則、翌日以降のスケジュールに織り込むようにしています。
いっぽうで、それほど時間を要しないものについては、メール・電話対応の時間として毎日スケジュールに入れている「20分」の範囲内で対応するルールにしています。
また、翌日以降の対応・回答にするものは、「明日、回答させていただきます」などとひとまずの返信をする時間にも、この「20分」をあてています。
このようにしておけば、お客さまなどに対しても致命的に対応が遅くなる、不満になるということはないはずです。
余談ですが、「遅い!」とクレームを受けるのは、多くの場合、なんの返事もせずにお待たせするからです。対応・回答期限をお伝えしておけば、多くのクレームは回避できるものばかりです。
いずれにせよ、そもそものスケジュールを崩して、目の前のことから集中力をそがれないようにする。ということに気をつけています。
急な仕事や気づきはやらずにメモするだけ
さきほど、「急に思いついたことや気がついたことはすぐやらない」「メールや電話による依頼・相談などに即対応しない」と言いました。
とはいえ。それらをただただ放置しておけば、やはり集中力がそがれます。
たとえば、思いついたことや気がついたことなどがアタマの中に残されていれば、気になって目の前のことに集中できなくなるでしょう。
また、意識的には気になっていなくても、それらを忘れないようにと脳のチカラの一部がもっていかれてしまうということもあるようで。集中力には悪影響です。
ですから集中力を維持するためには、放置をせずに、きちんとアタマから追い出さなければいけません。
具体的には、メモをする。書き出して記録をしておくことです。
わたしは、思いつきや気づき、その場では保留することは、すべてEvernoteにメモするようにしています。
もう少し詳しく言うと。素早くメモするのに便利な「FastEver」というスマホアプリを経由してEvernoteに記録しています。
その記録を、翌朝に整理する(スケジュールに落とし込む、内容を整理して所定の場所に移動する、など)のは毎朝の日課のひとつです。
こうして、すぐにアタマの中からしっかりと追い出してしまえば、アタマは安心をして目の前のことに集中することができます。「とにかくメモ」はおすすめです。
やらないことリストをなんども見返す
わたしは「やらないことリスト」というものをつくって、持っています。
これはやらないようにしよう、と感じたつどリストに追加をしているので相当な数に及びます。
まぁ、他人が見たら「なにそれ(笑)」みたいなのもありますね。たとえば、「ツいていない、と考えない」とか「飲みすぎない(4杯目以降注意!)」とか。
本人はいたってマジメなのですが、ハタから見るとちょっとバカみたいなところがあります。それはそれとして。
そんなリストの中に、前述した「思いついたことをすぐやらない」「目の前のことをやりかけにしない」ということも掲載されています。
この「やらないことリスト」を一覧するのも毎朝の日課のひとつです。リストをつくるだけ、持っているだけじゃダメなんですね。
わたしは、「だって人間だもの」なクチなので、すぐにダメなことをやってしまいます。やってしまってはまたリストを見返して反省する、その繰り返しです。
それでも、繰り返しの中で、たしかに行動・思考は少しづつ変化をするもので。「思いついたことをすぐやらない」「目の前のことをやりかけにしない」というのもだいぶクセづいてきました。
ヒトは忘れる生き物ですから、リストにして見返すのは有効です。また、迷ったとき悩んだときの「よりどころ」としても機能します。リストは集中力を高める以外にも役立ちます。
まとめ
「集中できない」から逃れるためにやっている4つのこと、についてお話をしてきました。
集中できないのは、他人や環境によるところもありますが。多くは自分にもコントロールできる余地が残されています。
自分自身でいろいろ試してみてそれがわかった、実感できたことです。
なにかよい方法はないのかなぁ、というのであれば。試してみてはいかがでしょうか。集中力を高めるきっかけになるかもしれません。
- 通知機能をできるかぎりOFFにする
- スケジュールを変えない
- 急な仕事や気づきはやらずにメモするだけ
- やらないことリストをなんども見返す
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きょうの執筆後記
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