平日の昼間にも走ってます!
ってヒマなの? と言われたら。「忙しい」とは言わないけれど、「ヒマではない」と答えよう。いまや、「走る」のだって仕事です。
平日昼間に走って「ヒマだ」と言われる僕が思うこと
ランニングを習慣にしはじめてから、本投稿日現在で1年と11ヶ月ほどになります。
はじめのころは「(無理やり)走らされている」という違和感もありましたが、いまではすっかり習慣になりました。
習慣の定着度合いを「走行距離」で示すのであれば、月間 120〜150km。
わたしの職業である税理士の繁忙期と言われる今月に入っても、その距離に変化はありません。
ヒマかっ!
と、ツッコミが入るのを承知で言えば。わたしは、平日の昼間にもよく走っています。とくに、寒い冬場は昼間走るに限ります。朝晩は寒すぎる。
奥さまA
「ねぇねぇ、奥さま。モロトメさんとこのご主人、きょうも昼間っから走ってましたのよ。平日によく見かけるのよねぇ」
奥さまB
「あら、わたしもきのう見ましたわよ。お仕事ないのかしら、やぁねぇ。そういえば、◯◯さんとこのお嬢さんがね ・・・・・・」
と言われているのかどうかは知りませんが。わたしにとっては、いまや「走る」のだって仕事のうちです。
だから、平日昼間に走るのだっておすすめですよ(会社員の方はさすがに難しいとは存じますが)。ということについてお話をしてみることにします。
「走る」のだって仕事! と言える5つのワケ
平日だろうが昼間だろうが、走ると決めたら走っているわたしが、「走る」のだって仕事のうちだと言える理由が6つあります ↓
- 仕事が早くなる
- 自分と向き合える
- ブランディングに役立つ
- 心身の健康に役立つ
- 移動手段になる
仕事が早くなる
その日に走る距離によりますが、走るとなればおよそ1時間くらいは時間が必要です。
1日は24時間しかないのですから、走った分は、別の何かをあきらめなければならない。たとえば、ブログを毎日書くのをあきらめるとか、本を毎日読むのをあきらめるとか。
あきらめる? イヤだ。僕はあきらめない。あれもこれもあきらめない。そう考えると、なにかをあきらめる代わりに「時間を圧縮する」ことを考えるようになります。
仕事に関して言えば、仕事のやり方や手順、道具を変えてみる、仕事自体の取捨選択を試みるなどして、時間の圧縮をはかるわけです。
ちなみに。平日昼間に走ると、時間圧縮のプレッシャーはより高まります。残された時間のなかで予定していた仕事をやりきるぞ、というプレッシャーです。
これが、「仕事が終わったら走ろう」ということだと様子が変わるから不思議です。仕事をダラダラ引きずった挙句、「まぁ仕事だし、走れなくてもしかたないか」みたいな。
仕事も遅い、走れない、他の時間も奪われる。というのでは、目も当てられません。
自分と向き合える
フリーランスは自由というメリットがある反面、すべてを自分で決めなければいけません。会社の経営者も似たようなところがあるでしょう。
そのように「自分で決める」立場にある人が欠かしてはいけないもの。それは、自分と向き合うことができる時間だと考えています。
日々現場仕事で忙しく、ものごとをゆっくり考える時間もないというのでは、いまはよくてもその先が心配です。
現在の自分の状況はどうか、問題・課題はどこにあるのか、解決するためにはどうしたらよいかなど。きちんと考えずにいると、気がつけば世の中から取り残されてしまいそう・・・
会社員であれば会社が導いてくれる世界はあるのかもしれませんが、フリーランスや社長はそうもいきません。
だからわたしは、走る時間を自分と向き合う時間に充てています。誰にジャマされることなく完全に没頭・集中できる貴重な時間です。
「走る」という動きが脳を活性化させるとも言います。加えて、音楽やオーディオブックを聴きながら、という刺激を与えることでも活性化を実感できます。
別に言い訳をするつもりはありませんけれど。ただボーッと走っているわけでもないんですよ、奥さん。
ブランディングに役立つ
ブランディングふぁなんて、ちょっとカッコつけて言っちゃいましたが。「よく走っている人」というイメージをいだかせることができます。
月間 120〜150mくらい走っている、というのは一般的ではないでしょう。どちらかと言えば、走っている人の部類です。
また、ときどきマラソン大会にも出ています(タイムと順位はヒドいものですが・・・)。というようなことを、ちょいちょいブログに書いていますし、プロフィールにも載せています。
すると、「あぁ、あの走るの好きな人ね」と他人はイメージできるようになります。なんかいやらしいようですけど、これもブランディングです。
なんのイメージもない税理士よりも、走るの好きな税理士のほうが、イメージとして残る確率は高くなるでしょう(走る税理士が好きか嫌いかは別にして)。
会社という看板を持たないフリーランスにしてみれば、イメージをしてもらう、認知してもらうことは重要な仕事です。
だからわたしは、平日の昼間にも走ってるんです! って、言うからうさんくさいんだろうなぁ。
心身の健康に役立つ
走り始めてから、風邪ひとつひいていない。この2年近く、風邪をひいて仕事ができなかったということがありません(ちなみに二日酔いで仕事に差し支えたことは1、2・・・やめやめ)。
走ることと風邪をひかないことの因果関係は定かではないけれど、わたしは「走る」が健康に役立つものと信じています。
また、走るのに限らず、運動はストレスにもよいとされていますから。気づかぬうちにストレス発散に貢献していることもあるのでしょう。
実際、走る習慣ができる前(フリーランスになる前)は、ときおり風邪もひいていましたし。
ストレスから帯状疱疹になったり、扁桃周囲膿瘍(漫画ワンピースの作者さんがなったやつ)で入院したりもしてました。
そう考えると、走ると健康との因果関係について、あながち関係がないとも言いきれないでしょう。
心身の健康が乱れれば仕事に支障をきたします。健康を損なえば、フリーランスであれば収入減に直結するのですから、健康のために走るのも仕事のうちです。
移動手段になる
走って仕事場所に行くことだってできる、と考えれば。「走る」のは移動手段であり、仕事のうちです。
つい先日、役所に用事があったので「走って行くか」と、往復10kmを走って行ってきました。まぁ距離はともかく、運動かつ移動となれば一石二鳥です。
さらに、満員電車のような混雑もない、遅延や運休も関係ない、電車代・バス代もかからない(別な部分でおカネはかかりますが)。
とはいえ。お客さま先にランニングウェアで、汗びっしょりでうかがうわけにはいきませんから。TPOはわきまえなければいけませんが。
ここで言いたいことは、「走る」というのは「走るために走る」だけではない、「移動するために走る」こともできるのだ、ということ。
走りはじめた1年11ヶ月前には皆無だった発想ではありますけれど。2〜3km走って、限界を迎えていましたからねぇ。移動先ではもう動けませんから。
あるていどの距離を走ってもだいじょうぶな体力ができたいまは、もっと、移動に「走る」を組み込んでいこうと思案をしているところです。
まとめ
「走る」のだって仕事!平日昼間にランニングのすすめ、についてお話をしてきました。
すすめ、というよりは言い訳だったような・・・ まぁ、いいでしょう。
本人が走って満足をしている、効果を得られている(と信じている)のであれば、平日だろうが昼間だろうが走ればいい。
でもやっぱり、周囲の目は気になります。マンションの裏口からこっそりと出かけるわたしって。
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きょうの執筆後記
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