”リストからなかなか消えないToDoがあるんだよねぇ…”
それ、ToDoリストのあるあるですよね。というわけで、リストから消えないToDoを確実に消すための7つの方法についてお話をします。
リストに居座り続ける「ゾンビToDo」を追い払え
「やるべきこと」や「やりたいこと」を列挙した、いわゆる「ToDoリスト(あるいは、タスクリスト)」。
このTodoリストを利用する人にとってのあるあるネタに、「なかなか消えない・消せないToDoがある」というものが挙げられます。
いざ、リストには載せてみたものの。なかなか実行されずに、まるでゾンビのごとく、リストにへばりついたままのToDoが…
そんなToDoを、確実に実行して、リストから消し去るために。わたしが実行している方法についてお話をします。こちらの7つです ↓
- 期限をつける
- スケジュールする
- 細分化して、とにかく手をつける
- リマインダを使う
- 「いっそやらない」を検討する
- 溜まったToDoを一掃する日をつくる
- 「〜する」と書く
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
リストから消えないToDoを確実に消すための7つの方法
なかなか消えない・消せないToDoを、確実に実行して、リストから消し去るための7つの方法です。
《方法①》期限をつける
リストに残り続けてしまうToDoの特徴として、「期限が無い」が挙げられます。
「ここまでにはやらなきゃ」という期限がないがために、なんとなく放置されているというToDoはあるものです。そのうちやろう、みたいな。
この点、他人との約束にもとづくToDoであれば、基本的には約束の期限までに実行されるはずです。そうカンタンに約束を破るわけにはいきませんからね。
したがって、ここで問題になるのは、他人との約束にもとづかないToDo。つまり、じぶんしだいのToDoです。
これについては、「そのうちやろう」で済ましてしまわないように。あらかじめ、じぶん自身との約束として期限をつけておくようにしましょう。
そんなことで解決するの? と言われるかもしれませんが。期限があると思えば、やはり気になるものです。ToDoには期限をつけましょう。
《方法②》スケジュールする
「きょうやろう」と思っていたToDoができなかった… というのはよくあるハナシです。多くの場合、原因は「スケジュールの甘さ」にあります。
たとえば。「美容院の予約をする」というToDoがあった場合に。「きょう、どこかの空いた時間でやろう」なんていうスケジュール感では、実行できないのも無理からぬことです。
そもそも、空いた時間などというものはそうそうありません。そのうえ、空いていたはずの時間があるとすれば、飛び込んでくる雑事・凡事(急なメール、電話、来客、会議など)に奪われていきます。
結果、ToDoは実行できず。「できたらやろう」という想いは、たいていはアテにならないものです。
よって、はじめからToDoを実行するためのスケジュールを確保しておきましょう。具体的に「◯時から◯時まで」のようにスケジュールをしておきましょう。
《方法③》細分化して、とにかく手をつける
どういうわけか手をつけられず、リストに残り続けてしまうToDoがあったりします。ちょっと苦手であったり、ちょっとメンドー、というたぐいのToDoに多い現象です。
心理的な抵抗がジャマをしているわけですから、その抵抗感をとっぱらうように算段しましょう。
どうするか、と言うと。ToDoをもっと細かく分けるのです。苦手でも、メンドーでも、「これくらいなら、まぁやってみるか」と思えるレベルにまで、ToDoを分けてみる。
たとえば。「上司に〇〇の相談をする」というToDoなら。ひとまず、「(相談できそうな)上司の空きスケジュールを確認する」という小さめのToDoを切り出してみます。
相談までしようと思うと気が重いけれど、スケジュールを確認するだけならできそうだ… と前進できたら、また次の小さなToDoを切り出してみる。この繰り返しです。
あるレベルまで前進できると、心理的な抵抗も薄れてきます。すると、「ここから先なら、一気にできそうだ」という気持ちにもなるものです。
ToDoは、必ずしも一気に片付ける必要はありません。手を付けにくいToDoは、ほんのちょっとでもいいから、とにかく手をつけることからはじめてみましょう。
《方法④》リマインダを使う
やると決めていたのに、ついうっかり忘れてしまった… というToDoもあります。
たとえば、「帰りに牛乳を買って帰る」というToDoなんてどうでしょう。帰りの電車に乗っているときまでは覚えていたのに、駅に着いたらすっかり忘れてしまい、気が付いたときには家の前。
うん、あるある。というあなたは、スマホの「リマインダ機能」を活用しましょう。
さきほどの例で言えば、駅に着くくらいの時間に通知されるように設定しておく、とか。位置情報を利用して、最寄り駅に近づいたら通知されるように設定しておく、とか。
ほんとうはできたはずのToDoを、単なる不注意で残してしまうともったいない。常習化すると、ToDoがリストに残りやすくなってしまいます。
ToDoの実行には、ITやしくみも使って、という発想を持つようにしましょう。
《方法⑤》「いっそやらない」を検討する
ToDoの実行に向けていろいろと算段をしているのにもかかわらず。それでもなお、リストに残り続けるToDoがある、と言うならば。
いっそやらない、という選択肢も検討してみましょう。一見、投げやりなようにも思えますが、「そもそも論」としては重要なところです。
ずっとリストに残っているということは、ウラを返せば、そもそも必要がないToDoなのかもしれない。そういうハナシです。
というわけで、必要がなければリストから抹消する。あるいは、必要ではあるが、じぶんではなく誰かにやってもらえばすむ、などの検討をしましょう。
意外と「なんとなく」リストに挙げてしまったToDo、というのもあるものです。
《方法⑥》溜まったToDoを一掃する日をつくる
ToDoを消化するよりも、ToDoが増加するスピードのほうが速い。ということもあります。この場合には、当然、ToDoがリストに残りやすくなります。
こんなときには集中して、溜まっているToDoを一掃する日(あるいは時間)をつくるのがよいでしょう。
ずらりとToDoが並んだリストは、眺めていると鬱屈とするものですが、それを消し込んでいく光景はきわめて爽快です。リストを一掃できると、次のToDo実行への意欲にも繋がります。
ですから、リストが膨らんできたなぁ、と感じたら。ToDoを一掃する日をつくりましょう。
《方法⑦》「〜する」と書く
さいごの方法は、ToDoの書き方について。ToDoをリストに書くときには、「〜する」という語尾がおすすめです。
たとえば、「〇〇さんに電話をする」というToDoがある場合。「〇〇さんに電話」と書くのではなく、「〇〇さんに電話をする」と書きます。
このように「◯◯さんに電話をする」と書いていると、実際にじぶんが実行している姿をイメージしやすくなるものです。電話をかけているシーンをイメージしやすく、実行の助けになります。
これに対して、「◯◯さんに電話」とだけ書くと。不思議とどこか他人事のようで、じぶんが実行している姿をイメージしにくくなるものです。その分、実行が遠く感じてしまいます。
言葉遊びのように思えるかもしれませんが、いっぽうで、「言葉が持つチカラ」というものがあります。「言霊(ことだま)」などとも言われますよね。
ぜったいにやるんだ! という想いを、「〜する」という言葉にしておくことで、ToDoの実行率に差が出ます。これは、わたしの実体験です。
まとめ
リストから消えないToDoを確実に消すための7つの方法についてお話をしてきました。
各方法、それぞれはちょっとしたことではありますが。そのちょっとしたことをやるかやらないかで、意外と結果が変わることがあります。
”リストからなかなか消えないToDoがあるんだよねぇ…” という場合にはぜひお試しを。
- 期限をつける
- スケジュールする
- 細分化して、とにかく手をつける
- リマインダを使う
- 「いっそやらない」を検討する
- 溜まったToDoを一掃する日をつくる
- 「〜する」と書く
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きょうの執筆後記
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