毎朝起きたら必ずゲームしてます!
というわたしの、「Nバック課題」と「ルービックキューブ」のお話です。
3つの理由で、僕は毎朝欠かさずゲームをプレイする
わたしが毎朝やっているルーティーンの中に「ゲーム」があります。
具体的には、次の2つです↓
- Nバック課題
- ルービックキューブ
これらを 15分のあいだプレイする。というのが毎朝の日課になっています。
それぞれのゲームについては、のちほどお話をするとして。
まずは、「なぜ、毎朝そんなことをしているのか」という理由に触れておきます。それは、次の3つです ↓
- 眠気覚まし
- ウォーミングアップ
- 脳を鍛える
わたくしごとですが。わたしは「朝型」を自称するわりに、朝は得意ではありません。
起きるは起きるのですけど、しっかりと目が覚めるまでには時間がかかります。眠いっす。
だったら、眠気覚ましにゲームをしよう! というのが①の理由です。
その延長線上の話として。これから1日、作業やしごとをしていくにあたってのウォーミングアップという理由②もあります。
さいごにもうひとつ。だいじな理由として、③の「脳を鍛える」。
前述した2つのゲームには、どちらも「脳を鍛える」という効果が期待できるのです。
そんなわけで。わたしが毎朝欠かさない2つのゲーム、「Nバック課題」と「ルービックキューブ」について、このあとお話をしてみます。
Nバック課題で「ワーキングメモリー」を解放せよ
わたしが毎朝欠かさない2つのゲームのうちのひとつ、「Nバック課題」からお話をします。
そもそも「Nバック課題」とは
そもそも、Nバック課題ってなんなの?ということについて触れておきます ↓
Nバック課題(英: n-back task)とは、脳機能イメージングなどの分野で実験参加者の脳活動を調べる際や心理実験などでよく用いられる持続処理課題 (Continuous Performance Task) である。Nバック課題は1958年にキルヒナーによって紹介された。
Wikipedia / Nバック課題 より引用
これだけ見るとなんのこっちゃ? というハナシなのですが。
具体例で言えばこんなカンジです ↓
3、1、5、2、7、6、0、4、8、9、・・・ のようにランダムに数字が流れていくとします。
この流れのなかで、1つ前の数字を答えていくのが「1バック」です。
上記の例で言えば、「1」のときは「3」、「5」のときは「1」、「2」のときは「5」、がそれぞれの1バックです。
同様に、「2バック」であれば、2つ前の数字を答えます。「5」のときは「3」、「2」のときは「1」、「7」のときは「5」です。
やってみればわかりますが、「3バック」「4バック」… と、「Nバック」のNを増やしていくと難易度が上がります。
これをゲーム化したものが、スマホアプリにはいくつかありますので。その中から、わたしは次のアプリを使って「Nバック課題」にチャレンジしています ↓
Nバック課題で「ワーキングメモリーの解放」を鍛える
Nバック課題とはどういうものか、がわかったところで。次に、冒頭で触れた「脳を鍛える」という点についてお話をします。
ところで、このような経験はありませんか?
- 奥さん 「パンと牛乳を帰りに買ってきて。あぁ、それから卵もお願いね」
- あなた 「えっと、卵と牛乳と… なんだっけ?」
このとき「あなた」が、「奥さん」から言われたことを記憶するのが「ワーキングメモリー」と呼ばれる脳の機能です。
遠いむかしのことを覚えていたり、ちょっと前のことを覚えていたりなど、「記憶」にもいろいろありますが。目の前の一時的なことを記憶するのが「ワーキングメモリー」です。
当然、このワーキングメモリーをうまく使えるほうがよいわけで。うまく使えないと、上記の「あなた」のようなことが頻繁に起きるわけです。
じゃあ、ワーキングメモリーを鍛えて、いっぱい記憶できるようにするぞー! といきたいところですが。残念ながら、それは見当違いです。
人間、ワーキングメモリーによる記憶の最大値は「7」だという話があるからで。そこは鍛えても増えないのです。
その代わりにできることが、「ワーキングメモリーの解放」になります。
つまり、最大7つしか記憶できないのであれば、要らない記憶は早く解放してあげる。早く・効率的に解放して、ワーキングメモリーの空きをつくる。
このトレーニングをできるのが、Nバック課題にもとづくゲーム(スマホアプリ)です。
どうも言われたそばから忘れてしまう、とか。なんだか判断が鈍い・遅い、とか。そんな自覚がある人(わたしもあります)は、取り組んでみてはいかがでしょうか。
ルービックキューブで脳を活性化せよ
わたしが毎朝欠かさない2つのゲームのうちのもうひとつ、「ルービックキューブ」についてお話をします。
そもそも「ルービックキューブ」とは
前述したNバック課題に比べれば、知名度が抜群に高いであろう「ルービックキューブ」ですが。
いちおう、そもそもバナシをしておくと ↓
ルービックキューブ(英: Rubik’s Cube)はハンガリーの建築学者ルビク・エルネー(エルノー・ルービック)が考案した立体パズル。ルービックキューブの愛好家は日本ではキュービスト(英: Rubik’s cubist)、日本国外ではキューバー(英: Rubik’s cuber)と呼ばれる。 なお「ルービックキューブ」はメガハウスの登録商標であり、「Rubik’s」はルービックス・ブランド社(イギリス)の登録商標である。
「キューピスト」とか、「キューバー」ってのはいま知りました。聞いたことない。
それはそれとして。ルービックキューブと言っても、色・数・形はさまざまあるようですが。
各面が3× 3で9個の色の付いた正方形で構成されているモノが一般的ですね。わたしはコレを使っています ↓
要は 6面すべての色をそろえるゲーム(パズル)で、わたしがこどものころからありました。ありましたけども。
ついぞ、6面そろったことがない… いや、それどころか2面すらむずかしい… というゲームでもありました。
ルービックキューブで脳の働きを活性化する
別にあらためて言うほどのことではありませんが、ルービックキューブは「運」に頼るものではありません。
だいたいにおいて、テキトーにキューブを回して「運」だけで6面をそろえるなどムリゲーです。というのは、多くの人が経験則として知っている。
じゃあ、どうするか?
6面をそろえることができる「手順」を覚えるだけです。
ルービックキューブには、ぜったいに6面をそろえることができる手順、というものが存在しますので。それを覚える、ひたすら覚えて繰り返す。
このように、同じ手順を覚える・繰り返すという過程で、脳細胞は強化されると言われます。結果として、記憶力の良し悪しなどに影響を与えます。
また、スゴい人になると。キューブを回しているときには、もうキューブを見ていなかったりもしますしね… ルービックキューブは、右脳の「空間認識能力」も鍛えられる、とも言われます。
さらに。ルービックキューブは指先を使いますから、これもまた脳細胞を刺激して、脳の働きを活性化させる役割があります。
この点では、認知症予防にルービックキューブ、などとも言われています。
医学的な詳しいことはわかりかねますが。「脳にはよさそうだ」という結論は間違いないのではないか、と考えているわたしです。
ところで。毎日キューブを回しているわりには、スピードはそこまで早くならず。6面をそろえるのに、いまだに1分を切れません…^^;
まぁ、それでも。「6面そろえられるんだぜ」ということでモテパ(モテるパフォーマンス)を発揮できる日を夢見て、きょうもキューブを回しています。うーむ、下心。
まとめ
僕が毎朝欠かさないゲーム「Nバック課題とルービックキューブ」についてお話をしてきました。
いずれも「脳によい」とされるもの。日ごろ、使わずにはいられない、だいじな「脳」でもありますから。
カラダを鍛えるのと同様に、脳も日常的にトレーニングをするのがよいかと考えています。ご興味あれば、どうぞお試しを。