なにかを続けている。あるいは、なにかを続けたい。と言うのなら。
その「なにか」について、記録をするのがおすすめです。なぜなら、「継続 × 記録」にはメリットがあるから。というお話です。
〇〇を続けているから記録する・続けたいから記録する
なにかモノゴトを続けている、あるいは、続けたい。と言うのであれば、「記録」するのがおすすめです。
たとえば。わたしはランニングを続けていて、続けたいとも考えていますので、ランニングについてExcelで記録をとっています ↓
ことしの1月1日から、きょう(2018年10月6日)までのあいだに、
- 279日中、148日走った
- 合計 987.43kmの距離を走った
ということを、じぶんの記録から知ることができています。
このように、「続けていることを記録すること」にはいくつかのメリットがある。と、わたしは感じています。
ゆえに、なにかモノゴトを続けている、あるいは、続けたい。と言うのであれば、「記録」することをおすすめするしだいです。して、そのメリットとは ↓
- 自信になる
- やめづらくなる
- 明瞭な目標設定ができる
- ネタになる
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
「継続 × 記録」のメリット
「続けていることを記録すること」について、そのメリットをお話していきます。
自信になる
なにかモノゴトを「継けている」ことが、はっきりと認識できれば。それを、自信に変えることができます。
冒頭のハナシで言えば、わたしは「2日にいっぺん以上は走り続けているんだ」とか。「ことしは987.43kmも走り続けてきたんだ」ということを自信にできる。
たとえば。わたしはこれからの季節(秋〜春)で、いくつかのマラソン大会への参加を予定しています。
そのときにきっと、「これだけ続けてきたんだからだいじょうぶ!行ける、行けるぞ!」と自信にすることでしょう(どこに行けるのか、はナゾですが)。
ところが、「具体的な記録」がないとすると。自信の「説得力」はとたんに低下します。
はて? どれだけ続けてきたんだっけ?じゅうぶんにやったんだったかなぁ…? というような「あいまい記憶」では、かえって自信を喪失しかねない。というのが、わたしの経験則でもあります。
せっかく「続けている」ことがあるのであれば、記録に残して、自信に変えておきましょう。
やめづらくなる
なにかモノゴトを「継けている」ことが、はっきりと認識できると。「続けている」ことをやめづらくなります。
たとえば。わたしはじぶんの記録から、当ブログを902日のあいだ毎日更新し続けていることを知っています。そこに、約 2,700時間を費やしてきたことも知っています。
すると、「902日続けてこれたのもスゴいけれど(←前述の「自信になる」)、それをやめるというのもなかなかスゴいわ」なんて考えるものですから、毎日更新はやめづらいものになっています。
ブログをやめるつもりもないし(いまのところ)、これからもブログを続けたい(いまのところ)からこそ、この「やめづらい」はメリットだと言えます。
人生いろいろ、毎日いろいろですからね。やめる理由、やめる言い訳はそこかしこ。じぶんのことを棚に上げれば、人間、それほど強いヒトばかりではありません。
じぶんにとって「続けたい」ものほど、きちんと記録をとることで、やめづらくしておきましょう。
明瞭な目標設定ができる
ふたたび冒頭のハナシに戻りますが。記録によれば、わたしは「279日のあいだに、合計 987.43kmの距離を走った」ことがわかります。
1ヶ月あたりに換算すると 110km弱です。これを見て、わたしは 月間 120kmという目標を置き、ランニングを続けています。
目標を達成できる月もあれば、達成できない月(膝痛が出るとしばらく走れない…)もあり。「月間 120km」はじぶんにとって、ある意味で絶妙な目標設定だ! と思ったりしているわけです。
これに対して、「なんとなくがんばる」みたいな状況は、あまり感心できるものではないでしょう。身も入りませんし、結果、成果も出にくいものになりそうです。
ブログについても、はじめは「1ヶ月毎日更新」を目標にして。記録が伸びるにしたがって、次は3ヶ月、次は半年、1年と目標設定ができたと言えます。
いまは、902日という現在の記録を見つつ、「1095日(365日×3年)」の継続に目標を置いています。石の上にも三年。
続けていることがあれば、その記録を参考にして、じぶんにより合った・より明瞭な目標を探ってみましょう。
ネタになる
本記事に限らず。わたしはちょいちょい、「ブログを 902日毎日更新中!」とか、「ランニングを月間 120km!」とか言ったり書いたりしています。
これらをなんども見聞きされている方は、「しつけーなー、もうわかったよ」といったところかもしれませんが。
それはそれとして、わたしにとっては、記録も「ネタ」のひとつです。
902日とか120kmとか、「具体的な記録」を言葉にできることで、聞き手に「あぁ、あのブログを毎日書いてるヒトね」とか「毎日のように走っているヒトね」と強く印象づける効果があります。
記録がない、あるいは記録に具体性が乏しいと。どうしても、印象づける効果は弱まるように感じます。
わたしは、ひとり税理士。会社組織を辞め、会社の「カンバン」もありませんから。じぶんを印象づけることができる「ネタ」は、カンバン代わりに必要です。
日々続けていることのなかには、大きなネタが落ちているかもしれません。じぶんにとってはあたりまえすぎて、見落としてしまうことがないように。記録をとって、ネタに気づきましょう。
まとめ
なにかを続けているなら記録する・続けたいなら記録するメリット、についてお話をしてきました。
なにげなく続けていることも、記録をとることで「見えてくる」ものがあったりします。たとえば、体重とか起床・就寝時間とか。
毎日、体重計に乗っているだけだとわかりませんが、記録にすると「傾向(やば、太ってきた…)」により早く気が付くことができます。
オレ、朝型! とか言っている割には、記録を見るとけっこうムラがある… もっとはやく寝よ、とか。
記録には、少々の手間もありますがメリットはいろいろです。あたりまえにやっていることこそ、記録をしてみるのはいかがでしょう。