『誰かの勇気になる』という仕事に必要だった3つのこと

誰かの勇気になる仕事

じぶん自身の独立、じぶん自身の生き方など。一見、じぶんにしか関係がないようなことも「誰かの勇気になる」可能性があります。

そんな「誰かの勇気になる」という仕事をするのであれば、そこへつながるまでにはなにが必要なのか? を考えてみます。

目次

勇気をもらったじぶん、誰かの勇気になりたいじぶん。

先日、「これから、ひとり税理士になりたい」という方から、個別コンサルティングのご依頼をいただきました。

ご依頼の内容は、「ひとり税理士として道を切り開くための方法のご相談」です。

独立までの経緯や、独立後いまにいたるまでの経験や実体験、考え方など。ご質問にお答えしながら、お話をさせていただきました。

思えば、わたしが「ひとり税理士」として独立をできたのは、1冊の本がきっかけであり。その本と、著者のブログから「勇気」をもらえたからこそです。

そのあたりの詳しくはこちらの記事で ↓

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コンサルティングをしながら当時をふと思い出し。じぶんもまた、誰かの「勇気」になれているのだろうか? そんなことを考えていました。

今回のような内容のコンサルティングは初めてでしたし、ご依頼者に「勇気になりましたか?」なんて質問をしたわけでもない(聞くのもおかしい…)ので確証は無いものの。

それでも、「誰かの勇気になる(可能性がある)」という仕事につながったのかな。と感じています。

実際に勇気になるのであれば、それはもう嬉しいことですし。これからも、そのような仕事をしていけたらいいな、とも思います。

そこで。誰かの勇気になる仕事をいただくまでに必要だったことを振り返ってみます。次の3つです ↓

誰かの勇気になる仕事に必要な3つのこと
  1. 露出する
  2. 継続する
  3. メニューにする

それでは、このあと順番に見ていきましょう。

 

「誰かの勇気になる」という仕事に必要だった3つのこと

露出する

まずは、じぶんを「露出する」ことが必要でした。

つまり。わたしはこれこれこういう経緯で「ひとり税理士」として独立しました、とか。わたしはこんなヒトですよ。こんな考えで、こんな仕事をしていますよ、とかを発信・公開する。

そのような露出がなければ、誰かにじぶんの存在を伝えることができません。仕事をいただくこともできません。

露出の手段はいろいろ考えられますが、わたしの場合には「ブログ」と「メルマガ」でした。もっとも、ひとり税理士の諸先輩方のやり方をマネてみただけなのだけれど。

いまでこそ、大きな抵抗もなくブログやメルマガを書いていますが、当初は「いったいなにを書けばいいんだ?」と困惑をしたものです。

それもそのはず。会社員のときにはブログやメルマガはもちろん、「じぶんの好きなテーマで、好きな相手に、定期的に文章を書く」などという経験も習慣もないのですから。

テーマも相手も決まっている「メール」や「ビジネス文書」ならイヤと言うほど書いてきた。でも、ブログって…? みたいな感覚ですね。

そもそも全世界(ネットという理論上)に向かって、じぶんの名前なり写真なり、プライベートな情報を公開したりしてだいじょうぶなわけ? みたいなところが無きにしもあらず。

FacebookやTwitter、LINEでさえも警戒をしてきた(いったい何に対して?と、いまは思う)わたしです。

それでも独立したからには、じぶんという存在を、じぶんで伝えていかなければいけない。でなければ食っていくこともできないだろう?

そんな切迫感が「露出」を後押ししたことも確かであり。「誰かの勇気になる」など、なんとほど遠いハナシであることか… と、いったところです。

なんにせよ、「露出をする」という選択こそが第一歩でした。

継続する

次に必要だったのは、前述の「露出する」について、「継続する」ことでした。

ブログやメルマガをはじめたからと言って、すぐに閲覧者・読者が増えるというわけでもなく。「書く」に対する効果に、疑心暗鬼な気持ちになることも正直ありました。

とはいえ、それでもめげずに書き続けていたある日。書籍執筆(共著)のご縁をいただきました。

『十人十色の「ひとり税理士」という生き方』(大蔵財務協会)という書籍です。

これから税理士になろうとしている税理士受験生、これから開業しようとしている税理士に向けて、10人のひとり税理士各々の考え・思い・実体験がまとめられた1冊。

その執筆を通じて、「誰かの勇気になる(可能性がある)」に一歩近づけたのだろうと思っています。わたしにとってはうれしくもあり、意義深い仕事でした。

このようなご縁をいただいた理由として、ブログを書き続けていたこと、つまり、「露出する」を継続していたことが挙げられます。

露出をし続けていたからこそ、わたしのことを知ってもらい、ご縁につながったわけで。もしもどこかで続けるのをやめていたら、このご縁はなかったはずです。

ちなみに。冒頭でお話をしたコンサルティングのご依頼者は、この本の読者でした。執筆をしていなければ、なかったご依頼。ということになるのでしょう。

ですから、わたしにとっては、露出を継続することが「誰かの勇気になる」仕事には必要なことだった。そう理解をしています。

メニューにする

さいごに必要だったのは、仕事として引き受けることを「メニューにする」ことでした。

冒頭のコンサルティングのご依頼は、当ブログの「ご依頼・お問合せフォーム」からいただきました。

そこでは「個別相談」というカタチで、相談内容例や料金目安などを提示し、サービスメニューのひとつとして依頼を受け付けています。

相談内容例には、「ひとり税理士事務所の開業について」ということも明記していました。

明記するにいたった背景には、前述の書籍執筆があります。執筆は、「誰かの勇気になる(可能性がある)」に意識を向ける貴重な機会になりました。

ではもしも、このような「メニュー化」がされていないとしたら。ご依頼をいただくことはちょっと難しくなるはずです。

相談をしてよいのかどうかわからない、相談をしようと思っても受付窓口が見当たらない。これでは、依頼をするのにも躊躇してしまいます。

せっかく「誰かの勇気になる」チカラがあったとしても、そのチカラを発揮するチャンスをみすみす失ってしまうことでしょう。

そう考えると。メニューにしていたこと、受付窓口としてブログサイトを持っていたこともまた、「誰かの勇気になる」仕事には必要だったと言えます。

 

まとめ

「誰かの勇気になる」という仕事に必要だった3つのこと、についてお話をしてきました。

じぶん自身の独立、じぶん自身の生き方など。一見、じぶんにしか関係がないようなことも「誰かの勇気になる」可能性があります。

ですから、そんな「誰かの勇気になる」という仕事をするにはなにが必要なのか? を考えてみるのもいいですね。

わたしも、いつかいただいた「勇気」の恩返しがすこしでもできるように(もちろん、まだまだぜんぜん足りないので)。考え・実行し続けてみることにします。

誰かの勇気になる仕事

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