行動しようと決めたのにできない。行動をしてはみたけれど中途半端。
なんてことはありませんか? わたしはありました、つい最近。ということで、「中途半端な行動」で成果を出せずに後悔した原因と対策についてお話をします。
ブログネタをひとつ失って肩を落とすブロガーの話
中途半端な行動で成果を出せずに後悔した原因と対策? なんじゃそりゃ。というようなタイトルを付しました本記事。
お話のまえに、本記事を書くにいたった経緯を少々。
わりと最近の出来事として、「とあるサービスの開始」がありました。
その情報を事前にキャッチし、「これはブログネタになりそうだぞ、しめしめ」などと独り言ちていたわたし。
サービス提供場所に「行けたら行こう」でなんとなく行ってみたら、時間外によりサービスを受けられず… という中途半端な行動に終わりました。
おまけに、とあるブロガーさんによって、そのとあるサービスはしっかり記事にされ。いっぽうでわたしはなんの成果も出せず、ガックリと後悔をしたしだいです。
後悔ばかりしていてもしかたがない! と反省をしたところ。本件(とあるサービスの開始)に限らず、わりと汎用性のあるハナシなのではないかということで。
自戒の意味も込めて、本記事のタイトルである「中途半端な行動で成果を出せずに後悔した原因と対策」についてまとめてみることにしました。
中途半端な行動で成果を出せずに後悔した「原因」と「対策」
「中途半端な行動」をした結果、成果を出せずに後悔するにいたった「原因」は次の3つです ↓
- 情報収集が雑
- 余裕がない、あるいは、計画が甘い
- 意思決定が弱い
それではこのあと、上記「原因」への「対策」も含めて、順番に見ていきましょう。
《原因1》情報収集が雑
このたびのわたしの例で言えば。とあるサービスを受けに行ったのに、サービスの提供時間外で受けられず。
「真っ昼間だったらやってるよね」という先入観で、サービス提供時間という「基本的な情報」の収集をすっかり怠っていました。
実際、真っ昼間にもかかわらずやってなかったわけですが… このように雑な情報収集にもとづき行動すると、せっかくの行動も成果を出せない「中途半端な行動」に終わるという例でした。
われながらヒドい例ですが、まぁありうるハナシです。というわけで、あらためてまとめた対策がこちら ↓
- 「5W1H」で情報を収集する
- 情報収集にもとづき段取りを組む
上記について、以下で補足します。
「5W1H」で情報を収集する
5W1H だなんて「いまさら感」がスゴい。キホンだろ、キホン。という声が聞こえてきそうです。
とはいえ、知っているのにもかかわらず、なかなかどうして怠りがちなのが「基本」でもあります。だから、あらためて確認です。
5W1Hとは、「When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)」ですよね。
わたしもこれに沿って情報収集をしていれば、サービス提供時間(When)を見逃すことはありませんでした。やれやれ。
情報収集にもとづき段取りを組む
5W1Hで収集した情報にもとづき、どのように行動するかの「段取り」も大切です。
今回、わたしがブログに書きたかった「とあるサービス」について、他のブロガーさんが書かれた記事を読んでいて気が付きました。
なにを記事にするか、そのために現場でなにが必要か、事前準備がしてある。きちんと「段取り」された取材だと気が付きました。
わたしのように、「ネタになりそう、ネタになったらラッキー」の気持ちでなんとなく行ったのでは、現場でじゅうぶんな取材ができなかったのはあきらかです。
段取りが不十分であれば、行動も中途半端に終わることでしょう。
収集した情報から、行動をイメージする。行動の段取り(手順・道具など)まであらかじめイメージしておく。それが行動に成果をもたらしている、と気づかされた他ブロガーさんの記事でした。
《原因2》余裕がない、あるいは、計画が甘い
このたびのわたしの例で言えば。「行けたら行こう」の感覚でした。
実際、行くには行きました。ただし、予定と予定のスキマ時間で「行っただけ」です。時間的な余裕もないし、計画も甘々です。
なので仮に、とあるサービスが提供中であったとしても、じゅうぶんに取材をすることはできなかったでしょう。
このように、余裕がない、あるいは計画が甘いと、せっかくの行動も成果を出せない「中途半端な行動」に終わるという例でした。
というわけで、あらためてまとめた対策がこちら ↓
- スケジュールに組む(時間があったらやる、はダメ)
- バッファを持つ
上記について、以下で補足します。
スケジュールに組む(時間があったらやる、はダメ)
さきほど、予定と予定のスキマ時間で「行っただけ」、という話をしました。
前後の予定のあいだでうまく行ければいいなぁ、という希望的スケジュール。これを言い換えると「行けたら行く」です。
つまり、時間があったらやる。ところが、「時間があったらやる」と言って、できたためしがないのは周知の事実。
それはわたしもようくわかっています、アタマでは。ゆえに「時間があったらやる」はわたしの「やらないことリスト」の一項目であり、毎朝暗唱もしています。やらないと決めているのに、でもやる。
それはそれとして。やはりそもそも、きちんとスケジュールに組む(時間を織り込む)ことです。時間があったらやる、などと言っている時点で、成果を出すどころか行動にすらなりません。
バッファを持つ
スケジュールに組むためには、余裕がなければいけません。日々いっぱいいっぱいです… というのでは、スケジュールに組むことができないからです。
そう考えると。「時間があったらやろう」などとムチャな期待をするのは、余裕がないことのあらわれだ、と見ることもできます。
だれの1日も例外なく 24時間です。あなたは 24時間だけど、わたしは 10時間、なんてことはありません。
ですから、「時間が無い」と言うのであれば。それは、じぶん自身で時間を失くしている、ということでしょう。たとえば、やらなくてもいいことをやっている、とか(←こ、心当たりが…)。
やりたいこと・やるべきことに時間を使えるように、時間にバッファ(余裕)を持たせる。一朝一夕にできることでもありませんが、だからこそ、日々取り組まねばなりませんね。
基本的には「選択と集中」の繰り返し、かと考えています。
《原因3》意思決定が弱い
このたびのわたしの例で言えば。行けばブログネタに「なりそう」とか、「行けたら」行くとか。
行動するにあたっての「意思決定」がすごく貧弱です。意思決定をしたんだか、していないんだか… そういうレベル。
このように、意思決定が弱いと、せっかくの行動も成果を出せない「中途半端な行動」に終わるという例でした。
というわけで、あらためてまとめた対策がこちら ↓
- 行動の目的をはっきりする
- 行動の結果をイメージする
上記について、以下で補足します。
行動の目的をはっきりする
もう完全な「そもそも論」ですね。なんのためにそれをやるのか、「行動の目的」をはっきりする。
目的がはっきりしないから、意思決定が弱くなります。意思決定が弱いから、行動が中途半端になります。
今回のわたしの例で言うと。「とあるサービスの開始を、ブログ記事としてタイムリーに情報提供するため」などと、行動の目的を明確に据えていれば。
前述の「対策」に挙げた「5W1H」にも、おのずと目が向いたことでしょう。具体的に時間をスケジュールすることにもつながったはずです。
また、ほんとうは必要がない、ムダな行動をしないためにも「目的」をはっきりさせておくべきでしょう。結果、バッファも生まれます。
行動の結果をイメージする
本質的なところからは逸れるハナシかもですが。
とあるサービスについて、他のブロガーさんの記事を見たときに。わたしは「やられた!」と感じました。
なんだかすごく悔しかったわけですね。ということに、そのときになって気が付きました。
ですからもしも。行動しなかった、あるいは、中途半端な行動しかできなかったときの結果として、その「悔しさ」をあらかじめイメージできていたら。
わたしはもう少しマシな行動をしたかもしれない、とも思うわけです。悔しい思いはしたくないから… というネガティブではあるけれど、行動はできたかもしれない、と。
前述した「行動の目的」を明らかにすることはもちろん大切ですが。もしそれができなくても、「行動の結果」をイメージする想像力があれば、行動を後押しすることはできそうです。
まとめ
「中途半端な行動」で成果を出せずに後悔した原因と対策、についてお話をしてきました。
とあるサービスってなんだよ? みたいなところはありますが。置き換えてみれば、なんにでもだれにでも汎用できることかと記事にしました。
悔しい思いばかりをしないように(ときには悔しさもだいじ?)、行動が中途半端になる原因を探っておくのがいいですね。
- 情報収集が雑
- 余裕がない、あるいは、計画が甘い
- 意思決定が弱い