またきょうも「やりたいこと」ができなかった…
と言うのであれば。やりたいことを後回しにしていることが原因かもしれません。そこで、やりたいことから先にやる方法についてのお話をしていきます。
やりたいことができない原因は、やりたいことを後回しにするから
趣味の〇〇をやりたい、〇〇の勉強をやりたい、など。誰しも「やりたいこと」があるのではないでしょうか。
けれども。やりたいことほど、なぜかできない。むしろ、やりたくないこと、やりたくないけどやるべきことにばかり時間をとられる。
結局、やりたいことはいつも後回しで、ちっともできない…
そう、それ! やりたいことができない原因のひとつは「後回し」だ、とわたしは考えています。
ほんとうなら、やりたいことから先にすべきなのに。まずは、やるべきことから、やりたくないけどやるべきことから片付けようとしてしまう。
わたしにも経験があります。「まずは、こっちの△△を片付けるのが先。やりたいことは△△が終わったら…」みたいな。
ところが、えてして△△は片付かず。やりたいことはできずに終わります。これでは、おもしろくないし、楽しくない。ことによっては、じぶんの成長も望めません。
というわけで。わたしは、できる限り「やりたいことは先、それ以外は後回し」にするように、と考えています。
その具体的な方法について、わたしが実際にやっていることは次の3つです ↓
- やりたことからスケジュールする
- やりたいことをルーティーンにする
- やりたくないことをリストにする
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
後回しにせず、やりたいことから先にやる3つの方法
《方法1》やりたことからスケジュールする
たとえば。わたしには、「ブログを毎日更新したい」という「やりたいこと」があります。
この点で。できる限り、朝のうちにブログを書くようにしています。朝からブログ記事を書き始めれば、「きょうは書けなかったかぁ…」という可能性は少なくなるからです。
逆に、仕事などが終わってから夜に書こうとすると。仕事が延びてしまった、急用が入ってしまった、カラダやアタマが疲れてしまった、などの理由で書けない可能性が高まります。
そういうところが、「後回し」のマズさです。ゆえに、やりたいことから先にやる。
とはいえ、そうもいかないときもあるでしょう。朝イチから外出の予定がある、とか。そのときには、他の時間のなかで、優先的にスケジュールをするようにします。
たとえば、「外出から戻った15時から」などと、先にスケジュールしてしておく。毎日の勉強や読書、ランニングなど、ほかにもやりたいことはあるので、それらもあわせてスケジュールします。
そのうえで、その他の「やるべきこと」などは、残りの時間で割り当てる。つまり、まずやりたいことありきでスケジュールを組むわけです。
結果として、「やるべきこと」が後回しになっていくことはありますが、それはそれ。
なぜなら、ほんとうにやるべきことであれば、いわゆる「締切効果(締切前だと集中力・生産性がアップ)」が働き、後回しにしてもなんとかなる(というか、なんとかする)ことが多いから。
また、やるべきことだと思っていたけど、よくよく考えてみたらやらなくてもよかった(やらなくても問題が起きない)。と、気がつくこともありますから、あえて「後回し」にするのも悪くありません。
「やりたいこと」からスケジュールする、それ以外は後回し。一見乱暴なようですが意外と理にかなっている、おすすめの方法です。
《方法2》やりたいことをルーティーンにする
《方法1》では、やりたいことからスケジュールする、というお話をしました。
《方法2》は、その「強化版」の位置づけです。やりたいことを「ルーティーン」として、毎日のなかに固定化します。
ルーティーンを言い換えるのであれば、「日課」ですね。「やりたいこと」は毎日の日課として、自動的にスケジュールに織り込んでしまう。これが、わたしが考える「ルーティーン」です。
ルーティーンとしてスケジュールに織り込むことで、その分の時間を先に「天引き」しておけば、「やりたいことができなかった…」という場面は減るはずです。
ほんとうにやりたいことほど、ルーティーンにする、日課にする。それらをあたりまえのこととして、日々、「やりたいこと」をやれる環境をつくるのもおすすめです。
ちなみに。わたしはいま、次のようなものをルーティーンにしています ↓
- INBOXの整理
- タスクの整理
- タイムスケジュールを組む
- 心得の暗唱
- やらないことリストの暗唱
- 帳簿つけ(経理)
- ニュースチェック
- 他人のブログチェック
- タイピング練習
- ランニング・ストレッチ・筋トレ
- ルービックキューブ・N-Back
- 勉強・読書
- ブログ執筆
- メルマガ執筆
- 数値(仕事時間や体重・睡眠時間など)の記録
《方法3》やりたくないことをリストにする
「やりたいこと」をやれるようにするためには。「それ以外のこと」はやらない、という考え方・行動が必要です。
1日は 24時間、限られています。ゆえに、「それ以外のこと」にかける時間はできるだけ少なくしたい。
この点で。わたしは、「やらないことリスト」を利用しています。
やらないことリストとは、文字どおり、「やらないこと」を掲載したリストです。
たとえば、わたしは「ちょくちょくメールチェックする・返信する」とか、「時間を決めずにSNS(Twitter・Facebook・Instagramなど)を見る」といったことをリストに載せています。
メールはまとめて対応したほうが効率的ですから、ちょくちょくメールチェックはしないし、受信通知もオフにしています。
SNSの情報は無尽蔵でキリがありませんから、ダラダラと見続けてしまうかもしれません。だから、じぶんで時間(終わり)を決めて見るようにしています。
というように、「やらないこと」を徹底することで、「やりたいこと」ができる時間をすこしでも確保する。その取り組みが、やらないことリストです。
もちろん、リストに掲載するだけで、すぐに「やらない」ようにはならないでしょう。繰り返し、リストを確認して、じぶんの考え方・行動を見直す必要があります。
わたし自身、毎朝リストを見直していても、ちょいちょい「またやってしまったぁ…」と後悔しています。あらためてリストを見直す、の繰り返し。
一朝一夕にはいきませんが、それでも繰り返し続けるからこそ、やらないようになっていくのだと理解しています。
もしも。やってしまってから、たびたび後悔していることがある… というのであれば、おすすめの方法です。
まとめ
後回しにせず、やりたいことから先にやる3つの方法についてお話をしてきました。
やりたいことは後回しにしている。むしろ、やりたくないこと、やりたくないけどやるべきことを優先してしまう。
そんな自覚があるのなら、「やりたいことは先にやる」を試してみてはいかがでしょうか。