ブログを書きはじめて、もうすぐ3年。閲覧者が増えて、ブログからの仕事も増えて、3年前とは変わったけれど。
いっぽうで変わらなかったこともある。というわけで、3年間ブログを毎日書き続けても結局変わらなかったこと、についてお話をしていきます。
変わったこともあれば、変わらなかったこともある。
ブログを書きはじめてから、もうすぐ3年になります。そのあいだ、毎日更新を続けてきました。
石の上にも3年の言葉もあります。それだけのあいだ、ものごとを続けていれば、なにかを遂げる・なにかが変わることでしょう。
実際、閲覧者が増えた、ブログからの仕事・収入が増えた、などの「変化」が見られます。
いっぽうで。続けていればいつか変わるのかなぁ? と考えていたけれど、3年たっても結局変わらなかった。というものもありました。
そんな「変わらなかったこと」についてお話をしていきます。次の5つです ↓
- ブログを書き上げるまでの時間
- まだまだ、という自己評価
- 毎日書く、という思い
- ブログの可能性への期待
- ブログの優先順位
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
3年間ブログを毎日書き続けても結局変わらなかった5つのこと
ブログを書き上げるまでの時間
毎日1つのブログ記事を書くのに、だいたい2時間半をかけています。
1記事に2時間半。これは、3年前にブログをはじめたときからほとんど変わっていません。
では、3年ものあいだ書き続けてきて、ちっとも書くスピードが上がらないのか? というとそういうわけではなく。
ブログをはじめた当初は、1記事で 2,000字前後だったのが、いまは 3,000〜5,000字です。1.5倍〜2.5倍くらいのスピードにはなっているようです。
これだけを見ていると、当初の半分くらいの時間(1時間15分くらい)で書けるじゃないか、と思いもするのですが。
そうはならないのが不思議なところ。同じ時間でも伝えられるボリュームが増えたぞ、だったらもっと伝えよう! ということなのかどうなのか… 結局、2時間半くらいかかります。
文字数が多ければより伝わるとは限りませんが、より伝えるためには「一定のボリューム(文字量)」が必要であることも確かです。
という考え方でいると。書くスピードが上がったとしても、1記事を書き上げる時間は変わらないわけで。
結局、2時間半かかるみたいよ。3年前のじぶんにそう教えてあげたい、いまのじぶんがここにいます。
まだまだ、という自己評価
たとえば、PV(ページビュー)数について。ブログをはじめたころはさっぱりですから、「まだまだだなぁ… 」としょげもしたものです。
その後、ブログを書き続けることで、PV数は増えていきます。けれどもやっぱり「まだまだだなぁ…」は変わりません。
これだけ続けてきたけれど、まだこのくらいなのか。もっと増やすこともできるのではないか。そう考えるからですね。
昨日などは1日のPV数でいうと、前年比で 65%増ではありましたが、ピーク時(毎年3月)に比べると 30%減。まだまだ底上げができそうだな、とか。
また、記事の内容そのものにしても。他のブロガーさんの良質な記事を目にするにつけ、「(それに引き換えじぶんは)まだまだだなぁ…」としょげもします。
ブログをはじめた当初に書いていた記事と見比べてみれば、だいぶよくはあるのですけど、それはそれ。まだまだだなぁ、の思いは消えません。
それが正しい自己評価なのか、自己卑下に過ぎるものなのかはよくわかりませんが。それでも、まだまだ先・まだまだ上を見る心意気や良し、といったところでしょうか。
結局、いつまでたっても「まだまだ」みたいよ。気張らずがんばれ。やはり、3年前のじぶんにそう教えてあげたいところです。
毎日書く、という思い
ブログをはじめたときから、「毎日更新」を決めていました。つまり、ブログを毎日書く、と決めていました。
別に毎日でなければいけないことなどないのですが、「どうせ書くなら!」という、なんとも向こう見ずなところがありましたね。
いざフタを開けてみれば、前述したとおり。ブログを書く時間は短くならないわ、自己評価もまだまだだわで散々です。
もうやめてやるぞぉ! と思った日も正直あります。それも、1度や2度ではありません(たぶん3回くらいかな…)。
ただ、一時的にはそういうことがあったにしても。長い目で見たときには、「毎日書く」の思いは一貫して変わらなかった、とも言えます。
どうせ書くなら毎日、これは3年前もいまも、変わりがありません。
じぶんがはじめに決めたことだから、というのもありますが。ブログを毎日書くことによる可能性(後述します)を感じていたから、というのもあるでしょう。
いずれにせよ。結局、毎日書くを続ける、続けられるんだよ。と、あの日悩んでいたじぶんに、そして、同じように悩んでいる人に、伝えたいところです。
ブログの可能性への期待
ブログを毎日書き続けることの先には、いろいろな「可能性」があります。
実際に、書き続けるにつれて、閲覧者が増え。出会いが増え、ブログ経由の仕事(セミナー、コンサルティング、執筆など)が増えました。
加えて、Google Adsenseの広告収入や、Amazon・楽天などのアフィリエイト収入も増えました。これらは、これからも増え続ける「可能性」があります。
でも、そういったハナシなら。「毎日書く」でなくてもよいではないか?「たまに書く」でもよいのではないか? ということはあるでしょう。
そのとおりです。けれども、ブログの可能性もさまざまで。毎日書くからこそ、の可能性もあります。
たとえば、心を整える。人間、生きていれば毎日いろいろなことがあるもので。不安や悩み、悲しみ、怒りなどで心が乱れることもあるでしょう。
けれども、ブログを書くにあたっては、「できるだけ冷静・中立に努めよう」という意識が働きます。不特定多数のブログ読者に向かって、乱れた心で文章を書くことなどできないからです。
したがって、毎日ブログを書くということは、自然、心を整えようとする試みになります。結果、心は乱れにくくなる。乱れても落ち着かせやすくなる。
そう考えると、毎日書くブログには「自己療養」の可能性もあると言えるでしょう。わたしも、昔にくらべれば、メンタルはタフになったという実感があります(まだまだ、ですけど)。
ブログの可能性は、はじめた当初に想像していたものにとどまらない。続けるにつれて気がつく、実感できる可能性もある。ゆえに、3年たってもブログの可能性への期待は依然変わりません。
ブログの優先順位
ブログを書くのに2時間半をかけている、という話をしました。1日は24時間であることからすれば、2時間半というのはなかなかの時間です。
油断をしていると他のスケジュールが、その「2時間半」に食い込んでしまう。結果、ブログが書けなかった… になりかねません。
だから、そういうことにならないよう。毎日のスケジュールは、ブログ書くありきのスケジュールです。
「空いた時間で書こう」ではなく、2時間半の時間をあらかじめ天引き(6:00〜8:30など具体的に)しています。あとの予定は、残りの時間でやりくりします。
そういう意味では、日々のスケジュールにおける「ブログの優先順位」は相当に高く。これは、ブログをはじめた当初から、いまも変わりありません。
むしろ、優先順位は高まっているとも言えます。前の予定が長引いた… などの影響を受けないように、ブログはできる限り「朝イチで書く」ことで定着しました。
これを夜にすると、帰りが遅くなってしまった、疲れた、お酒飲みすぎた、といった想定外によるブログ断念の危機を経験しているからです。
3年たったからといって油断はできず、相変わらずの厳重警戒。なかなか骨の折れることではあるけれど、この「優先順位づけ」がどうにかこうにか3年続いている秘訣かもとは思います。
まとめ
3年間ブログを毎日書き続けても結局変わらなかったことについてお話をしてきました。
はじめたばかりのころなどは「いつか変わるのかなぁ」と考えていたけれど、結局いまも変わっていないものはある。
あのころのじぶんと同じように考えている方のご参考になりましたら幸いです。
- ブログを書き上げるまでの時間
- まだまだ、という自己評価
- 毎日書く、という思い
- ブログの可能性への期待
- ブログの優先順位