ノイズキャンセリングイヤホンを使いはじめて1ヶ月。音楽を聴かない人でも日常が変わる、ということについてお話をします。
イヤホンひとつで変わる日常もある。
「ノイズキャンセリングイヤホン」なるものを使うようになってから、きょう現在(2019年12月7日)で1ヶ月ほど経ちました ↓
ノイズキャンセリングの必要性に対して、正直、はじめは半信半疑なところもありました。けれども、いまでは「日常が変わる」ほど大きなインパクトがあるアイテムと実感をしています。
イヤホンと言うと「音楽を聴く」という点に注目をしがちではありますが。むしろ、音楽を聴く以外の部分でノイズキャンセリングの必要性を感じているところです。
だからもしも、「じぶんは音楽を聴かないし(あるいはあまり聴かないし)、イヤホンなんていらいないなぁ」と思われるのであれば。「いやいや、そうでもないですよ」というお話をしてみることにします。
音楽を聴かなくてもノイズキャンセリングイヤホンで日常が変わった、とわたしが感じているのはおもに次の3点です ↓
- 電車内での読書
- カフェやコワーキングスペースでの作業
- 歩行中の勉強
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
音楽を聴かなくてもノイズキャンセリングイヤホンで日常が変わったこと
電車内での読書
わたしにとって、電車のなかはおもに「本を読む場所」です。
なので、ひとりで電車に乗るときにはたいてい読書をしています。読書をするなら、どちらかと言えば、静かに集中できるほうがよいわけで。
この点で、ノイズキャンセリングイヤホンは電車内の騒音を「かなり」軽減してくれます。「かなり」だなんて、なんとも抽象的な表現ではありますが。
はじめて電車のなかでノイズキャンセリングしたときは「こんなもんかぁ」ていどだったのですが、その威力はイヤホンをはずしたときにわかります。
はずした瞬間に「うるさっ!」と驚くほどであり、「電車のなかって、こんなにうるさかったのか…」と気づかされました。
実際、電車内の騒音レベルは「80db」ていどだそうで。これは、「間近で布団たたきをされる」のと同じくらいだとか。そんな状況で読書に集中するのは難しいだろうなぁ、と思いますよね。
でも、電車内に居るというのは、実はそういう状況なのです。というわけで、いまでは電車内でのノイズキャンセリングイヤホンが必須となりました。
ちなみに。このときには、イヤホンから音楽は流していません。音楽は無しで、ノイズキャンセリングの機能だけを効かせている状態です。人によるのでしょうが、わたしは音楽があると集中して読書ができないので。
カフェやコワーキングスペースでの作業
わたしはカフェやコワーキングスペースで「作業」をすることがあります。おもにブログを書いたり、メルマガを書いたり。
このとき困るのは、ざわざわとした喧騒もありますが、いちばんは「人の会話」です。会話が聞こえてくると、聴く気はないのにどうしても会話の内容を追ってしまうんですよね。集中力が足りないからなのか。
なので、なるべく「お一人さま」の隣の席を確保するようにしています。一人で会話をする人はあまりいないので。
ところが、どっこい。「お待たせっ!」とか言って、お一人さまの相方が登場したりするので油断ができません。結局、会話に巻き込まれ、作業に集中できーず… じぶんの「見る目の無さ」をただただ呪うばかり、となります。
そんなわたしの日常を変えてくれたのが、ノイズキャンセリングイヤホンです。
ノイズキャンセリングを効かせることで、まずザワザワ感・ガヤガヤ感が大幅に軽減されます。ただ、隣席など「ボリューム大きめの会話」が消えるまでにはいたりません。ボリュームは下がりますが、さすがに聞こえる。
そこでわたしがやっているのは、イヤホンから「自然音を流す」ことです。具体的には「川の音(水が流れる音)」 ↓
ノイズキャンセリングを効かせつつ「川の音」を流すと、人の会話もほぼほぼシャットアウトすることができます。これはいい。
カフェではBGMに「歌詞付きの音楽」が流れていたりするのですが、これも「作業」には大敵で。ついつい歌詞に意識を持っていかれてしまうのは、やはりわたしの集中力が足りないからなのでしょう。
でも、「ノイズキャンセリング+川の音」なら、BGMもほぼほぼ消し去ることができます。自然音はリラックス効果もあるのでおすすめです。
歩行中の勉強
わたしは、歩きながら「勉強」をしています。ここで言う勉強とは「音声講座」です。
せっかく音で勉強ができるのに、わざわざ座って聞くのももったいないなぁ、ということで。移動中などに歩きながら聞いています。
この点で。通常のイヤホンだと、街なかの騒音にかき消されて、言葉がなかなか聞き取りづらい… というのがこれまででした。車通りの多い道沿いを歩いているときには、とくに。
結果、聞くのをあきらめる。ということもしばしば。
ところが、ノイズキャンセリングを効かせつつであれば、街なかでも音声講座を聞くのに問題がなくなりました。騒音を消しつつ、音声を聞くことができるからですね。
おかげで、日常のなかで勉強をする時間を増やすことができました。
わたしは日ごろ、バスに乗るような距離もあえて歩いたりするので(運動量を確保するため)、そのなかで勉強までできるのはうれしい限りです。
なお、歩きながらの勉強、しかもノイズキャンセリングを効かせての勉強は、周囲の状況に注意を要することは言うまでもありません。
周囲の音が聞こえづらい環境になりますので、安全を確保できないような場所での使用は控えましょう。ということを、念のため申し添えます。
ノイズキャンセリングイヤホンとしてAirPods Proを選んでよかったこと
ここまで、「音楽を聴かなくてもノイズキャンセリングイヤホンで日常が変わったこと」についてお話をしてきました。
ここからは、そのノイズキャンセリングイヤホンとして、AirPods Proを選んでよかったことについてお話をしてみます。
ノイズキャンセリングイヤホンと言ってもいろいろあるわけですが。AirPods Proのよいところ、というお話です。
- オーバーヘッドタイプではない
- 耳にフィットする
- いちいち外す必要がない
- 接続がスムーズ
- 操作性が良い
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
オーバーヘッドタイプではない
ノイズキャンセリングを考えたときに、オーバーヘッドタイプ(アタマからかぶるタイプ)のイヤホンがいい、という話があります。
耳が覆われるので気密性が高く、ノイズキャンセリングの効きがいいのだとか。
けれども、アタマからかぶるのはちょっと… と躊躇するところです。まず、アタマが重くて疲れそう。肩が凝りそう。それに、持ち運ぶのがタイヘンそうだから。
これに対して、AirPods Proは「カナル型の完全ワイヤレスイヤホン」です。オーバーヘッドタイプに比べればはるかに軽く、はるかにコンパクト。
というのが、AirPods Proを選んでよかったことです。
耳にフィットする
AirPods Proは「カナル型の完全ワイヤレスイヤホン」という話をしました。
カナル型なので、耳にしっかりと差し込むタイプであり、しっかりとフィットするためにポロポロ落ちるような心配がありません。
ワイヤレスイヤホンも形状によっては、ちょっと動いていると落ちてしまうものもあり困ってしまいます。
Apple社は AirPods Proについて「あらたに世界中の何千人もの耳をスキャンしデザインに役立てた」と言っているようなので、その効果もあるのでしょう。
いずれにせよ、耳にフィットするのは AirPods Proを選んでよかったことです。
いちいち外す必要がない
AirPods Proには「外部音取り込み」という機能があります。
この機能をオンにすると、イヤホンをしたままでも外部音を聞くことができる。いちいちイヤホンを外さなくても済む、スグレモノな機能です。
このような機能が付いているイヤホンは他にもありますが、AirPods Proの「外部音取り込み」は、きわめて自然に聞こえる点で定評があります。
ものによっては、外部音を取り込めても不自然な聞こえ方をするようで。AirPods Proに関して言えば、たしかに自然に聞こえています。ほぼほぼ違和感なく、外部の音を聞くことができる。
カフェやコンビニの会計時などには、この「外部音取り込み」機能をオンにすればいい(イヤホンで操作できる)ので、イヤホンを外さずに済むのは便利です。つけっぱなしでいい。
小さなイヤホンを外したら、失くさないように手で持っていたり、あるいはケースにしまったり、というのもメンドーですから。
というわけで。いちいち外す必要がないのは、AirPods Proを選んでよかったことです。
接続がスムーズ
AirPods Proは接続がスムーズです。わたしの場合、iPhoneとの接続ということになりますが。
ケースからイヤホンを取り出して耳につければすぐに接続がオン、耳から外してケースに戻せばすぐに接続がオフ。同じApple製品ということもあるのでしょうが、きわめてスムーズです。
かつて使っていたワイヤレスイヤホンのなかには、接続がうまくいかなかったり、接続しても切れたりということもありました。
そういうことがまったくなく、接続面でのストレスがないのは AirPods Proを選んでよかったことです。
操作性が良い
AirPods Pro はイヤホンの「ツル(棒)」の部分にある「感圧式ボタン」で操作します。ワイヤレスイヤホンにありがちなタッチパッドではありません。
わたしは個人的にタッチパッドがあまり好きではなく。
ひとつはタッチをしてもうまく操作できないことがあるから(タッチパッドの感度が悪い、あるいは、わたしのタッチが悪い)。
もうひとつは、タッチをしたときにイヤホンが耳のなかに押し込まれる感じが好きではないからです。
この点で、AirPods Proはボタンなので、うまく操作できないということもなく、耳のなかに押し込まれる感じもありません。というのも、AirPods Proを選んでよかったことです。
まとめ
ノイズキャンセリングイヤホンを使いはじめて1ヶ月。音楽を聴かなくても日常が変わったこと、についてお話をしてきました。
イヤホンと言うと「音楽を聴く」という点に注目をしがちではありますが。ノイズキャンセリングイヤホンに関して言えば、音楽を聴かなくても必要性を実感できるところです。
電車内、カフェやコワーキングスペース、歩行中などの日常を変えてみたい! と思われるのであれば。いちど試してみる価値がある製品、としておすすめをします。