Google Chromeにもショートカットキーがあるのは知っていますか? あるいは、知っていたとしても使っていますか?
というわけで。わたしがよく使う、Chromeの快速・快楽ショートカットキーを紹介します。
欠かせないChromeには、ショートカットキーも欠かせない。
もはや使わない日はない、というくらい。毎日の生活や仕事に欠かすことができない「インターネットブラウザ」について。
Google Chromeを使っていると言うのなら、ショートカットキーがあるのは知っていますか? あるいは、知っていたとしても使っていますか?
マウス要らずの便利ワザである「ショートカットキー」。その利点は、なんと言っても「速くてラク」にあります。
いちいちマウスやトラックパッドに手を伸ばさなくていいから、その分だけ速い。その分だけラク。
というわけで。わたしがよく使う、Chromeの快速・快楽ショートカットキー10選をご紹介します。こちらです ↓
- 画面のスクロール、いちばん上・下に移動
- 前のページに戻る、次のページに進む
- ページ内の検索
- タブを切り替える
- タブを開く、閉じる、閉じたタブを復活させる
- ブックマークしたサイトを開く
- 表示を拡大、元に戻す
- アドレスバーに移動
- リロード(再読み込み・更新)
- あたらしいウィンドウでChromeを開く
ショートカットキーによる1回1回の効果(速くてラク)はわずかでも、積み重なれば大きなものです。毎日使うブラウザだからこそ、その積み重ねは大きなものとなって、効率化に貢献するはず。
10のショートカットキーについて、このあと順番に押さえていいきましょう。
【Mac用】Chromeの快速・快楽ショートカットキー10選
《1》画面のスクロール、いちばん上・下に移動
- 画面を下にスクロール ・・・ スペースキー
- 画面を上にスクロール ・・・ shift + スペースキー
- 画面のいちばん上に移動 ・・・ command + ↑
- 画面のいちばん下に移動 ・・・ command + ↓
ほとんどの人は、画面のスクロールをマウスやトラックパッドでやっているものと思われます。けど、慣れてしまうとショートカットキーのほうが快速・快楽です。ぜひ、お試しを。
なお、画面のいちばん上や下に移動するなら、マウスやトラックパッドは絶対に使ってはいけません。メンドーだし、時間がかかりすぎます。ショートカットキーなら「一瞬」です。
《2》前のページに戻る、次のページに進む
- 前のページに戻る ・・・ command +「
- 次のページに進む ・・・ command + 」
Chromeを使っていると、「前のページに戻る・次のページに進む」のは、よくやる操作のひとつでしょう。よくやることほど、ショートカットキーを覚えておくと、快速・快楽が蓄積されますので効果は絶大です。
《3》ページ内の検索
- ページ内の検索 ・・・ command +F
- 次の検索結果に移動 ・・・ command + G
- 前の検索結果に移動 ・・・ command + shift+ G
WEBページのなかから特定の「文字」を探すときには、「眼」で探すのはやめましょう。疲れますし、時間がかかります。「command + F」で検索窓を開いて、文字を入力。returnボタンで検索すれば、あっという間です。
検索によって、複数箇所が見つかった場合。移動するときにもショートカットキーを使いましょう。検索窓に付属している矢印ボタンをクリックしているようでは、やはり疲れるし時間がかかりますので。
《4》タブを切り替える
- 右側のタブに切り替える ・・・ control + tab
- 左側のタブに切り替える ・・・ control + shift + tab
Chromeで作業をしていると、複数のタブを開いているのはあたりまえ、ということが多いでしょう。そんなときには、タブとタブとを行ったり来たり。タブを切り替える作業が発生します。
マウスやトラックパッドでタブを選ぶ動作よりも、ショートカットキーのほうがはるかに快速・快楽です。
なお、ショートカットキーを使うときには、先に「control(あるいはcontrol + shift)」を押したままにして、tabキーを押すのがコツです。tabキーだけを離して押す、離して押すを繰り返すとタブを次々に移動できます。
《5》タブを開く、閉じる、閉じたタブを復活させる
- あたらしいタブを開く ・・・ command + T
- いま開いているタブを閉じる ・・・ command + W
- 閉じたタブを復活させる ・・・ command +shift + T
タブを開いたり、閉じたりも、Chromeで多い作業のひとつでしょう。これも、マウスやトラックパッドいらずです。
タブを閉じたら、「しまった! 閉じてはいけないタブだった…」ということはあるもので。そんなときに、再びそのWEBページを検索し直しているようではいけません。労力と時間のムダです。
あたらしいタブを開くときのショートカットキーに shiftキーを加えれば、閉じてしまったタブも見事に復活させることができます。
《6》ブックマークしたサイトを開く
- ブックマックマネージャーを開く ・・・ command + option + B
- tabキーを3回押して、ブックマークしたサイトの「列」にカーソルをあてる
- 開きたいサイトまで、↑または↓で移動
- 開きたいサイトにカーソルがあたったら、command + O
ブックマークしたサイトを開くにあたっては、すっきりとしたショートカットがないようです(わたしが知らないだけだったらだれか教えて…)。
というわけで。キーボードだけでなんとかできるように、意地になって編み出した(?)のが上の手順です。これに関しては、「マウスやトラックパッドのほうがいいような」と言われても否定はしません。意地です、意地。
なお、いちど上記の手順を行ったあと、別のブックマークしたサイトを選ぶ場合には。ブックマークマネージャーがタブに残っていれば、「command + option + B」でブックマークマネージャーに移動した段階で、ブックマークしたサイトの「列」にカーソルがあたっている状態です。
つまり、上記手順のうち、tabキーを使った2つめ手順は省くことができます。
《7》表示を拡大、元に戻す
- 表示を拡大 ・・・ command + +
- 表示の拡大をもとに戻す ・・・ command + 0
プレゼンやセミナーをする際などに、プロジェクターなんかを使ってChromeを映し出すと。「文字小さっ!」ということがあったりします。
そんなときには「command + +」です。非常にわかりにくい表記になってしまいましたが、commandキーと+キーをあわせて押します。
commandキーを押しっぱなしにしながら、+キーを押すたびに拡大されていく。拡大を元にもどすときには、「command + 0」のショートカットキーがおすすめです。
commandキーとマイナス(−)キーとで縮小もできますが、それでいちいち戻しているのもメンドーなので。
《8》アドレスバーに移動
- アドレスバーに移動 ・・・ command + L
いま開いているタブで、そのまま別のWEBページを検索するというのなら。このショートカットキーが便利です。一気にアドレスバーにカーソルを移動できます。
そのまま検索ワードを入力して returnを押したら、検索完了です。
《9》リロード(再読み込み・更新)
- リロード ・・・ command + R
クラウドサービスを使っていたりすると、リロード(再読み込み・更新)はわりとよくやる操作のひとつでしょう。
そのときに、わざわざマウスやトラックパッドでリロードマークをクリックするのもおっくうです。でも周囲を見ていると、けっこう皆さんやっていますよね。
そこは、ショートカットキーを覚えておきましょう。
《10》あたらしいウィンドウでChromeを開く
- あたらしいウィンドウで Chromeを開く ・・・ command + N
- シークレットモードで Chromeを開く ・・・ command + shift + N
Chromeで別のWEBページを開くにあたって、あたらしい「ウィンドウ」で開きたいときのショートカットキーです。ひとつのウィンドウのなかで別のページを開く「タブ」とは異なり、ウィンドウ自体を別に開きます。
また、閲覧履歴やダウンロード履歴を残さずにページを開きたいときには、シークレットモードでウィンドウを開きましょう。ほんとうの検索順位を知りたいときもシークレットモードを使います。
通常のウィンドウでは、検索結果が個人ごとにカスタマイズ(パーソナライズド検索)され、純粋な検索順位で表示されないことがあるからです。
まとめ
毎日の生活や仕事に欠かすことができない Chromeだからこそ、ショートカットキーを使うことで、その効果(速くてラク)が積み重なります。
ふだんよくやる操作については、ショートカットキーを覚えて使ってみましょう。
- 画面のスクロール、いちばん上・下に移動
- 前のページに戻る、次のページに進む
- ページ内の検索
- タブを切り替える
- タブを開く、閉じる、閉じたタブを復活させる
- ブックマークしたサイトを開く
- 表示を拡大、元に戻す
- アドレスバーに移動
- リロード(再読み込み・更新)
- あたらしいウィンドウでChromeを開く