もっと時間があれば… と願ってはみるけれど。時間を増やすことはできません。ならば、時間を空ければいい。
というわけで。「時間を空ける」に貢献している5つのやめたこと、についてお話をしていきます。
増やせないなら、空けてやる。
1日は 24時間。分になおすと 1440分。これはだれにも変えることができない、1日あたりの時間総量です。
ということは、よくわかっているはずなんだけど。「もっと時間があれば…」と願ってしまうのがヒトでもあります。
では、限られた時間のなかで、もっと時間を手に入れるにはどうしたらいいか? 時間の総量は増やせないのですから、時間を空けるしかありません。
というわけで。「時間を空ける」に貢献している、と感じる5つのやめたことについて、お話をしていきます。こちらです ↓
- 移動
- まずは電話
- ぜんぶ手作業
- 我流タイピング
- とりあえず会ってみる
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
「時間を空ける」に貢献している5つの取り組み
移動
本記事の執筆日現在(2020年3月21日)、新型コロナウィルスが問題になっています。これにより、わたしは意図的に「移動」を少なくしている状況です。
独立してひとりで仕事をしていることもあり、そのあたりは自由がききます。
じぶん自身はもちろん、お客さまにとっても、移動はリスクが大きい(移動しない場合に比べて)。そう判断して、移動を少なくするようにしました。
おもには次の2つです ↓
- オンラインで面談する → 移動不要
- セミナーをオンラインで開催する → 移動不要
いままでは、リアル(対面)での面談が原則でした。これが、オンラインに逆転をしたかたちです。原則、オンライン(をご相談のうえ、お願いしています)。
また、セミナーはリアルでの開催のみでした。これも、オンラインでの開催をはじめることにしました。
これらの取り組みによって、移動を完全にやめることはできないまでも、従来よりもだいぶ減らすことができます。
ちょっと移動をするでも、往復2時間くらいはかかりますからね。それがなくなる、その分の時間を空けられる、というのは大きな成果です。代わりに別のことができます。
実際、いまはあたらしいことをやろう、と考えているので。あたらしいことに充てる時間を得られるわけです。これは大きい。
コロナ問題へのやむを得ない対応だったとはいえ。移動がどれどけ時間を消費しているかを思い知りました。いまさら。
だから今後はすべてオンラインに、などと言うつもりはありません。ただそそれでも、「移動を減らす」という視点をなくさないように。と、考えています。
まずは電話
独立する前、つまり、会社勤めをしていたころ。お客さまとのいちばんの連絡手段は「電話」でした。まずは電話。
なにかあると電話がかかってくるし(朝晩、休みを問わず)、なにかあると電話をしていたのが独立前です。
この点で。独立してからは、「まずは電話」をやめました。お客さまには、メールやチャットシステムでの連絡をお願いすることで、電話は「最終手段」と位置付けたのです。
結果として、いまは電話はほとんどかかってきません。
電話の難点は、かかってきた時点で「目の前の作業が中断されること」です。いちど途切れた集中力を回復させるには 20分かかる、とのハナシもあります。電話の大きなデメリットでしょう。
また、かかってきた電話に出ることができなかった場合にはかけ直さなければいけません。ところが、相手が出られなければ、またかけ直すことに心を砕くことになります。集中力を削がれて、時間を失うばかりです。
当然、じぶんだけではなく、相手にも同じ状況が起こります。お互いのためにも、「まずは電話」をやめよう。そう決めていることが、時間を空けることに貢献しています。
いっぽうで。「まずは電話」をやめたことで、仕事を失っている部分もあることは事実です。ふつうに電話ができないのならけっこうです、とお断りをされていることがなんどかあります。
仕事が減るのは痛いですが、それでも過去に「電話」で苦しんだじぶんからすると、どちらが大切か? という優先順位なのでしかたない。いまはそう割り切っています。
ぜんぶ手作業
作業のいちぶ自動化、に取り組んでいます。具体的には、いわゆる「RPA」です。ツールとしては「UiPath」を使っています。
これにより、従来のなんでも手作業、ぜんぶ手作業からの脱却をはかる。手作業を減らすことができれば、時間を空けられる。そういうことです。
とはいえ。あまり大きな声では言えない、自信をもっては言えないのが現状ではあります。
いま自動化できているのは、
- Excelデータから、クリックポストのラベルを印刷する
- ネットバンキングから決まった振り込みをする
- 特定のアプリやファイルを起動、ちょっとした操作をする
などの「きわめて小さなこと」ばかりです。もっと大きなことをやればいい、ということなのですが。わたしの勉強不足か、能力不足か… なかなか先へ進めません。
進もうとしては挫折し、再び立ち上がり、を繰り返している状況です。いまは4回めくらいかな… たぶん。ちなみに、立ち上がっているほうのタイミングです。
とはいえ。いちぶでも自動化することができれば、「ぜんぶ手作業」からは脱却できます。わずかながらも「時間を空ける」ことには繋がります。
また、RPAをはじめ、自動化やプログラミングの考え方は時代の要請でもあります。わずかではあっても、取り組んでいこうという思いです。思いだけは常にありますね、はい。
[ad1]我流タイピング
いましがた、「手作業」について触れました。少なからず手作業がある。
とくにわたしの場合、パソコンでの手作業は「かなりある」という状況です。具体的には、キーボードによる入力作業ですね。
これについては、独立して間もなくしてから「タッチタイピング」をはじめました。って、遅すぎだろう!? と驚かれそうですが。
そう、驚くべきことに。パソコンを使い始めて20年以上になるのに、タッチタイピングをしていなかったんですね。チラチラとキーボードを見ながら入力をする「なんちゃってタッチタイピング」。我流のタイピングでした。
いまは、一応、ちゃんとしたタッチタイピングです。あまり使わない記号などは自信のないときもありますが、ふつうの文字入力はだいじょうぶ。
また、毎朝7分のタッチタイピング練習を欠かさないようにしています。楽しく練習するなら、「e-typing」「寿司打」のWEBサイトがおすすめです。
最近はどういうわけか、息子(小5)がタッチタイピングにハマっており。メキメキとその腕を上げているところです。おそらく近いうちにわたしは抜かれそうだし、そのくらいのスピードでタッチタイピングできる小学生はまだそれほど多くないのではないか、と思っています。
なんにせよ。いまのところ、「タイピング」はパソコン作業に役立つ技術です。わたしもこうして毎日ブログやメルマガなどを書いていますし、早くタイピングをできるに越したことはありません。
毎日、必要な作業だからこそ、積み重なる効果も大きなもの。結果として、タイピングが「時間を空ける」ことにつながっていると確信しています。
とりあえず会ってみる
独立する前(会社勤めをしていたとき)や、独立後しばらくのあいだは、「とりあえず会ってみる」のがふつうでした。
ここで言う「会う」とは、営業面での話です。あたらしい仕事を見つけるため、あたらしいお客さまと出会うために、とりあえず会ってみる。お問い合わせがあったら、声をかけられたら会ってみる。
とりあえず会ってみるために、異業種交流会に参加をしたり、じぶん自身で主催をしていたこともありました。
いまは、そのようなことはしていません。代わりに、毎日ブログを書いています。したがって、あたらしいお客さまは、基本的にブログからです。
また、人からお客さまの紹介をされても、「まずはブログサイトをみてください。そのうえで、お問い合わせフォームからご連絡ください」とお伝えしています。
ブログサイトには、サービスの内容・料金や注意点、わたしのプロフィールなどを書いているので。
その結果、紹介をされたお客さまからはご連絡がない、ということは少なくありません。要は、わたしとは合わないから連絡しない、ということですね。
これが、「とりあえず会ってみる」だと、お互いに時間がもったいない。それこそ移動時間をつかって会ってみて。やっぱり合いませんね、という経験は過去になんどもしています。
いまはブログがあることで、もったいない時間が減り、「時間を空ける」ことにつながっている、と言えるでしょう。
もちろん、「実際に会ってみなければわからない」との考えもわかります。だからそこは、毎日ブログを書き続けるなかで、じぶんを表現しているつもりです(まだまだ不足もあるのでしょうが)。
あとはやはり、じぶんがなにを優先するかです。時間は有限。なんの時間を優先するか、どこで「時間を空ける」のか。じぶんの時間なのですから、じぶんが決めることがだいじだ、と考えています。
まとめ
もっと時間があれば… と願ってはみるけれど。時間を増やすことはできません。ならば、時間を空ければいい。
というわけで。「時間を空ける」に貢献している5つのやめたこと、についてをお話してきました。いま、あたりまえにやっていることのなかに、やめられることはないか? いちど見直してみましょう。
- 移動
- まずは電話
- ぜんぶ手作業
- 我流タイピング
- とりあえず会ってみる