スタンディングデスクにもなる変形型PCスタンド「MOFT-Z」をレビューします。
スタンディングデスクにもなる変形型PCスタンド「MOFT-Z」
クラウドファンディングサービスで応援購入していた「MOFT-Z」が届きました。
MOFT-Zは、4つの角度(25°、35°、45°、60°)に調整ができる変形型PCスタンド。さらには、「スタンディングデスクモード」への変形ができるっ! のが売りです ↓
この投稿をInstagramで見る思ったよりもガッチリ安定。思ったよりも重いけど^^; #moftz #スタンディングデスク #持ち運びできる #作業効率アップ #座りっぱなしは良くない
以前からスタンディングデスクには興味があったけれど、机自体を買うのはちょっと… と、躊躇していたわたしのようなヒトにとって。MOFT-Zは、魅力的な品だと言えるでしょう。
変形型ゆえ、使わないときにはペッタンコにもなるので場所をとりません(詳しくは後述)。
きょう現在(2020年6月27日)、応援は終了してはおりますが。今後の一般販売も予定されているところです。というわけで、MOFT-Zをレビューしてみます ↓
- 角度調整ができる
- スタンディングデスクになる
- 意外と揺れない
- コンパクト
- PC本体に貼らなくて済む
- ちょっと重い
- ちょっと高い
それでは、このあと順番に見ていきましょう。
変形型PCスタンド「MOFT-Z」をレビュー
MOFT-Zの良いところ
角度調整ができる
冒頭でも触れたとおり、MOFT-ZはPCスタンドとして「4段階の角度調整」ができます。
角度は 25°、35°、45°、60°。それぞれこんな感じです ↓
変形型ですから、MOFT-Zが1つあれば、4つの角度に対応できるのは便利です。
25°だと、タイピングをするときの角度としてはベストでしょう(人それぞれ好みはあるでしょうが)。
外付けキーボードでタイピングするなら、45°がいいですね。ディスプレイに高さが出ますから、首が疲れにくくなります。
そういう意味では、動画を見たり、オンラインミーティングをするときなども、45°は良さそうです。
60°になると、さすがにPCを置くには角度が急すぎます。なので、タブレットを置くことを想定しているようです。
35°もタブレット向きですかね。タイピングをするには角度がつきすぎているように感じます。
いずれにせよ。使うヒトの好みで使える「角度調整」は、MOFT-Zの良いところのひとつです。
スタンディングデスクになる
変形型のMOFT-Z、角度調整だけではなく、スタンディングデスクにもなる。わたしの場合には、これが応援購入の決め手になりました。
スタンディングデスクの効果はいろいろ言われていますが。座りっぱなしも、立ちっぱなしも体に良くない… との実験結果があり。立ったり座ったりできる環境がほしいなぁ、と考えていたところです。
それはそれとして。スタンディングデスクモードは、横から見ると「Z型」。これが、MOFT-Zの名の由来ですね(たぶん) ↓
なんだか複雑そうに見えるけれど、スタンディングデスクモードへの変形は「あっ」と言う間です。慣れれば数秒。
ちなみに、各種角度調整の変形含めて、慣れるまでには戸惑うかもですが。説明書を見ればわかりますし、なんどかやっていればすぐに慣れます ↓
慣れてみて思うのは、「この構造を考えたヒトすごいわぁ…」ということです。すばらしい。
なお、スタンディングデスクモードの「高さ」は、約25cmです。一般的な机の高さが 70cmですから、あわせて 95cm ↓
身長 176cmのわたしからすると、ちょっと低いかなぁ… という高さではあります。そこはしかたないですね。低い分には、最悪、下になにか置けば底上げはできるので。
意外と揺れない
MOFT-Zの応援購入を検討していた際、不安だったのが「揺れ」です。
スタンディングデスクモードでタイピングをしていると、けっこう揺れるのではないか? という不安がありました。つまり、作業がしにくい。
けれども、実際には意外と揺れない。想像以上に揺れない。
このあたりは感覚であり、個人差あるでしょうから注意が必要ですが。わたし個人の感覚からすると、揺れているうちに入らないくらい(あくまで個人的感想です)。
これは、うれしい誤算でした。
MOFT-Zの耐荷重は 10kg。華奢な見た目からは想像できませんが、「じょうぶ」なのもMOFT-Zの売りのひとつです。
触ってみるとけっこう固くて、鉄板でも入ってるのかしら? と思いますが。
メーカーさんによれば、「靭性と柔軟性に優れたガラス繊維を採用し、さらに11個もの磁石を組み込むことで10㎏もの耐荷重、長く使える耐久性を実現しました!」ということらしいです。なるほど。
[ad1]コンパクト
再三にわたってお話をしているとおり、MOFT-Zは変形型のPCスタンドです。
そして、PCスタンドとして使わないときには、ペッタンコに変形できます。その厚さ、驚異の 1.2cm(長さ・幅は23.9㎝ × 27.9㎝)。薄いです ↓
薄いので、本棚にでも収納できますし、カバンに入れて持ち運ぶこともできる。どこにでも持っていける、だからどこでも使える。このコンパクトさも、MOFT-Zの良いところです。
PC本体に貼らなくて済む
折りたためる系のPCスタンドはほかにもありますが、それらは「PC本体に貼り付ける」というタイプが少なくありません。シール的なもので貼り付ける。
最終的にはきれいに剥がせるのかもしれないけれど、本体に貼るのはちょっとねぇ… それに、貼りっぱなしというのもジャマくさい。貼ってあるスタンドがジャマになることもあるはずです。
その点、MOFT-Zは貼らずに済みます。これもナイスです。
それじゃあ、角度をつけたスタンド使用時に、PCやタブレットがズリ落ちるのでは? という心配は無用です。
ちゃんと滑り止め用の「フラップ」が付いていますので ↓
MOFT-Zのイマイチなところ
ちょっと重い
MOFT-Zは、タイピングをしても意外と揺れないし、耐荷重 10kgでじょうぶだ、という話をしました。
その代償として(と言ってよいでしょう)、MOFT-Z自体が「ちょっと重い」です。その重さは、890g。持ってみると、ズシッとくる重さですね。
コンパクトにたためるとは言え、これをカバンに入れて持ち歩くには「ちょっと重いよ…」ということはあるでしょう。
ま、良い筋トレになるっしょ。という前向きなアナタであれば、むしろメリットですらありますが。
ちょっと高い
MOFT-Zの応援購入金額は、1台購入の場合 5,980円(税込)でした。なお、一般販売予定価格は 6,980円とされています。
どうでしょう? 金額だけ見ると「ちょっと高い」ということはあるかもしれません。PCスタンドというくくりで見れば、ほかにもっと安いものはありますし。
そう考えると、MOFT-Zの「ちょっと高い」はイマイチな点と言えるのかもしれません。
ただ、スタンディングデスクを買うとなれば、もうちょっと高くなるでしょう。なにより、変形型で、持ち運び可能なスタンディングデスクという点では唯一無二。
お値段以上の価値がある、という見方もありますね。
まとめ
MOFT-Zは変形型ゆえ、「スタンディングデスク」の環境をどこでも実現できるのがGoodです。
コンパクトに折りたためるので、家の中はもちろん、外に持ち出すこともできますし。出張先のホテルのデスクでスタンディング… もできちゃう(出張はしばらくなさそうですが)。
ご興味あれば、MOFT-Zの一般販売に注目です。