判断基準は、人それぞれではあるけれど。わたしは、「楽しいかどうか」を判断基準のひとつにしています。
そこで。「楽しいかどうか」を判断基準に置くと得する3つのことについてお話をしていきます。
楽天的でも楽観的でもないけれど。
生きていると、日々、判断を必要とします。ひとくちに「判断」と言っても、小さなものから大きなものまでいろいろです。
しょうゆラーメンとみそラーメン、どっちを食べよう?という「ささやか」な判断もあれば。転職をするか、独立するか、それとも勤務を続けるか?といった「重大」な判断もあるでしょう。
ただ、どのような判断にせよ。なにかしらの「基準」によって、じぶんなりの「基準」によって判断をすることになります。
判断基準は、人それぞれではあるけれど。わたしは、「楽しいかどうか」を判断基準のひとつにしています。
楽しいかどうかだなんて、楽天的に過ぎる、楽観的に過ぎる、と思われるかもしれません。
でも、「楽しいかどうか」を判断基準に置くことで、3つの得があると感じています。こちらです↓
- 正しいかどうかで迷わずにすむ
- チャレンジが増える
- 気分が良くなる
これらの得があるので、迷ったときの判断基準として「楽しいかどうか」を試してみるのもおすすめです。
というわけで。3つの得について、このあと順番に見ていきましょう。
「楽しいかどうか」を判断基準に置くと得する3つのこと
《1つめの得》正しいかどうかで迷わずにすむ
「楽しいかどうか」を判断基準に置くと得することの1つめ。それは、「正しいかどうかで迷わずにすむ」です。
なにかの判断を迫られたときに、「正しいかどうか(間違えてしまわないかどうか)」が気になってしまう… ということがあるのではないでしょうか。
わたし自身の例で言うと。最近、この先を考えたときに「大きなチャンス」になるであろう仕事の依頼を受けました。
けれども、依頼の内容を詰めていくうちに、なんだかビミョーなところが出てきたのです。
あえて具体的なことは伏せさせていただきますが、仕事を引き受けるにあたっては「じぶんの考え方・やり方」を少々変えなければならない。そんな感じです。
言い換えると、じぶんの「信念」をちょっとばかり捻じ曲げる必要がある。いっぽうで、大きなチャンス、大きな可能性がある仕事でもある…。
というわけで、迷いが生じました。その迷いのなかで、判断基準にしたのが「楽しいかどうか」です。
楽しいかどうかで考えれば、じぶんの信念を曲げることが楽しいとは思えません。じぶんの考え方・やり方に合わないことをするのが楽しいとは思えない。
だから、わりとあっさりと依頼をお断りするにいたりました。
もし、「チャンスを断ることが正しいかどうか、チャンスを断るなんて間違いではないのか」と考えていたら。そうあっさりとはいかずに、もう少し迷い続けていたはずです 。
ところが迷い続けたからといって、「正しいかどうか」に明確な答えが出るわけではありません。
チャンスがチャンスとして実を結ぶかどうか? といった、未来のことなど誰にも予測は不可能だからです。
もしかしたら、もっと別のチャンスだってあるかも。だったら、この依頼は断るのが正しいのかも… と、考えるのも同じこと。チャンスがいつ来るかは予測ができません。
であるならば、正しいかどうかを考えることには意味がないとも言えます。
また、正しいかどうかで考えると、未来の結果しだいでは後悔を感じることもあるはずです。結果が望んだものでなければ、「判断を間違えた…」と後悔をするでしょう。
いっぽうで。楽しいかどうか、は「いまのじぶんしだい」です。未来の結果は関係ないので後悔もありません。
というように。正しいかどうかで迷わずにすむのは、得のひとつだと考えています。
[ad1]《2つめの得》チャレンジが増える
「楽しいかどうか」を判断基準に置くと得することの2つめ。それは、「チャレンジが増える」です。
いっぱんに、「たくさんチャレンジをしたほうがいい」ということがよく言われています。この点で、なかなかチャレンジができない… ということもあるでしょう。
またまた、わたしの例で言うと。最近、「難易度が高め、かつ、はじめて」の仕事の依頼がありました。やるとなればひとつのチャレンジです。
こういったチャレンジについて、「はたして、ほんとうにできるだろうか、やりきれるだろうか」ばかりを考えてしまうと、どうしても及び腰になります。断りがちになる。
もちろん、じぶんのチカラを推し量るのはだいじなことですが。「いまの力量」や「過去の経験」ばかりを条件にしていたら、 なんのチャレンジもできなくなってしまうでしょう。
というわけで。そんなときにも「楽しいかどうか」を判断基準にしています。
難易度の高いチャレンジやはじめてのチャレンジとなれば、緊張もあれば不安もある。
でも、それが「じぶんのやりたい仕事、やりがいがある仕事」であれば「楽しさ」もあるはずです。
だから、仕事を引き受けるかどうかを判断するにあたって、じぶんが楽しいかどうか、楽しいと感じる仕事かどうかを意識するようにしています。
結果として、仕事の依頼はお引き受けすることにしました。苦労もあるのでしょうが、楽しいことであれば、乗り越えることができるはず。
乗り越えることができれば、力量や経験値が上がって、次のチャレンジもしやすくなるはず。
というように。チャレンジが増えるのは、得のひとつだと考えています 。
《3つめの得》気分が良くなる
「楽しいかどうか」を判断基準に置くと得することの3つめ。それは、「気分が良くなる」です。
ここまで、わたしの「仕事」を例に挙げてお話をしてきました。でもそれは、「オマエが、自営業だからだろう」と思われたかもしれません。
わたしが自営業だから、仕事を選り好みできるだけ。会社員だったら、仕事を選り好みなどできないんだ! そう思われるかもしれません。
たしかに、そういう部分もあるでしょう。けれども、そういう部分がすべてではありません。
冒頭、判断にもいろいろあるという話もしました。ですから、仕事の選り好み以外にも、判断をする場面はあるわけです。
この点で。わたしは朝起きたときに「きょうは楽しいことをしよう」と考えるようにしています(ちなみに、以前は「きょうは楽しいことがあるといいなぁ」でした)。
楽しいことをしよう、楽しいことを選ぼう、と考えると。たとえ小さな判断であっても気分が良くなります。
またまた、わたしの例で言うと。朝のランニングコースは、缶コーヒーが買えるコースを選択するとか(コーヒーが好きで、缶コーヒーの新商品を楽しみにしています)。
楽しいかどうかを基準にコースを決めると、より気分良くランニングができます。
また、「あたらしくやること・はじめてやること」をなにかひとつ決めるのが、わたしの毎朝の日課のひとつです。決めたことを、その1日のなかでやる。
これは、もともと保守的なタチのじぶんが、少しでもチャレンジできるようにと取り入れた「しくみ」になります。
で、その「あたらしくやること・はじめてやること」を決めるときには、やはり「楽しいかどうか」を判断基準にしています。
楽しいことであれば、決めるのにも気分がノりますし、実行するのにも気分がいい。実際にきのうはこんなことをしました ↓
この投稿をInstagramで見るKindle本の表紙案を作成。文章は9割くらい書いたけど、ここからのチェックがたいへんそうだ… #kindle本出版準備中 #keynote #自由は楽しい #ひとりで何役 #銀行融資 #銀行対応 #入門書
Kindle本の出版準備をしていて、その表紙案を作成したものです。表紙案の作成というのははじめて。まったくの素人ながらも、デザインをするのは好きなので楽しめました。
というように。気分が良くなるのは、「楽しいかどうか」を判断基準にする得のひとつだと考えています。
まとめ
判断基準は、人それぞれではあるけれど。わたしは、「楽しいかどうか」を判断基準のひとつにしています。結果として、3つの得があるとわかりました。
迷ったときの判断基準として「楽しいかどうか」、いちど試してみるのはいかがでしょうか。
- 正しいかどうかで迷わずにすむ
- チャレンジが増える
- 気分が良くなる