「毎日やる」には、メリットもあるけれどデメリットもある。そのデメリットが邪魔になって、「毎日やる」のをあきらめてしまう…
そんなことがないように。「毎日やる」のデメリットについて、解決策をお話ししていきます。
メリットがあればデメリットもある。
仕事のこと、勉強のこと、運動のことなど、「毎日やる」と決めてはみたものの。「毎日やる」って、メリットもあるけどデメリットがあるよなぁ… と感じることはありませんか。
デメリットが邪魔になって、結局、毎日やるのをあきらめてしまった… そんな経験はありませんか。わたしはあります! なんの自慢にもならないけれど。
それはそれとして。わたしが考える、「毎日やる」のデメリットとは次の3つです↓
- 飽きる
- 停滞する
- 時間がなくなる
これら3つのデメリットをどうにかできれば、「毎日やる」を実現することができるはず。
わたし自身、試行錯誤しながらではありますが、「毎日やる」を実現できていることはそれなりにあります。たとえば、↓
- ブログの更新
- メルマガの配信
- 経理・家計簿の記録
- 瞑想
- ランニング(月に数日の休養あり)
- 筋トレ
- 読書
- タイピングの練習
- N-Back、ルービックキューブ
- プログラミングの勉強
というわけで。「毎日やる」の3つのデメリットについて、わたしが実際に取り入れている「解決策」をお話ししていきます。
「毎日やる」のデメリット3つとその解決策いろいろ
《デメリット1》飽きる
「毎日やる」のデメリット、1つめ。それは、「飽きる」です。
同じことを毎日やり続けていると、飽きてしまう。飽きてしまうので長続きしない、ということもあるでしょう。
そんな「飽きる」に対する解決策は、「創意工夫」です。同じことを同じようにやっているから飽きるのであって。だったらちょっと変えてみよう、ということです。
カンタンなところで言えば、「順番・時間帯を変える」があります。
やることAと、やることBがある場合。いつも「A→B」という順番でやるのではなく、「B→A」という順番でやってみるとか。
いつもは朝やっていたことを、夕方にやるなど時間帯を変えてみるとか。たったこれだけのことでも、環境や雰囲気が変わることによって「飽きる」を解決するのに役立ちます。
また、「方法・手順を変える」というのも解決策です。
わたしが毎日やることのひとつに「ランニング」があります。以前は同じコースばかりを走っていたのですが飽きますね。飽きると、気分も乗らないものです。
最近では、とくにコースを決めず、家を出てから、そのときの気分で好きな場所を走るようにしています。このように、方法・手順を変えるだけでも「飽きる」には有効です。
順番・時間帯にしても、方法・手順にしても。あまりガチガチにこだわってしまうと、「飽きる」のデメリットが大きくなります。
そのあたりは、アタマをやわらかく、創意工夫を試みることで解決するとよいでしょう。わたしのように「アタマが固い(頑固かつ保守的)」との自覚があるヒトはとくに、です。
《デメリット2》停滞する
「毎日やる」のデメリット、2つめ。それは、「停滞する」です。
毎日やっていることに対して、「はたして良くなっているんだろうか」とか、「これって意味あるのかなぁ」など、停滞を感じることもあるでしょう。
実際には、上達なり成長なりしているにもかかわらず、毎日あたりまえにやっていることだけに、じぶんではよくわからない… ということはあるものです。
ここでの解決策は、「記録する」になります。毎日やっていることを記録に残す。その記録から、けして停滞などしていないことを確認するわけです。
カンタンなところで言えば、「いつからはじめて、何日続いているか」を記録する。これだけでも、「〇〇日続けられた!」との成長を感じることができるものです。
上達ぶりについて、もう少し具体的に記録をするのもよいでしょう。
わたしは毎日、タイピングの練習をしています。「e-typing」というサイトでは、タイピングの結果を点数として記録できるので、過去からの上達ぶりが一目瞭然です。
そのような記録を見ることが、停滞感の払拭に役立つ。結果、「毎日やる」のモチベーションにもつながります。
それからもうひとつ、「停滞する」というデメリットの解決策として、「目標を決める」のもおすすめです。
記録を見ても、「なかなか上達していない・成長していない」ということもあるわけで。それはもしかして、目指すものが不確かだからじゃないのか? と、そんな話です。
たとえば。わたしはいま、「来月フルマラソンを走る」という目標があります。これは、毎日やっている「ランニング」についての目標です。
このように目標があると、「停滞していられないぞ!」との気合いも入ります。ですから、ただただ毎日やるのではなく、何かしらの「目標を決める」ことも考えてみましょう。
[ad1]《デメリット3》時間がなくなる
「毎日やる」のデメリット、3つめ。それは、「時間がなくなる」です。
なんにせよ、毎日やることが増えると、そのぶん時間がなくなる。ほかのことができなくなる… と、デメリットに感じることもあるでしょう。
だとしたら、まずは「固定観念を変える」との解決策をおすすめします。
そもそも、「時間がなくなる」ことはありません。じぶんが「時間をなくしている」だけです。
その証拠に、「きょうは時間がなくなって、1日 23時間だったわぁ」なんてことはありませんよね。にもかかわらず、ヒトはよく「時間がなくなる、時間がなくなった」と口にします。間違いです。
というわけで、まずは「時間がなくなる」という固定観念を変えましょう。じぶんが時間をなくしているんだ、と考えをあらためましょう。
エラそうに言っていますが、わたし自身もなかなかあらためられないからこそ「固定観念」なんです。ことあるごとに、じぶんに言い聞かせるしかありません。
では、時間をなくさないようにするにはどうしたらいいか?
その解決策は「スケジュール」です。毎日のスケジュールを立てる、立てたスケジュールと実際とのズレを確認する。この繰り返しが大切です。
スケジュールを立てずにいると、出たとこ勝負になります。「毎日やる」と考えていたことを、ほんとうにやる時間があるのかがわかりません。ほかにもやることはあるのですから。
なので、やることのすべてを 24時間のスケジュールに落とし込んでみる ↓
そのうえで、もしもすべてが収まりきらないのであれば。ひとつの手段は「やめることを見つける」ことです。
ほんとうはやる必要がないものはないか、を見つけだしてやめてしまう。毎日のなかにある「ムダ」を見つけ出すチャンスになります。
いやいや、ムダなんて見つからないよ、と言うのであれば。「きらいなこと・やりたくないこと」を見つけて、やめてしまうことも考えてみましょう。
わたしは、じぶんの「短所・弱点」をなんとかしようと時間をかけていたこともありましたが、きらいだし、やりたくないことなので、必要最低限しかやらないようにしました。
意外と、短所や弱点の克服に時間を費やそうとしがちなので、あらため見直してみると良いでしょう。
克服が必要ないということではありませんが、それよりも長所や強みを伸ばすほうが、楽しいですし、成果も出やすいものだと考えています。
24時間に収まるスケジュールを立てることができたら、それを実行する。実行した結果、ズレてしまった、できないことがあったのであれば、原因を確認して解決策を考える。
かなり地味ではありますが、これを繰り返すことで「時間がなくなる」の解決に 近づくはずです。
まとめ
「毎日やる」には、メリットもあるけれどデメリットもあります。そのデメリットが邪魔になって、「毎日やる」のをあきらめてしまう…
そんなことがないように。「毎日やる」のデメリットについて、解決策を用意しておきましょう。
- 飽きる
- 停滞する
- 時間がなくなる