きょう(2020年11月8日)で、メルマガは 1,500号になりました。いま思うのは、「続けることは変わること」。
というわけで。どのあたりが変わったのか、続けることでどう変わったのか、についてお話をしてみます。
続けることの良い面と悪い面と。
きょう(2020年11月8日)で、メルマガは 1,500号になりました。
このブログよりもちょっと遅れてはじめたメルマガも、毎日発行を続けて4年以上続けていることになります(ブログはきょうで 1,666日め)。
そんな「続ける」ということには、いっぱんに「良い面」と「悪い面」とがあるようで。
良い面で言えば、「継続力」とか、「継続はチカラなり」とか。そのあたりです。いっぽう、悪い面で言えば。「ダラダラ続ける」とか、「マンネリ」とか。
たしかに、両面あるのでしょう。それをふまえて、メルマガ 1,500号まで続けてきて思うのは、「続けることは変わること」です。
たとえマンネリだとしても毎日続けることで、毎日が変わった。一日一日で見ると小さな変化かもしれないけれど、ふと気がついたらけっこう変わっていた。だから、「続けることは変わること」です。
というわけで。どのあたりが変わったのか、続けることでどう変わったのか、についてお話をしてみたいと思います。おもにこちらの3点です↓
- 時間の使いかた
- 忍耐力
- 心身の健康
それではこのあと、順番に見ていきましょう。
続けることで変わった3つのこと
時間の使いかた
メルマガを書くのに、毎日 20〜30分くらいの時間をかけています。これが、はじめた当初はかなりの「負担」でした。
毎日確実に、20〜30分の時間を必要とするのはもちろん、ブログを書くのにも3時間、場合によっては6時間とか、時間がかかっていたからです。
けれども、1,500号まで続けてきたいま、当初ほどの負担は感じていません。「時間の使いかた」が変わった、というのがその理由です。
ブログに関して言えば、平均して2時間くらいで書けるようになりました。
ちなみに、早く書けるようになったのは「書く量(文字数)」を減らしたわけではありません。むしろ、だいぶ増えています。
それでも早く書けるようになったのは、
- 事前にネタ出し・小見出しの準備ができるようになった
- タッチタイピングの練習で入力スピードがあがった
- ときには音声入力で省力化をはかれるようになった
- ショートカットキーやスニペットツールで時短できるようになった
- テキストエディタを使うことで執筆作業に集中できるようになった
というようなことが挙げられます。
これらは、「毎日毎日、メルマガ+ブログはきっついなぁ…」と感じるなかで、それでも続けることで変わったことです。結果として、メルマガ+ブログを 24時間のなかで飲み込むことができています。
また、当初に比べると、続けることが増えました。たとえば YouTubeやstand.fmは、毎週1本ずつ投稿を続けています。
YouTubeに関しては、1本投稿するまでに「台本づくり→撮影→編集」で5〜6時間くらいはかかるので、週1とはいえ負担感があるところです。
それでも、メルマガやブログも続けつつ、YouTubeやstand.fmができているのは、その他の「時間の使いかた」が変わったからだと言えます。
効率化ツールを使ってみたり、ときには自動化ツールをつかってみたり。メルマガやブログなどの「負荷」が、「時間の使いかた」を変える(というか変えざるをえない)良いきっかけになっています。
ちなみに。ランニングや筋トレにあてる時間も増えました… 平均しても毎日1時間以上です。きょうもこのあと、2時間くらい走ります。
[ad1]忍耐力
続けることは変わること、というお話をしています。ひとつめは、「時間の使いかた」でした。2つめは、「忍耐力」です。
メルマガやブログなどを続けることで、忍耐力が変わった。忍耐力がよりついた、と感じています。
とくに、ブログですね。いまにして思うと、ブログをはじめた当初の「苦しさ」は相当に大きなものでした。
前述したとおり、時間の負担はあるし、不慣れなものだからうまくも書けないし(うまさは、いまもまだまだ修行中ですが)。なにより成果が見えない、これがキツかった。
なにをもって成果とするかですが、ひとつは「PV(ページビュー)」です。どれだけブログを見られているかの指標であるPVがいっこうに伸びない…
じぶんと身内だけしか見てないんじゃないか? というような時期もありました。でも、4年半ほど続けてきたことで、月間 30万PVまではたどりつくにいたっています(増えたり減ったりはありますが)。
そんな過去があったので、「ものごとには相応の時間がかかる」という忍耐力がつきました。ちょっとやってみて、うまくいかないからとあきらめる、みたいなことは考えないようになりました。
そのあたりが、YouTubeやstand.fmなどにはよくあらわれているようで。なかなか伸びないのですが(それはそれで問題…)、「ものごとには相応の時間がかかる」と割り切っています。
ブログでつちかった「忍耐力」のたまものです。
また、忍耐強く続けることで、PVが増えるばかりではなく、仕事も増やすことができました。
たとえば。開業当初にはなかった「銀行融資・銀行対応の支援」の仕事が、ブログ経由でご依頼いただけるようになり。セミナー開催もできるようになりました。Kindle本も書きました。
最近では、とある専門情報誌に1年間の連載をいただくこともできました。
いずれも、「ブログがあったから」の仕事であって、忍耐強く続けていてよかったと感じるところです。
[ad1]心身の健康
さいごにもうひとつ。続けることで変わったのは「心身の健康」です。
このブログでも、たびたび話をしていることではありますが。でも、それくらい大きな変化だったということです。
開業する前、会社勤めをしていたころには、けっこう厳しいところまでいきました。扁桃周囲膿瘍で入院したり、帯状疱疹を発症したり、ギックリ腰になったり…
カラダの不調は、ココロの不調(過度なストレス)からきている部分もあり、心身ともに病んでいた。少なくとも、いまから見れば、相当に病んでいたという状況です。
いまは、と言えば。心身は健康そのものです。
開業してからいままで、4年半以上、風邪もひいていませんし。ストレスがゼロなんてことはありませんが、じぶんでは「良いストレス(適度に必要なストレス)」だと思っています。
このような心身の健康を感じることができるようになったのは、メルマガやブログを続けてきたことが大きい。というのが、わたしの考えです。
メルマガやブログを毎日続けるためには、心身の健康が欠かせません。だからこそ、「健康であろう」という心理が働きます。
すこしでも健康であるためにはどうしたらいいか、もっと言うと、すこしでもパフォーマンスをあげるためにはどうしたらいいか。そういうことを、いつもいつも考えるようになりました。
ちょっと健康に良さそうなものを見つけると、すぐにアレコレ試しているので、「またなにかはじめたのか…」と妻からはなかばあきらめの目で見られているように思います。
まぁ、それはそれとして。
メルマガやブログを毎日続けられるのは、じぶんが健康だからではありません。じぶんが健康であろうと「変わり続けてきたから」だ、そう考えています。実際、以前は不健康だったわけですし。
なので、こうしてブログなり、メルマガなりを書き続けるにつけ、「続けることは変わること」だと実感をしているしだいです。
まとめ
「続ける」ということには、いっぱんに「良い面」と「悪い面」とがあります。そのうえで、実際に続けてみて思うのは、「続けることは変わること」です。
続けることで変わることができるし、ちょっとづつでも変わろうと試行錯誤し続けることがだいじ。そんなふうに考えています。