充実した1日をスケジュールするコツは5つのスキマにあり

充実した1日をスケジュールするコツ「5つのスキマ」

スケジュールは立てているのに、うまくいかない… と言うのなら。

充実した1日をスケジュールするコツは、「5つのスキマ」にありますよ。というお話をしていきます。

目次

スケジュールを立てているのにうまくいないアナタへ。

突然ですが、「充実した1日」を過ごしたいですよね? なにをもって「充実」とするかは人それぞれになりますが。「やりたいことをやる、やるべきことをやる」という点では、おおむね一致するのではないでしょうか。

逆に、やりたいことができなかったり、やるべきことができなかったりすると、「あぁ、きょうはイマイチだったなぁ(充実していない)」となるわけです。

では、充実した1日を過ごすためにはどうするか? 考えられる方法として「スケジュール」があります。1日を場当たり的に過ごすのではなく、あらかじめスケジュールを決めておく。そういうことです。

いやいや、スケジュールは立てているのに、うまくいかんのだけど。と、思われるかもしれません。わかります、わたしもそうでしたから。

けれども4年ほど前から、ある「スケジュールのコツ」をつかんでからは、充実した1日を過ごせる確率が格段に上がりました。そのコツとは、「スキマ」です。

ただスケジュールを立てるのではなく、「5つのスキマ」を意識してスケジュールを立てる。具体的にはこちらです↓

充実した1日をスケジュールするコツ「5つのスキマ」
  1. スキマをつくる
  2. スキマを埋める
  3. 休憩もスキマ
  4. バッファもスキマ
  5. スキマをはかる

これらを見ているだけでは「なんのこっちゃ?」でしょうから。このあと、順番に見ていきましょう。

充実した1日をスケジュールするコツ「5つのスキマ」

スキマをつくる

言うまでもありませんが、1日は 24時間です。まずは、その 24時間のなかから、じぶんが「やりたいこと・やるべきこと」を天引きしましょう。

たとえば、わたしの場合。睡眠時間は7.5時間、勉強2時間、運動1時間、ブログ・メルマガ執筆3時間、YouTube・stand.fm1時間、ルーティーン1.5時間。

これらを、24時間から天引き(マイナス)すると、残りは8時間です。この8時間を、わたしにとっての「スキマ」と定義します。

このスキマを認識せずに1日を過ごそうとすると、「やりやすいこと」にばかり手を付けたり、「やらなきゃいけないこと」に翻弄されやすくなるものです。

よくあるのは、「空いた時間で〇〇しよう」という考え方でしょう。ところが、日々いろいろあるのですから、「時間が空く」ことはなかなかないものです。

すると、「やりたいこと・やるべきこと」はできなくなってしまう。充実した1日は遠のいてしまいます。

だからまずは、1日が 24時間しかないことを再認識する。そして、「やりたいこと・やるべきこと」を先に天引きしておくようにしてみましょう。

さらに、「いつからいつまで」の時間帯でやるのかまでスケジュールをするとベストです。たとえば、睡眠は 22時から5時とか、勉強は19時半〜21時半とか。

ここまで具体的にしておけば、スケジュールに着手しやすくなるはずです。逆に、「いつからいつまで」が決まっていないと、着手するタイミングがつかめず、実行できない可能性が高まります。

スキマを埋める

「やりたいこと・やるべきこと」を天引きしてスキマをつくったら、できたスキマを埋めるようにしましょう。

天引きまではしていても、スキマを空けっ放しにしているヒトは少なくありません。きょうのスケジュール帳を見たときに、空欄があるようなヒトです。

この点で。わたしのきょうのスケジュール帳には、空欄がありません。24時間みっちりスケジュールしています。スキマを埋めているからです。

スキマを空けっ放しにしていると、なにが起きるか? わたしの経験だと、「ぐーたら」しますね。ぼーっとテレビを見続けたり、ゲームをし続けたり、みたいなことが起きがちです。

おそらく多くのヒトが、ていどの差こそあれ「ぐーたら」するものと想像します。そして、スキマが空いているほど、ぐーたらするものと想像します。

ぐーたらしすぎると、後悔しますよね。あぁ、ムダな時間を過ごしてしまった… となれば、やはり充実した1日は遠のくばかりです。

だから、スキマを空けっ放しにはしない。空いたスキマは、きちんと埋めておくようにしましょう。つまり、24時間スキマなくスケジュールする、ということです。

わたしはそれを、毎朝の段階で終えるようにしています。前の晩に、ざっくりと翌日24時間のスケジュールを組んでおいて、朝イチの時点で「確定」させるという流れです。

あとは1日、そのスケジュールに沿って過ごしていくだけです。さて、次はなにしよう? みたいな迷いもありませんので、ストレスも小さく、集中しやすくもなります。

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休憩もスキマ

スキマが空いていると「ぐーたら」する。だから、スキマを空けるな。というお話をしました。これを聞いて、そんなストイックなことはできない… と思われたかもしれませんが。

それは、ちょっと違います。スキマのなかには、「休憩」も含まれるからです。わたし自身、スキマのなかに、一定の休憩時間を割り当てています(通常は1日に1時間)。

逆に、まったく休憩がなければ、それはたしかにストイック過ぎますから。どこかで限界がきて、気力・体力が切れてしまえば、結局はぐーたらしてしまうことにもなりかねません。

充実した1日を過ごすためには、適度な休憩が必要です。ただし、だらだらと休み続けてしまうことがないように、スケジュールとして組み込むようにしましょう。

バッファもスキマ

スキマのなかには「休憩」が含まれる、という話をしました。スキマに含まれるものとしてもうひとつ、「バッファ」があります。

ここで言う「バッファ」とは、スケジュールのなかの「ゆとり」です。なにごとにも「想定外」というのはあるもので、スケジュールはスケジュールどおりにはいかないものでもあります。

30分で終わると思っていたけれど終わらなかった、ということは数しれず。そのときに、スケジュールをびっちり詰めていると即、そのあとのスケジュールに影響します。

スケジュールが乱れることで、集中力の糸が切れてしまう。そしてまた、ぐーたらしてしまう… けっこう、あるあるです。

というわけで。スキマのなかには「ゆとり」もつくっておきましょう。わたしは、毎日 30分の時間を「バッファ」としてスケジュールしています。

こうしておくと、ちょっとしたことであれば、バッファのなかで飲み込んでしまえるものです。飲み込むことができれば、それ以降のスケジュールを守ることができます。

また、バッファを使わずに済めば、その時間はじぶんにとっての「ご褒美」です。勉強の時間に充てるもよし、趣味の時間に充てるもよし、ぐーたらするのもまぁいいでしょう。

スケジュールを組むときには、少々の「バッファ」を織り込んでおくことをおすすめします。

スキマをはかる

ここまでの話で言うと、24時間は大きく2つに分かれます。ひとつは、「やりたいこと・やるべきこと」。もうひとつは、その「やりたいこと・やるべきこと」を天引きしたあとの「スキマ」です。

このうち「スキマ」のほうに、スケジュールをさまたげる原因がある。と、わたしは考えています。

「やりたいこと・やるべきこと」を実行していても、スケジュールが乱れることはありますが。「スキマ」の実行ほどには乱れない、との実体験があるからです。そこは、個人差があるかもですが。

それはそれとして。スキマのほうに、スケジュールをさまたげる原因があるとすれば。スキマをはかる、つまり、実際にスケジュールがどれくらい乱れたのかを記録しておくことが大切になります。

記録があれば、ふりかえって原因分析するのにも役立つからですね。

そこで。わたしは、立てたスケジュールに対して、実績を記録できる「ツール」を使うようにしています。具体的には「TaskChute Cloud」というツールです。

このツールを使って、24時間のスケジュールを立てる。各スケジュールを実行するときには、TaskChute Cloudを使って「開始時刻」と「終了時刻」を記録する(ストップウォッチ的にボタンをクリックするだけです)。

すると、予定してた時間に対して、実際にどれくらいの時間がかかったのかが記録されていきます。

それを1日の終わりに確認をしてみて、「どのスケジュールで問題が起きたのか?」「問題が起きた原因はどこにあるか?」「次に問題を起こさないための対策は?」といったことを考えてみる。

これを繰り返すことで、スケジュールが乱れにくくなります。

なんか、きょうはうまくいかなかったなぁ。という「感覚」だけで終わらせてしまうと、また同じようなことを繰り返しがちです。感覚だけに頼らず、「数字」でもふりかえりができるようにしておくとよいでしょう。

TaskChute Cloudについて。くわしくはこちらの記事もどうぞ↓

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まとめ

スケジュールは立てているのに、うまくいかない… なかなか充実した1日を過ごすことができない… と言うのなら。

「5つのスキマ」を意識してスケジュールを立ててみるのはいかがでしょう。ぜひいちど、試していただけたらと思います。

充実した1日をスケジュールするコツ「5つのスキマ」
  1. スキマをつくる
  2. スキマを埋める
  3. 休憩もスキマ
  4. バッファもスキマ
  5. スキマをはかる
充実した1日をスケジュールするコツ「5つのスキマ」

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