YouTubeチャンネルの運営にあたっては、ときおり、「コメント機能をオンにするかオフにするか」という議論があるところです。
というわけで。わたしがコメント機能をオンにしている理由、コメントを非表示にしない理由についてお話をしてみます。
オンかオフか? という議論。
きょう現在(2021年1月9日)、YouTubeをはじめて9ヶ月ほどになります。そのあいだずっと、じぶんのYouTube動画についてはコメント機能をオンにしてきました。
つまり、コメントを非表示にはしていない、ということです。
YouTubeチャンネルの運営にあたっては、ときおり、「コメント機能をオンにするかオフにするか」という議論があるところ。
そこで、わたしがコメント機能をオンにしている理由、コメントを非表示にしない理由についてお話をしてみます。ぜんぶで5つ、次のとおりです↓
- 思っているほどアンチコメントはないから
- アンチコメントがあって一人前だから
- アドバイスがもらえるから
- うれしいコメントもいただけるから
- コメントも評価項目のひとつだから
コメント機能をオンにするにせよ、オフにするにせよ。コメント機能をどうするか、迷われている方のご参考になれば幸いです。
それではこのあと、5つの理由を順番に見ていきましょう。
僕がYouTube動画のコメントを非表示にしない理由5つ
思っているほどアンチコメントはないから
じぶんが投稿する YouTube動画について、コメントを非表示にする場合の最大の理由は「アンチコメントを避ける」ことにある。そう言って良いでしょう。
アンチコメントとは、否定的・対立的な意見とか、単なる誹謗中傷とか。とにかく、投稿する側にとっては「ネガティブ」になるようなコメントのことを言うわけで。
たしかに、アンチコメントは避けたいものですよね。わたしだって、避けられるものならば避けたい。
それはそれとして。実際にそういうコメントがあるのかどうか? と言えば。いまのところ、ありません。9ヶ月のあいだに投稿した 39本の動画について、アンチコメントはありません。
もちろん、投稿数が少ないとか、視聴回数が少ないとか、チャンネル登録者数が少ないといった要因はあるでしょう。有名人でもありませんから、「やっかみ」を受けることもないでしょうし。
動画の内容(ビジネス系です)についても過激なものではなく、炎上するような要素はないものと考えています。なにが言いたいのか、というと。実は、思っているほどアンチコメントはないのではないか? ということです。
あるところにあるけれど、ないところにはない。などと言うと元も子もありませんが。意外と、「ある」という情報にばかり印象が引っ張られているのではないか。そう思うわけです。
もっとも、統計データもありませんので、あまりうかつなことは言えないけれど。あくまで私見としては、「思っているほどアンチコメントはない」と考えています。
アンチコメントがあって一人前だから
わたしが投稿済みの動画 39本について、現状いただいているコメント数は 20です。「少なっ!そもそも、コメントが少なっ!」と思われたかもしれません。けれども、これが現実でもあります。
かと言って、けして悲観をしているのではなく。アンチにせよ、アンチじゃないにせよ、コメントをいただくこと自体が意外とタイヘンで。コメント欄があふれかえるなどというのは、ある意味スゴいことだということです。
そう考えると、「アンチコメントがあって一人前」「アンチコメントは人気の証」だと言っていいのではないかとすら思っています。
などと言っていると、「オマエはアンチコメントをもらっていないから、そんなノンキなことが言えるんだ!」と叱られそうですが。たしかに、そうかもしれない。
とはいえ。なにかを発信する時点で、「アンチ」を受け入れる覚悟はしているつもりです。もちろん、アンチな言葉を受ければヘコミはするでしょう。いっぽうで、じぶんの発信に「興味をもってもらえた」と捉えることもできるはずです。
発信していてなにがツラいって、それは「興味をもってもらえないこと」ですから(経験済み)。ブログにしても、YouTubeにしても、いちばんツラいのは「無反応」だったりします。
それに比べたら、アンチコメントはそれほどツラいことでもないだろう。というのが、わたしの「個人的な感覚」です。
アンチコメントが理不尽であればあるほど、言われなきものであればあるほど、それは「無視」をすればいいことでもあります。無視できないくらい、アンチコメントであふれかえったら、ひとまずチャンネルを閉じてしまえばいい、とも思っています。
YouTubeは「ひとつの手段」でしかありませんので。
と、思えるようなヒトであれば、コメントを非表示にしなくてもいいでしょう。思えないのであれば、やっぱり非表示にするということでいいのでしょう。人それぞれです、という身も蓋もない結論ではありますが。
要は、アンチコメントをじぶんがどう受け止められるか? です。
アドバイスがもらえるから
さきほど、こんなことを言いました。アンチコメントが理不尽であればあるほど、言われなきものであればあるほど、それは「無視」をすればいい。
でもなかには、意外と「的を射た」アンチコメントだってあるかもしれない。アンチとは言えず、「アドバイス」と言えるコメントだってあるかもしれない。
たとえば、「声が小さすぎ」とか、「(話し方、フンイキが)暗い」とか。これらはアンチのように見えて、アドバイスでもありますよね。
つまり、「声を大きくしたほうがいいよ」とか、「もっと明るく話したほうがいいよ」と、教えてくれるわけですから。
コメントの「表面」だけで受け取ると、アンチにも思えるし、へコんでしまうところもあるでしょう。でも、それが理不尽とは言い切れないものであれば、こちらには「改善の余地」があるということです。
アンチにしても、アドバイスにしても。わざわざコメントしてくれるヒトは、「割合」としては少ないものでしょう。であるならば、「むしろありがとう!」と感謝すべきところです。
とはいえ。じぶんが気にしていること・気に病んでいること(いわゆるコンプレックス)などを指摘されるのはツラいことでもあります。また、指摘されても直せないことだってあるでしょう(身体的なこととか)。
そういうコメントは、スルーすればいいし(スルーするしかないし)。スルーができそうもないのであれば、やはりコメントは非表示にしておくのがいいですね。
どんなコメントがくるかはわかりませんので、コメントを非表示にしない以上は、「覚悟」を決めておく必要はあるでしょう。わたしも、覚悟はしています(いずれ、耐えきれなくなって非表示にするかもですが…)。
うれしいコメントもいただけるから
いま現在、20ほどのコメントをいただいている、という話をしました。そのなかには、「うれしいコメント」もあります。
「勉強になりました」とか、「役に立ちました」とか、「次も楽しみにしています」とか。これは、ほんとうにうれしい。
YouTubeの動画を1本投稿するのもカンタンではありませんので(時間で言えば5〜6時間はかかっています)。うれしいコメントをいただくと、それだけで報われた気持ちになります。単純ですか? いや、そんなもんです。
また、実際に思ってはいても、わざわざコメントにまでしてくれるヒトの割合は少ないものでしょうから。「わざわざコメントしてくれるほど良かったんだな」と自信にもなります(過信には注意…)。
もちろん、ただ自信になるだけではなく、「どういう動画が役に立つのか」を知るてがかりにもなるところです。
そう考えると、コメントを非表示にしないことには「大きなメリット」もあるわけで。非表示にしてしまうのは、ちょっともったいないのではないか? というのが、わたしの考えです。
コメントも評価項目のひとつだから
YouTubeでは、「コメントが多いほど評価をされる」という話があります。コメントは、「動画の良し悪し・チャンネルの良し悪しの評価項目のひとつ」だということです。
ここで言うコメントには、アンチコメントも含まれるようで。アンチにせよ、アンチでないにせよ、コメントがたくさんあるのは人気の証。みたいな考え方らしい。
一挙手一投足を注目されるのが人気者ですから、コメントの内容にかかわらず評価をするのは妥当だと言えますね。
YouTubeをやっている以上は、できるだけたくさんのヒトに見てほしい。できるだけたくさんのヒトに情報を届けたいからやっているのであって。
たくさんのヒトに情報を届けるには、YouTubeから良い評価をしてもらうことが欠かせません。だとしたら、コメントを非表示にしないことが良い評価につながる! との考え方もあるでしょう。
実際にどうなのよ? と聞かれると。まだまだコメント数が少ないので検証不可能なのですけれど。そこは、すみません。
ちなみに。たくさんのヒトに情報を届けたいとは言っても、ウン十万人、ウン百万人とまでは考えていません。そういう内容でもないので、届けたいヒトにだけ届けばいい、との考えです。
その「届けたいヒト」に届けるためにも、やっぱりYouTubeから評価されているほうが届けやすいわけで。それに、届けたいヒトに届けばいい、というのは逃げ口上にも思えます。
ウン十万人、ウン百万人に届けることができるのであれば、ほんとうはそのほうがすばらしいことです。伝えたいことがあって伝えようとしているのですから、「ウン十万人、ウン百万人に伝えたい!」というほうが健全だ。と、ブログを書いているいま思い至りました。
まとめ
YouTubeチャンネルの運営にあたっては、ときおり、「コメント機能をオンにするかオフにするか」という議論があるところです。
というわけで。わたしがコメント機能をオンにしている理由、コメントを非表示にしない理由についてお話をしてみました。
コメント機能をどうするか、迷われている方のご参考になれば幸いです。
- 思っているほどアンチコメントはないから
- アンチコメントがあって一人前だから
- アドバイスがもらえるから
- うれしいコメントもいただけるから
- コメントも評価項目のひとつだから