万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる

万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる

その万能さゆえに、かたときも離したくはないのがスマホ。その結果、ついついスマホをさわりすぎて、時間を浪費してはいませんか? そこで、万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる、というご提案です。

目次

その万能さがアダになる。

登場から進化を続けるスマホは、いまや「小さなパソコン」とも呼ばれるほどの万能さです。ゆえに、かたときも離したくはない。実際に、かたときも離していない。という人は、けして少なくはないでしょう。

結果、用もないのについついスマホをさわってしまい、時間を浪費してしまう… これは、だれにでも経験がある「スマホあるある」だと、勝手に確信をしているわたしです。

なにはともあれ、わたしがまず、その「あるある」に取り込まれてしまいそうなので。万能なスマホの役割をあえて5つに制限をしています。具体的には、こちらです↓

万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる
  • サイフ
  • メモ帳
  • スキマ時間の活用
  • デバイス連携
  • 急ぎのPC代わり

逆に言うと、これら以外にはスマホを使わないようにする、ということでもあります。もちろん、そううまくもいかないことはありますが。それでも、「ルール」があるのとないのとでは、少しは状況が変わるものです。

というわけで、「なんだか、スマホを使いすぎているなぁ」「スマホに時間をうばわれているかも…」との自覚があれば、スマホの役割をあえて制限してみるのはどうでしょうか。

それではこのあと、5つの役割を順番に見ていきます。

万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる

サイフ

まず、1つめの役割は「サイフ」です。なんの自慢にもなりませんが、わたしのサイフには、ほとんど「現金」が入っていません。使う場面がほとんどないからです。というか、現金を使わなくていいような店やサービスを積極的に選んでもいます。

そんな「現金」の代わりに使っているのが、「電子マネー」です。あえて紹介をするまでもなく、いまではいろいろな電子マネーがありますが。比較的よく使っているのは、PayPay、Suica、QUICPayあたりです。

加えて、支払方法を登録しておくことで、現金を使わずに決済できるアプリも使っています。タクシーアプリや、カーシェア・シェアサイクルアプリなど。おでかけするときには便利です。

こうして、スマホをサイフの代わりに使うことのメリットは、「現金を持たなくてよい・現金のやりとりをしなくてよい」というのがひとつ。さらには、経理や家計簿をつけるときに、「支払データを利用できるのでラク(手作業が減る)」というメリットもあります。

そう考えると、そこは「あえて」スマホを使うのがよいだろう、との考えです。スマホはいつもそばにありますし、いつもそばに持ち歩けるものでもありますから。サイフ代わりとしても、最適な位置づけにあるといえるでしょう。

電子マネーと言えば、スマートウォッチや、最近では指輪型の決済用デバイスなんかもありますが。「時計、付け忘れてきたぁ…」とかはありがちです。スマホ以外に持ち物が増えて、バッテリー残量にも気を使わなくてはいけないとおもうと、スマホでじゅうぶんだと考えています。

メモ帳

はっきり言って、わたしにとってスマホのいちばんの役割はこれ。「メモ帳」です。なんでもかんでも、思いついたらスマホでメモします。というか、メモするようにしています。

でないと、忘れてしまうから。そして、忘れるようにもしたいからです。ヒトは忘れる生き物なので、必ずなにかしら忘れます。だれしも、多かれ少なかれ経験があることでしょう。

だから、「忘れないように、忘れないように」などと記憶に頼ろうとしていると、脳は目の前のことに集中できなくなりますから、パフォーマンスが落ちてしまうのです。

そんなことにならないように、気になることや覚えておきたいことはメモに書き出す。そのとき、いつもそばにあるスマホは、最適なメモツールだと言ってよいでしょう。

どれだけメモをしようが、紙と違って「容量」を気にする必要はなく(場所をとらない)。また、アプリを利用することで、ほかのデバイス(パソコンやタブレット)でもメモを共有できます。

もちろん、テキスト情報だけではなく、写真や動画を撮ったり、音声を録音することだって可能です。カメラもスキャナも、レコーダーも要らない。スマホひとつでじゅうぶん、事足ります。

メモ帳というよりは「身体拡張」として、スマホは「じぶんの脳の補完機能、脳のいちぶ」みたいなもの。と考えると、これを使わない手はありません。ヒトの記憶は限られていますから。

スキマ時間の活用

いわゆる「スキマ時間」を活用するのに、スマホは便利です。たとえば、電車での移動中、スマホがあれば「電子書籍」を読むことができます。「本(紙の)をカバンに入れ忘れたぁ…」という場合でも。

また、スマホを携帯していれば、ランニングをしながら「音声コンテンツ」を利用することもできます。これもまた、スキマ時間の活用といえるでしょう。わたしも、よくやっています。

同じスキマ時間でも、なんとなくゲームをしてしまったり、なんとなくSNSやニュースアプリを見続けてしまったりだと、あとで後悔することもあるでしょう。ゲームやSNS、ニュースアプリ自体に問題はありませんが、「なんとなく」には問題があります。

スマホは万能であるだけに、なんでもできてしまう。なんでもできてしまうがために、なんとなくさわってしまったり、なんとなく「やらされてしまう」ことがあるので気をつけなければいけません。

この点で、「ルール」は有効です。「スキマ時間ができたら、読書をする」と決めておけば、なんとなくゲームや、なんとなくSNSを避けやすくなります。せっかくのスキマ時間を、ムダ時間にしてしまわないようにしたいものです。

デバイス連携

わたしが重宝しているスマホの役割として、デバイス連携が挙げられます。具体的には、スマートウォッチやフィットネストラッカー、体組成計など。それらのデバイスから取得した情報を、確認したり、蓄積したりするのに、スマホ(アプリ)が役立ちます。

というか、スマホがないと、そういったことができなかったりもするわけですが。わたしは、身体情報を「見える化(数値化)」することに興味があるので、スマホの役割として、頻繁に使っているところでもあります。

見える化するだけではなく、データを蓄積できるのも便利ですね。体組成計も、はかりさえすれば、各種数値(体重、体脂肪、BMI、皮下脂肪、内臓脂肪、水分率、筋肉量などなど)をすべて記録に残してくれます。グラフで推移を確認できるのも、わかりやすくて便利です。

また、デバイス連携とはちょっと違いますが、最近では「マイナンバーカードの読み取り」にもスマホを利用できるようになりました(スマホにもよりますが)。カードリーダーがなくても、スマホだけでマイナンバーカードを扱えるのも便利なものです。

このあたりの「便利」を享受するにあたっては、万能なスマホを存分に使うのが良し、と考えています。

急ぎのPC代わり

たとえば、メールやチャット、SNS、ブラウザでの調べものなど。わたしは、これらをできるだけスマホではやらないようにしています。できるだけ、パソコンでやるようにしています。

なぜなら、パソコンのほうが効率的だからです。パソコンの場合には、キーボードがありますし、ディスプレイも大きく、いずれの作業もスマホよりはかどります。

もしかすると、スマホのフリック入力のほうが速いんだ! という方はいるかもですが。わたしは、キーボードでタッチタイピングのほうがはるかに速いので…

いずれにせよ、同じことをやるのであれば、効率的な方法でやるほうがよいでしょう。時間も短くて済みますし、疲労も小さくて済みます。にもかかわらず、「スマホでもできるから」と、スマホで済ませるのにはムダがある、というのがわたしの考えです。

また、スマホの怖さは、いちどさわってしまったがために、ついつい違うことにも手を出してしまうところにあります。前述したような、なんとなくゲームや、なんとなくSNS、ニュースアプリなどです。これらを避けるためにも、不用意にスマホにはさわらない。

それでも、長いあいだパソコンをさわれない・さわりにくい環境にあるときには、ひとまず、スマホでメールやチャット、SNSの「チェック」をする。ひとまず、ブラウザで調べものをする、ということはあります。

そのうえで、あとでかまわないことについては後回しです。これは、メールやチャットを急いで返信をしない、急いで調べ物をしない、ということもであります。数時間返信が遅れることで、大問題になることなどほとんどないはずですし。いますぐ調べないと大問題になることも、やはりそれほどはないでしょう。

ちなみに、調べものについては、調べたいことを思いついたら、スマホでメモをとるようにはしています。調べようとおもったことを忘れてしまうので…

まとめ

その万能さゆえに、かたときも離したくはないのがスマホ。その結果、ついついスマホをさわりすぎて、時間を浪費してしまう… との自覚があるのなら。

万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる、というのはいかがでしょうか。「ルール」があれば、それを守ろうとする「意識」がはたらき、状況を変える「きっかけ」になるものです。

万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる
  • サイフ
  • メモ帳
  • スキマ時間の活用
  • デバイス連携
  • 急ぎのPC代わり
万能なスマホの役割をあえて5つに制限してみる

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