ブログを書きたい、でも文章がうまく書けない… そんな悩みに効くポイントについて、わたし自身の実体験をもとにお話ししていきます。
その悩みは、実体験として理解している。
ブログを書きたい。書きたいことだってある。でも、文章がうまく書けない… という悩みをお聞きすることがあります。
わたし自身は、2016年4月からブログを書き始めて、きょうで 2,463日めです。いろいろと四苦八苦しながらも書き続けてきました。
なので、「文章がうまく書けない」という悩みは、実体験として理解しているつもりです。ではどうしたら、悩みながらも(悩まずに、はムリ)文章を書けるようになれるのか?
わたしが考えるポイントは、ズバリこちらです↓
- ひとまずPREP
- そうは言っても根拠が抜ける
- 小見出しを入れる
- 「てにをは」は最低限
- 完璧を捨ててあきらめる
それではこのあと、順番に確認していきましょう。以降の内容が、次のブログ記事を投稿するときのチカラになるようであれば幸いです。
ブログ書きたい…でも文章がうまく書けない悩みに効くポイント
ひとまずPREP
書きたいことがあるのに、うまく文章が書けないことの原因として「型が無いから」が挙げられます。言い換えると、「何から書き始めればよいかがわからない…」という状況です。
こんなときには、いわゆる「PREP法」で書いてみるのがよいでしょう。文章の書き方に関する書籍やブログ記事には、必ずといっていいほどおすすめされている PREP法ではありますが。
良いものには理由があるわけなので、わたしもまたおすすめをするところです。いちおう、カンタンに説明をしておくと。PREP法とは、次の順序で文章を並べる方法をいいます↓
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
始めに結論を伝えて、その理由と具体例にふれつつ、さいごにまた結論を伝える、という流れになります。
結論をさいごまで引っ張られると、ヒトはイライラしますし、ブログだと離脱される原因にもなるでしょう。ゆえに、「まず結論」は有効です。ただし、始めの結論は「チラ見せ」にして、ほんとうの結論はさいごに持ってくる、というのがテクニックではあります。
なんにせよ、PREP法のような型があると「書き始め」がラクになるものです。いずれはじぶんの型で書けばよいのでしょうが、まずは皆がすすめる PREP法をわたしもおすすめします。
そうは言っても根拠が抜ける
さて、PREP法のなかには「理由」がありました。この点で、じぶんの主張(=結論)に対する「根拠」が、PREP法でいう「理由」にあたります。
その「根拠」が抜けてしまいがちなものなので、よくよく注意するようにしましょう。立派な主張はあるけれど、その根拠が無い(あるいは不十分)という文章は枚挙にいとまがありません。
ちなみに、じぶんのことを棚にあげて言っております。わたしもまた、気をつけないと主張ばかりをしていることはあるわけで… みなさんもお気をつけて、というハナシです。
だからこその PREP法でもありますね。PREP法の「順序」がアタマに入っていれば、根拠が抜け落ちるのを防ぐことが可能です。加えてもうひとつ、おすすめがあります。
それは、じぶんが書く文章に「ツッコミを入れること」です。まぁまぁ、これもまた文章術としては王道の方法ではありますが。わたし自身、有効だと感じている方法の1つです。
要は、文章を書きながら(あるいは書きおえたあと)、読み手として「疑問・質問」をぶつけてみます。「例外だってあるんじゃないの?」とか、「〇〇のケースだとどうなるの?」みたいな。
そのツッコミに答えるように文章をなおしていくと、PREP法でいうところの「理由」や「具体例」の充実に役立ちます。
小見出しを入れる
あるていどの長文(目安として 500字以上)を書くのであれば、途中に「小見出し」を入れるのがよいでしょう。これは、じぶんのためでもあり、読み手のためでもあります。
まずは、じぶんのため。なんの小見出しもなく長文を書いていると、いわゆる「とりとめのない文章」になりがちです。
なので、話の内容ごとに区切りを入れて「まとまり」をつくる。その「まとまり」ごとの内容をあらわす小見出しをつけることで、いまじぶんが何を書いているのかがわかりやすくなります。
そういう意味では、文章を書き始める前に、先に小見出しを挙げておいて、そのうえで小見出しに沿って文章を書いていくのがおすすめです。わたしもそうしています。
では、読み手にとっての小見出しとは? 言うまでもありませんが、長文が続くと読みづらくなるものです。おわりなき道を歩かされているような気持ちに、わたしはなります。
ですから、よほど見事な「読ませる文章」が書けない限りは、小見出しを入れておくのが「親切」というものだろう、と考えていますがいかがでしょうか。
「てにをは」は最低限
いわゆる「てにをは」というハナシがあります。「てにをは」によっては、文章の意味が変わってしまうこともあるので気をつけましょう、という話です。
それっぽい言葉で言えば、「助詞の使いかた」ということになります。文章術の書籍などには、必ず解説されているところです。が、あまり気にしすぎるものでもないでしょう。
わたしはいっとき、だいぶ気にしていたことがありますが、気にしたからといって、正確にはどうなのか判然としないものはあるし、読み手はそこまで気にしていなかったりもします(じぶんが読み手のときに、気にしてます?)。
なので、よほどおかしな「てにをは」は論外としても、ふつうに文章を書いている分には、それほどおかしくなることはないだろう。と考えてもいいようにおもっています。
しいて言えば、一文を短くすることでしょうか。わたしは、一文をできるだけ短くするように心がけています。そのほうが、読み手が文意を理解しやすいからです。加えて、書き手が「てにをは」を誤る可能性が減るように感じています。
完璧を捨ててあきらめる
さいごに、「心持ち」のお話をひとつ。「文章をうまく書こう」という意欲はよいですが、あまり真面目に思い詰めると、いつまでたっても、書いた文章を公開できなくなってしまいます。
もっとうまく書けるんじゃないだろうか? という疑問は、そのとおりだからです。もっと時間をかけて、もっと学んでから書けば、もっとうまく書ける可能性は高まるでしょう。
でも、キリがないんですよね。だから、じぶんでケリをつけなければいけません。わたしは、「毎日更新」というルールによって、ケリをつけています。つまり、「今日中に」という期限を設けたわけです。
これなら、もっとうまく書けるかもとおもっても、あきらめて投稿せざるをえません。
あきらめるだなんてイイ加減な… と、呆れられるでしょうか。たしかに、中途半端が残ることはありますが。それでも、未公開の文章を溜め込むよりはいいだろう、という判断です。
誰かに伝えるために書くのであれば、書いた文章は世に放たねばなりません。と、エラそうなことを言っていますが、あとから気になったら修正できしまうのがブログの良さだったりもします。
だから、完璧を捨ててあきらめる気持ちを持ちましょう! というススメです。わたしが大好きな村上春樹さんの小説のなかに、こんな一節もありますし↓
完璧な文章などといったものは存在しない。 完璧な絶望が存在しないようにね。
『風の歌を聴け 』/ 村上春樹さん著より
まとめ
ブログを書きたい。書きたいことだってある。でも、文章がうまく書けない… という悩みに効くポイントついて、わたし自身の実体験をもとにお話ししてきました。
本記事の内容が、次のブログ記事を投稿するときのチカラになるようであれば幸いです。
- ひとまずPREP
- そうは言っても根拠が抜ける
- 小見出しを入れる
- 「てにをは」は最低限
- 完璧を捨ててあきらめる