マウスを持つと指や手首が痛い・・・マウス腱鞘炎。
ツラいですよね。わたしは酷いときには湿布と包帯です。
いちばんの治療法はパソコンを使わないこと。ですが、仕事であればそういうわけにもいきません。
それならば。マウスを使わない「ショートカットキー」でパソコン操作です!
腱鞘炎予防マウスからの~、ショートカット!
マウスを動かす右手首の痛みに耐えかねて、はじめに「腱鞘炎予防マウス」を買いました。こんなのです。
たしかに普通のマウスよりも手首はラクだけど。手首を使っている以上、治るわけでもありません。おまけにポインタの精度がイマイチのようで、細かい動きになると・・・やっぱり痛ぇ。
そこでおもむろにたどり着いたのがショートカットキー。もしかして、マウス操作よりも手首の負担が少なくて済むのでは?
正解っ!全然ラク。
ということで、毎日のパソコン操作の中で「よく使う」ショートカットキーを厳選してみました。
ショートカットキー Windows操作編
まずはWindows全般の操作について。わたしがいつも、頻繁にしている操作のショートカットキーを5つ紹介します。
- タスクバーからアプリケーションを起動
- エクスプローラーを起動
- アプリケーション切り替え
- アクティブなウィンドウを閉じる
- デスクトップ画面を表示
タスクバーからアプリケーションを起動
Windowsキー + 数字(タスクバー番号)
よく使うアプリケーションは、ショートカットーキーで一発起動しちゃいましょう。とってもベンリ。その前に準備として、ひと仕事必要です。
タスクバーに「アプリケーションのショートカット」を「ドラッグアンドドロップ」します。それだけ。タスクバーの左から1、2,3・・・とタスクバー番号になります。
わたしはGoogle Chromeを「1」に登録しているので、Google Chromeを起動するときには「Windowsキー + 1」を押します。
ちなみに、「Windowsキー + T」のあと、「←」「→」で選択することもできます。
Windowsのロゴマークが記載されたキー。「田」みたいな絵柄のキーです。
エクスプローラーを起動
Windowsキー + E
なにかファイルを開くときには、よくエクスプローラーを開きますよね。もう、マウス操作はやめましょう。
アプリケーションを切り替え
Altキー + Tabキー
わたしは普段、マルチディスプレイでいくつもアプリケーションを開いています。そんな方には必須のショートカットキーです。
「Altキー + Tabキー」を押すと、アプリケーションを選ぶ画面が表示されます。「Altキー」を押したまま、「Tabキー」を押したり離すことでアプリケーションが切り替わります。
また、たとえばExcelのウィンドウを2つ開いているような場合には、「Ctrlキー + F6」でダイレクトに切り替えができます。同一アプリケーションの切り替えに便利なショートカットキーです。
アクティブなウィンドウを閉じる
Altキー + F4
操作中のウィンドウ(アクティブなウィンドウ)を閉じるショートカットキーです。「ウィンドウ」を閉じるというのは、1日のうちでもけっこうな回数やっているもの。ですよね?
デスクトップ画面を表示
Windowsキー + D
デスクトップ画面を見たいのに、めっちゃアプリケーション開いてます。みたいなとき、ありませんか?律儀にひとつひとつのウィンドウを最小化しているようではいけません。
ショートカットキーならば一瞬です。人前でやると「スマート」に見えちゃう、おすすめショートカットキーです。
ショートカットキー ブラウザ操作編
Google Chromeをメインブラウザに使っている、わたしのおすすめショートカットです。Internet Expolrerでも、基本的に同じです。
- 新しいタブを開く
- タブを切り替える
- 現在のタブを閉じる
- ページを戻す、進める
- アドレスバーに移動
新しいタブを開く
Ctrlキー + T
現在のタブを開いたまま、新たに調べ物でタブを開くようなときに重宝します。
タブを切り替える
Ctrlキー + Tabキー(右方向に)、Ctrlキー + Shift + Tabキー(左方向に)
わたしは、いつも確認する10のWEBページがブラウザ起動時に自動で開くように設定しています。それらは一つのウィンドウ内で10のタブに分かれて開きます。
そのようなタブの間の移動、切り替えに使うショートカットーキーです。「Ctrlキー + 数字(タブ番号)」でも切り替えできます。タブ番号は、左から1、2,3・・・と数えます。
さらに、Google Chromeの場合には、「Ctrlキー + PageUp」もしくは「Ctrlキー + PageDown」でもOKです。
現在のタブを閉じる
Ctrlキー + F4
現在のタブはもういいや、というときにはこのショートカットですぐに閉じることができます。
ページを戻す、進める
Altキー + ←(戻す)、Altキー + →(進める)
ネットサーフィンをしていると、「ひとつ前のページに戻す」というのは頻繁な操作です。覚えておきましょう。
アドレスバーに移動
Ctrlキー + L
いま開いてるブラウザの閲覧を終えて、次の検索をしたい時には意外と使えるショートカットキーです。
カーソルはアドレスバーに移動しますので、すぐに検索ワードを入力できます。
《おまけ》更新
F5
SNSなどのページは随時情報が更新されていきますから、そのときはF5をひと押しです。マウスを動かすよりも断然速い!
まとめ ショートカットキーはほんとうに仕事を速くする
ショートカットキーがあることはもちろん知っていましたが、いままでほとんど使っていませんでした。
「結局、マウスの方が速いだろ~」と思っていたからです。でも、明らかに妄想でした。勘違い。
覚えるまで慣れは必要ですが、頻繁な操作のショートカットキーであればすぐに体に染みつきます。
1回1回の速さという点では、マウスとショートカットキーとの差は数秒程度でしょう。
ですが、その操作頻度が高いほど、積み上がった時間の差は大きくなります。
腱鞘炎をきっかけに、わたしはショートカットキーの時短効果に気が付きました。こういうの、ケガの功名と言うのでしょうか。
腱鞘炎対策を進める意味でも、頻繁に行う操作についてはどんどんショートカットーキーを調べて身につけていくとよいですね。
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きょうの執筆後記
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腱鞘炎は独立開業してからのことです。なんでしょうね。もしかして働きすぎ?冗談です、はい。
いろいろな積み重ねの結果かと思いますが、パソコンが使えないほど重症化したらタイヘンです。
手首を使う時間を短くするためにも、ショートカットにこだわってみようとしています。