48歳にして、人生初のゲーミングチェアを買いました。というわけで、いわゆるフツーのオフィスチェアと比べた、ゲーミングチェアのメリット・デメリットについて、いま感じていることをまとめてみます。
思いっきり中国製ですけど、何か?
ことし(2023年)で、48歳になったわたしです。という、どうでもいい個人情報はさておき、48歳にして初めて、ゲーミングチェアなるものを買いました。そう、人生初のゲーミングチェア。
以前から、なんとなく気にはなっていたものの、イスはそうそう買い替えるものでもなく。独立したときに買った、いわゆるフツーのオフィスチェアを、7年ほど使い続けていましたが。
それも、いよいよ寿命なのか?という症状が出始めたのをいいことに、「そうだ!ゲーミングチェアを買おう」と思い至ったしだいです。で、今回わたしが購入したのがこちら、Dowinx製の「LS-6657B」になります↓
思いっきり中国製です。別に、中国製だから何だということもないわけですが、日本製のゲーミングチェアに比べると、かなりお安いところに1つの特徴があります。2分の1〜3分の1くらいの値段で買えるくらい。
しかも、期間限定セールやポイントバックにも乗っかって、実質14,000円ほど。これは、お買い得!
って、おいおい大丈夫か。安物買いの銭失い…ということになるんじゃねーの?と不安にもなりますよね。でもまぁ、初めてのゲーミングチェアでもありますし、「まずはお試し」との意味もありました。
結果、いま感じている、ゲーミングチェアのメリット・デメリットについて、お話をしてみようかとおもいます。わたしと同じように、人生初のゲーミングチェアを検討している方のご参考になれば幸いです。
ゲーミングチェアのメリット
良い姿勢をキープしやすい
ゲーミングチェアには、「バケットシート」と呼ばれるデザインが採用されています。そもそも、レーシングカー向けのものであり、カラダのホールド力が高いのが特徴です。結果、良い姿勢をキープしやすくなります。
また、脊椎を支える「ヘッドレスト」と、腰回りを支える「ランバーサポート」によって、背骨のS字ラインをたもち、カラダの負担や疲労を軽減できるのも、ゲーミングチェアのメリットです↓
パソコン仕事をしていると特に、姿勢が悪くなりがち(猫背になる、とか)なので、「良い姿勢をキープしやすい」のはとても大事なことだと考えています。実際、ゲーミングチェアを利用してみて、実感もできているところです。
その引き換えとして、特徴的なデザインなのがゲーミングチェアであり、「それが好きじゃない」となると、デメリットにもなりうるところです。この点、厨二病資質を持ち合わせているわたしは、「むしろ好き」だったりします。
いろいろカスタマイズできる
ゲーミングチェアは、じぶんの好みにあわせて、いろいろとカスタマイズができるのもメリットです。前述した、ヘッドレストやランバーサポートは、位置を調整することができます。
また、アームレストも、いろいろと調整可能です。もっとも、アームレストがどれくらい調整できるかは、製品によるので、製品選びをするときにはようく確認をしたほうがよいでしょう。
ちなみに、わたしが購入した「Dowinx製/LS-6657B」は、上下・左右・首振りもできる「4D可動」に特徴があります。いやいや、アームレストがそんなに動く必要ある?と、おもわれるかもしれませんが。
パソコン仕事の効率を上げるには、「アームレストが9割!(←言い過ぎ)」が私見です。アームレストが最適であれば、タイピングは安定し、疲労も少なくなる。いっぽうで、アームレストが不適だと、タイピングは不安定になり、疲労は多くなる…
アームレストに関しては、ゲーミングチェアだけでなく、オフィスチェアでも調整可能な製品はあります。いずれにせよ、イス選びの基準の1つとして「アームレスト」を加えておくとよいでしょう。
イスでお昼寝にも対応できる
ゲーミングチェアの多くは、深めのリクライニング機能がついています。もっとも深いものであれば、フルフラットになるまで、背もたれを倒すことが可能です。わたしが購入した「Dowinx製/LS-6657B」は、140°までになります↓
一般的なオフィスチェアに比べれば、かなり深く、背もたれを倒せるわけです。オマケに、座面の下から「オットマン(足置き)」を引き出すことができます。これにより、「お昼寝スタイル」をとれるのがメリットです。
日中の疲労で、生産性を取り戻すのに「適度なお昼寝」は欠かせません。そんなときに、すぐにイスの上で昼寝ができるなんて、効率的じゃあーりませんか?というハナシです。
まぁ、気持ち良すぎて、お昼寝ばかりになるようでしたらデメリットなのですが。
ゲーミングチェアのデメリット
価格がピンキリで悩ましい
オフィスチェアの安価なもの(数千円〜1万円台)に比べると、ゲーミングチェアは高いという点がデメリットになります。また、ゲーミングチェアの価格もピンキリです。高いものは、とても高い。
ところが、前述したとおり、わたしが購入したゲーミングチェアは「実質1万円台前半」ですから、けして高すぎるわけでもないでしょう。というように、ゲーミングチェアは「価格がピンキリで悩ましい」のはデメリットだといえます。
いろいろありすぎて、どれにすればよいかで迷ってしまう。結果、どれも買うことができない。ありうるハナシです。ゲーミングチェアの耐久性は価格に比例する、なんてハナシもありますから、なお悩んでしまいます。
あとは、じぶんがどう考えるかですし、予算との兼ね合いですが、わたし自身はいまのところ不満はありません。
比較的、通気性が悪そう
ゲーミングチェアの素材は、おもに「レザー調」と「ファブリック(布地)調」があります。レザー調は、ご想像のとおりで通気性の悪さがデメリットです。ファブリック調は、レザー調に比べて、通気性がよいと言われています。
そんなこともあって、わたしはファブリック調の製品を選びました(色のバリエーションも多い、という理由もありましたが)。ただし、そうは言っても、メッシュ素材を採用するオフィスチェアに比べれば、通気性は悪いでしょう。
なので、暑がりさんや汗っかきさんには、通気性の悪さがデメリットになるかもしれません。わたしもまた、かなりの暑がりさんではあるのですが、仕事部屋では「エアコン冷え冷え星人」なので問題なしです。
組み立てに時間がかかる
基本的には、ゲーミングチェアは「組み立て」が必要です。オフィスチェアもそうかもしれませんが、ゲーミングチェアは、パーツやギミックも多く、オフィスチェアに比べても、組み立てに時間を要するのはデメリットです。
わたしが購入した「Dowinx製/LS-6657B」も、どデカいダンボール箱がドドーンと届いて、開けてみるとバラバラになったパーツと、大量のネジ類などが同梱されていました。組み立てが苦手な人には、苦行でしかないでしょう。
まぁ、わたしは、組み立てを苦にしないタイプなので、あとは時間を確保できるかどうかだけです。なお、本製品の組み立てに要した時間は、ダンボールなどの後片付けも含めて、ちょうど1時間くらい。けっこう、かかりますね。
まとめ
48歳にして、人生初のゲーミングチェアを買いました。というわけで、いわゆるフツーのオフィスチェアと比べた、ゲーミングチェアのメリット・デメリットについて、いま感じていることをまとめてみました。
当然ながら、メリット・デメリットの両面ありますが、わたしにとってはメリットのほうが圧倒的に多いと感じています。デスクでのパソコン仕事が多い人であれば、いちどは検討してみるのがよいのではないでしょうか。
というわけで、本記事が、わたしと同じように、人生初のゲーミングチェアを検討している方のご参考になれば幸いです。