健康になれるのも、ひとり仕事の良さでした

健康になれるのも、ひとり仕事の良さでした

ひとり仕事をはじめて、8年以上になりました。実際にはじめてみてわかった、ひとり仕事の良さのひとつが「健康になれる」ということ。この点、深堀りをしてみます。

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意外とよかった、ひとり仕事

会社勤めをやめて、2016年4月から「ひとり仕事」をはじめて、8年以上になりました。実際にはじめてみてわかった、ひとり仕事の良さはいろいろとありますが。

なかでも意外と良かったのは、「健康になれる」というところです。いうまでもなく、健康は大事であり、だとすれば、ひとり仕事もいいよねー、とおもっています。

とはいえ、なぜ、ひとり仕事だと健康になれるのか?僕が考えている、おもな理由は3つです↓

ひとり仕事だと健康になれる理由
  • 環境を選べる
  • 時間を操れる
  • 食事が摂れる

これらについて、もう少しくわしくお話をしてみます。

ひとり仕事だと健康になれる理由

環境を選べる

そもそも、「ひとり」というのも環境のひとつです。文字どおり、ひとりになれる。いっぽうで、会社勤めとなると、そうもいきません。上司や同僚、部下といった関わりがあります。

そのような関わりが好きだ、あるいは得意だ、という人はよいでしょう。でも、僕は得意ではありません。そのことに、本当に気づいたのは、ひとり仕事をはじめてからですが。

なんにせよ、ひとりになることで、特定のストレスからは解放されて、僕のカラダは調子がよくなりました。会社勤めをしていたころは、しょっちゅう調子の悪いところがあったのですけど。

また、ひとり仕事の場合、仕事をする場所も選べます。場所も環境のひとつであり、じぶんにとって心地よい場所で仕事ができれば、やっぱり健康に対してはよい影響があります。

で、僕にとっては「自宅仕事」が一番です。仕事で移動をするとなると「疲労」を避けられず、できるだけ、自宅で仕事をしたいと考えています。まぁ、もともとが引きこもり体質なのでしょう。

お客さまとは、Zoomなどオンラインを主体にできれば、自宅仕事を増やすことができます。リアルを好まれるお客さまからは嫌われるのでしょうが、そこはしかたありません。

それでも、じぶんの健康あってのひとり仕事ですし、すべての人から好まれようとは考えないことが、ひとりを活かすコツだとも考えています。

また、好きな道具を使うのも自由です。道具も環境のひとつであり、好きな道具を使うことで、やはりストレスを減らすことができます。むしろ、テンションを上げることだって可能です。

具体的には、パソコンはMac、モニターはウルトラワイドモニター、キーボードは無刻印のHHKB、机はスタンディングデスク…などなど。会社勤めとなると、基本は会社指定の支給品です。

うー…使いにくい…となれば、ストレスも溜まるし、効率が落ちるようなら、仕事時間が増えて疲労を溜めることにもなるでしょう。結果として、健康をそこなうことにもなりかねません。

時間を操れる

ひとり仕事なので、時間の使い方もじぶんしだいです。始業・終業という概念もないので、好きな時間に仕事をはじめて、好きな時間におえることができます。

仕事のあいまに、プライベートの時間を挟み込むのも自由です。なので、ちょいちょい散歩に出かけたりしていますし、昼寝をしたり、筋トレをしてみたり、サウナに行ってみたり。

などというと、イイ加減に聞こえるかもしれませんが。休憩を挟み込むのは、健康にとって重要なことだったりします。まとめて休むよりも、こまめに休むほうが、疲労が溜まりにくいことが研究でもわかっているのです。

とはいえ、会社勤めをしていると、そうそう勝手なことはできないものでしょう。周囲の目もありますし。昼寝をしようものなら、サボっているかのように見られることだってあるわけで。

そうやって、いつしか疲労が積み重なって、カラダが悲鳴をあげる…というのではイヤでしょう。もちろん、タフに仕事ができる人だっていますが、少なくとも僕はそうではありません。

だから、ひとり仕事をはじめて、時間を操れる、つまり、時間を自由にできるようになったのは、本当に大きなメリットだと感じています。事実、心身ともに調子がよいですし。

食事が摂れる

ここでいう、食事が摂れるとは、まともな食事を、規則正しく摂れることをあらわしています。会社勤めをしていたときも、食事自体はとっていましたが、問題のあるものでした。

早朝出勤、深夜残業、休日出勤も多く、朝・昼・晩の3食がコンビニということも。いまほど健康志向でもなかったので、コンビニで菓子パンを買ったり、揚げ物主体の弁当を買ったり。

幸か不幸か、会社で店屋物を手配していただけたりもしたのですが、夜遅くにカツ丼とかどうなの…?みたいなことだったりもします。そのうえ、仕事がおわれば、おつきあいもふまえて飲みに行くとか。これはまさに、致命的でしょう。

カラダによいか、悪いかでいったら、まちがいなく悪い。でも、会社員をしているのであれば、しかたがないという一面があるのはたしかです。

だから、ひとり仕事をはじめてみて、まともな食事を摂れるようになって、本当によかったと感じています。

いまは、基本が16時間断食なので、朝食は食べないことが多く、昼食と夕食はほぼ家です。食生活が大きく変わったことも、いまの健康につながっていると考えて間違いないでしょう。

とはいえ、話はカンタンではない

ここまで、ひとり仕事にはメリットばかりで、もしかすると「ひとり仕事で、みんな健康になれますよー」みたいに聞こえたかもしれません。ですが、話はそれほどカンタンではありません。

なぜなら、ひとり仕事では「先の見えない不安」を抱えることになるからです。そんなの会社員だっていっしょだろう?といわれればそうなのですが。

ただ、同じ不安ではあっても、不安の質が、ひとり仕事と会社員とではまるで異なります。これは、優劣の話をしているのではありません。あくまで「違い」の話です。

会社員の場合には、少なくとも、仕事の指示をしてもらえます。細かい指示まではなくても、方向性については示してくれるはずです。ところが、ひとり仕事にはそれがありません。

すべて、じぶんで決めなくてはいけない。決めたものが正しいかどうかはわからず、結果の責任はすべてじぶんが負うことになります。結果が出なくても、最低限のお給料をいただける会社員とは違うのです。

なので、すべてをじぶんで決められることはメリットであるいっぽう、大きな不安にもなりえます。この不安を、単なる不安としてしか受け止められないようだと、かえって健康を害することにもなるでしょう。

代わりに、不安は「可能性の大きさ」でもあるとして、受け止められるかどうか。このあたりは、向き不向き(資質)もあるのではないか、とおもっています。

ひとり仕事をはじめてわかったのですが、僕はわりと向いていそうでした。不安はさておき、可能性の大きさのほうを楽しみに感じられているからです。

ただ、そう感じられるためには、前述したように、環境を選ぶとか、時間を操るとか、食事を摂るといったことが大事でもあります。逆に、それらができないようだと、先の見えない不安を感じやすくなってしまうはずです。

つまり、ひとり仕事で健康になるには、資質プラス、環境・時間・食事のマネジメントができるかどうかだ、というのが僕がいま考えていることになります。

というわけで、ひとり仕事をはじめる・続けるにあたっては、そのあたりのマネジメントについても勉強する、実践するのがおすすめです。

健康になれるのも、ひとり仕事の良さでした

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