ブログが・・・書けねぇ・・・
わかる、わかるよ、その気持ち。すごくわかる。わたしだって、ブログが書けなくて悩んだ日は1日や2日ではありません。
でも、まだ。まだあきらめるワケにはいかないんだ!と言うあなたと一緒に。ブログが書けない理由について考えてみましょうか。
「ネタが無い」のが理由ではない
ブログが書けない、というハナシはよく聞きます。あるいは目にします。そこにある理由の第1位は・・・
ネタが無い。
記事にするための「材料」が無いというもの。いわゆる「ネタ探し」に苦労をしている、というものです。
とくに、ブログを続ければ続けるほど、ネタを記事にすればするほど。その悩みは深刻化する、ような気がします。
そう、「気がする」だけだったりします。実は、「気がしている」だけであって。「ネタが無い」だなんて勘違いではないか、そういうことです。
だってそうでしょ? 毎日生活をしている中で、テレビを見たり、ネットを見たり、人と話したり、SNSで交流したり。
むしろ、多すぎて捨てたくなるくらいの「ネタの素」は得ているはずなのですから。
ネタが無くてブログが書けない、というのは。一見、事実のようでいて事実ではない。違いますか?
ブログが書けない本当の理由
「ネタの素」はあるはずだ、と言いました。にもかかわらず、ネタとして挙がってこないのはなぜか。次の3つです。
- おもしろくない、と切り捨てる
- みんな知ってる、と思い込む
- どこかで聞いたっぽい、と感じる
おもしろくない、と切り捨てる
記事を書くときに。内容が「おもしろいか、おもしろくないか」で言えば、おもしろいほうがイイに決まっています。
でも。
「ためになるか、ならないか」という軸を加えたらどうなるか。「ためになって、おもしろい」のがベストです。では、セカンドベストは?
「おもしろくはないけど、ためになる」です。つまり、「おもしろい」と「ためになる」のうち、優先すべきは「ためになる」の方だということ。
だって、知りたいことがあってネットでググっているのはなぜかを考えれば。それは、なにかしらの答えを得るためです。「ためになる」を探しているからです。であるならば、
「おもしろいけど、ためにならない」ことは二の次三の次です。
もちろん、結果的にそうなってしまうことはあるかもしれません。書いちゃいけないわけでもありません。わたし自身も「あぁ書いちゃった」ということはあります。
ただ少なくとも、ハナから「おもしろい」を中心に考えないほうが良いということです。
それでも、わたしたちは「おもしろい」に囚われます。「おもしろい」はウケるからです。SNSなどでも反応がでやすいもの。だから、「おもしろい」を探してしまう。
そこをこらえて、なんのためにブログを書いているかに立ち戻ることです。きっと、誰かのためになりたくて。あなたは日々、たくさんの文字を連ねているのでしょうから。
そう考えると、せっかくの「ネタの素」を、「おもしろくない」だけで切り捨てていることに気が付きます。「ためになる」かどうかで見極めましょう。
みんな知ってる、と思い込む
「ためになる」かどうかの軸で「ネタの素」を探るときに、間違いがちなことがひとつあります。
それは、「こんなこと、みんな知っているだろう」という思い込みです。「ためになる」ことかもしれないが、そんなカンタンなことは言うまでもない、書くまでもない。そう考えてしまうこと。
しかしながら、よくよくネットの世界をググっていると。難しいことはたくさん書いてあるけど、カンタンなことが書いてないんだよね。と気が付きます。
そこんとこ、もうちょっとカンタンに言ってよ。そんなこともありませんか? そこんとこを書ければ、カンタンなことでも記事にできれば。十分、誰かのためになるわけです。
みんなが知らないことを書ければ一番ですが、そんな貴重な「ネタの素」ばかりを手に入れることはできません。
貴重なネタ探しに苦労をするよりも。それよりも、「みんなが知っている」と感じることのほうに、意外と活路はあるものです。カンタンなことほど、誰も書いていなかったりしますから。
どこかで聞いたっぽい、と感じる
このネタで書こうかと思ったけど。どっかで聞いたような・・・ということもよくあります。だからと言って、記事をあきらめるには早すぎます。切り口を変えることができれば、十分記事になります。
切り口を変えるひとつの方法は。まず、自分自身の「体験」を加えることです。
他人と同じテーマの記事であったとしても。実際に経験したこと、感じたことという「体験」の内容は同じではないはずです。あなたの「体験」は紛れもないオリジナルです。
そして、もうひとつ。内容のレベル感の問題として。
税理士が書いているブログを例に挙げると。法律条文をふんだんに盛り込んだ記事の書き手もいれば。誤解を恐れず条文を噛み砕き、わかりやすさを追求する勇敢な書き手もいます。
どちらが良い悪いのハナシではなく。同じネタでも、どのレベル感で話をするのか、記事にするのかは書き手に依存します。
誰かが書いた記事を、自分の伝えたい相手に向けて書き直す。これも立派なオリジナルです。
まとめ
ブログが書けない本当の理由について考えてきました。
「ネタが無い」のは理由ではないとは書きましたが、「ネタを仕入れる」ことは必要です。いつも似たようなネタ、鮮度の悪いネタではね・・・
そうだとしても、ブログが書けないことはないはずだ!ネタの素なんてあるはずだ、ということでのお話でした。ある意味、強い強い自戒を込めて書いてみました。
書けない、というそのときこそ。壁が高いそのときこそ。次の高みへと登るチャンスです。あなたもわたしも、きっとまた書ける。そう信じています!
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きょうの執筆後記
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